説明

愛知製鋼株式会社により出願された特許

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【課題】鋼中に水素が侵入しても水素脆化が起こりにくく、高引張強度域で優れた腐食疲労強度を確保でき、かつ具体的な最適成分範囲を明確にした高強度ばね用鋼及びそれを用いた高強度ばね部品を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.50〜0.65%、Si:0.50〜0.90%、Mn:0.40〜1.20%、Cu:0.20〜0.40%、Ni:0.20〜0.50%、Cr:0.60〜1.10%、V:0.05〜0.30%を含有し、残部がFe及び不純物元素からなる。さらにB:0.0005〜0.0050%、Ti:0.010〜0.070%を含有することが好ましい。さらにばね形状に成形し、焼入れ処理後の焼戻し時においては、390℃以上の温度で処理し、拡散性水素量の低減を図ると良い。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの軽量化を安価かつ容易に図ることができ、かつ、軸方向に沿ってクランクシャフトに要求される材料特性を満たすことができるクランクシャフトの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の接合部材同士を接合することによりクランクシャフト1を製造する方法であって、該製造方法は、前記接合部材10A,10B…の接合において、前記接合部材10A,10B…として前記クランクシャフト1の軸線Lと交差する面30a,30b・・・において区分された接合部材10A,10B,…を用い、該接合部材同士の間に硼素元素を含有した該接合部材の融点よりも低い低融点接合材60を介在させて前記接合部材同士を液相拡散接合する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも濡れ性に優れるとともに、油分が混入しても濡れ性が低下しにくく均一な潤滑被膜を形成できる潤滑被膜形成剤(塑性加工用水系潤滑剤)を提供する。また、油分が混入して劣化した潤滑被膜形成剤を再利用する潤滑被膜の形成方法を提供する。
【解決手段】本発明の塑性加工用水系潤滑剤は、固体潤滑剤と、該固体潤滑剤を分散する水と、該固体潤滑剤の表面を正に帯電させる陽イオン界面活性剤と、を含む。また、本発明の潤滑被膜の形成方法は、塑性加工用素材の表面または塑性加工用工具の表面に潤滑被膜を形成する方法であって、前記潤滑被膜の形成に供されて油分が混入した前記潤滑被膜形成剤の劣化液に陽イオン界面活性剤を添加して、前記固体潤滑剤の表面を正に帯電させてなる液を該潤滑被膜形成剤として再利用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】歯先角部の曲率半径、歯幅面の表面粗さ及び余肉長さが高精度である歯形を有する冷間鍛造品である歯形付き製品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本歯形付き製品の製造方法は、粗材の粗歯形62を据込加工する据込工程と、該粗歯形62のノックアウト時に、金型3に形成されたしごき部31によって該粗歯形62の歯幅面63及び外径面64のしごき加工を行うしごき工程とを順次行うことを特徴とする。本製造方法は、歯形据込加工後のノックアウト動作時に金型3に設けたしごき部31を用いてしごき加工を行うことによって、歯先角部の曲率半径、及び歯幅面の表面粗さを据込成形よりも向上させた高精度の歯形付き製品を製造することができる。また、成形される歯形に肉溜りが生じず、高精度な歯形付き製品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】小型で、地磁気の影響を受けない高感度で変動磁場を検出できる磁気検出器を提供すること。
【解決手段】アモルファスワイヤにパルス電流または高周波電流を印加し、前記アモルファスワイヤに巻回した検出コイルに周辺の磁場強さに対応する電圧を発生する磁気インピーダンス素子であって、前記検出コイルの巻数が10乃至500であり、前記アモルファスワイヤの直径に対する前記検出コイルの直径の比が1.05乃至し10で、かつ前記検出コイルの直径に対するコイルの長さの比が10乃至200である前記磁気インピーダンス素子と差動増幅器の入力端子とを高周波フィルタで接続する磁気検出器。 (もっと読む)


【課題】歯形形状精度が優れた歯形面を加工すると同時に、基準テーパ面を位置精度良く加工することができ、筒状部の外周部分の削り代を減少させることが可能な内歯鍛造品の製造方法を提供すること。
【解決手段】筒状部11と、筒状部11の開口側内周角部において軸心から所定角度傾斜するよう設けられた基準テーパ面14とを有する素材2を準備し、筒状部11の外周面を金型3により囲んだ状態で、筒状部11の内周面にパンチ4を相対的に挿入する冷間鍛造を施す。金型3としては、筒状部11の外周面との間のクリアランスが軸方向において一定である定常部31と、クリアランスが上記筒状部11の基端側に近づくにつれて拡大するテーパ増大部32とを連ねてなるものを用いる。パンチ4としては、歯形面12を形成する歯形加工部41と、基準テーパ面14に対応する傾斜面よりなるテーパ形成面42とを同一軸心上に有するものを用いる。 (もっと読む)


【課題】出力トクルを低下させずにコギングトルクを減少させる異方性ボンド磁石を実現すること。
【解決手段】異方性磁性体粉末を樹脂で成形した中空円筒形状の4磁極モータ用異方性ボンド磁石である。異方性ボンド磁石の軸に垂直な断面における異方性磁性体粉末の配向分布は、磁極周期の主たる区間においては中空円筒形状の円筒側面の法線方向であり、磁極の向きが変化する遷移区間においては、磁極の中立点に近づくに連れて徐々に円筒側面の周回接線方向を向き、中立点においては円筒側面の周回接線方向となり、中立点から遠ざかる連れて徐々に円筒側面の法線方向を向く分布とした4磁極モータ用異方性ボンド磁石である。 (もっと読む)


【課題】材質面での制限が少なく要求に応じた材質選択が容易であり、多くの機械部品に広く適用することができ、さらに制振性向上のための非結合界面をスケールを挟み込むことなく成形することのできる機械部品用制振素材及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】熱間又は温間において素材に剪断応力を加えて、素材における一部分をその周囲の部位から離脱しないようにずらしたスライド部位を形成する剪断加工であるハーフシェア加工を行い、スライド部位を形成することによって生成した新生面に対して脱スケール処理を行い、その後、冷間においてスライド部位を元の位置に戻す嵌め戻し加工を行うことによって形成した、金属的に結合することなく接触している非結合界面を有する。 (もっと読む)


【課題】機械的強度に優れた研削材、スラグ粒の製造方法及びスラグ粒製造装置を提供する。
【解決手段】研削材は、非晶質、平均粒径5mm以下、且つ、Feを5%以下、Siを25〜35%、Alを10〜20%、Caを30〜40%、及びMgを5〜15%含有するスラグ粒からなる。本方法は、溶融スラグを風砕する風砕工程と、風砕スラグを下方に落下させつつ、水を吹き付けて、風砕スラグを冷却する冷却工程と、風砕スラグを搬送しつつ、冷却に用いられた水を風砕スラグから脱水する脱水搬送工程と、を備える。本装置100は、溶融スラグ200を風砕して風砕スラグ201を形成する風砕手段110と、風砕スラグを落下させつつ、水を吹き付けて、風砕スラグを冷却する冷却手段120と、風砕スラグを搬送しつつ、冷却に用いられた水を風砕スラグから脱水する脱水搬送手段130と、を備える。 (もっと読む)


【課題】カウンタウェイトの大きな重量化を招くことなく効果的にカウンタウェイトの慣性モーメントを増加。
【解決手段】従来のカウンタウェイトの径方向の大きさは基準非干渉領域Sa内までであるが、本カウンタウェイト2ではこの基準非干渉領域Saよりも径方向外側に存在するピストン下端部非干渉領域Sbとシリンダブロック非干渉領域Scとの重複領域内に外径拡大部8aを形成している。このことによりシリンダブロック16やピストン6の下端部6aに干渉することなく基準非干渉領域Saよりも径方向外側にウェイト部8を拡大できる。したがってカウンタウェイト2の大きな重量化を招くことなく効果的に慣性モーメントを増加させることができる。 (もっと読む)


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