説明

愛知製鋼株式会社により出願された特許

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【課題】鋳造片の中心域の成分偏析に起因して存在する巨大炭化物を短時間の加熱で拡散消滅させるため、加熱処理を2段階方式として効率的にソーキング処理を施し、炭化物が均一分散したミクロ組織を有し、優れた転動疲労特性を有する高炭素クロム軸受鋼の製造方法を提供すること。
【解決手段】高炭素クロム軸受鋼を製造する方法である。鋳造によって得られた鋳造片を加熱設備に装入し、鋳造片の中心域温度を鋳造後の固相線温度〜固相線温度より50℃低い温度域まで昇温させ、この温度域で1〜4時間保持するという予備加熱処理工程と、予備加熱工程後に、鋳造片温度を加熱設備にて1200〜1280℃まで昇温させ、この温度域で0.5〜4時間保持する本加熱処理工程とを有し、2段階温度域でソーキング処理を行う。予備加熱処理工程で、処理を施すことにより、予備加熱処理後の鋳造片中心域の固相線温度を1200℃以上まで上昇させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】モータ性能が高く、軽量で、静粛性に優れることを両立する小型DCブラシモータを提供すること。
【解決手段】電磁回転体に対向するように配置されたリング状のボンド磁石とリング状のモータヨークとモータケースとからなるDCブラシモータ装置において、リング状のボンド磁石の外周面とリング状のモータヨークの内周面は圧入状態であり、更に、モータヨークの外周面が樹脂材料からなるモータケースで接合されていることを特徴とするDCブラシモータ装置。 (もっと読む)


【課題】焼却灰を用いて得られた研削材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本研削材は焼却灰を加熱して得られた溶融スラグを造粒してなる。焼却灰は、焼却灰全体にTiを1.0質量%以上含有できる。更に、自動車産業廃棄物を焼却して得られたものが好ましい。本製造方法は、焼却灰を加熱して溶融スラグを形成する工程、溶融スラグを造粒して研削剤を得る工程をこの順に備える。溶融スラグを形成する工程は、焼却灰と水ガラスとを混合して非飛散性混合物を形成する工程、非飛散性粒状物を形成する工程、非飛散性粒状物を溶融して溶融スラグを得る工程、をこの順に備えることが好ましい。溶融工程は、アーク式取鍋精錬炉10内に非飛散性造粒物を投入して行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム材料の切削屑を再利用して資源の有効利用を図りつつ、マグネシウムの特性を有効に利用でき、しかもそれ自体は十分な強度を有するブリケット及びその製造方法を提供する。
【解決手段】切削屑からなるマグネシウム材料と切削屑からなるアルミニウム材料を混合し圧縮する。 (もっと読む)


【課題】ベルトからの繰返し負荷及びベルトとの摺動発熱による、プーリーの摺動面の疲労亀裂を抑制することにより、摺動面の耐摩耗性を向上させることができる無段変速機用プーリーを提供する。
【解決手段】金属ベルトに少なくとも一部が巻きつけられ、金属ベルトに摺動する摺動面2aを少なくとも有し、素材の鋼としてJIS G 4053に規定されているクロム鋼又はクロムモリブデン鋼から選択した材料を用いた無段変速機用プーリーであって、摺動面2aの表面硬さがHv800以上であり、無段変速機用プーリーは、少なくとも1200MPa以上の残留圧縮応力が付与された摺動面2aを含む表層21と、摺動面2aから深さ方向の20μm以上の部分に残留オーステナイトを15〜40体積%有する残留オーステナイト層22と、摺動面2aから深さ方向の30μm以上の部分に300MPa以下の残留圧縮応力が付与された内部残留圧縮応力部23と、を少なくとも備えてなる。 (もっと読む)


【課題】ベルトからの繰返し負荷及びベルトとの摺動発熱による、プーリーの摺動面の疲労亀裂を抑制することにより、摺動面の耐摩耗性を向上させることができる無段変速機用プーリーを提供する。
【解決手段】金属ベルトに少なくとも一部が巻きつけられ、前記金属ベルトに摺動する摺動面を少なくとも有し、素材の鋼としてJIS G 4053に規定されているクロム鋼又はクロムモリブデン鋼から選択した材料を用いた無段変速機用プーリーであって、前記摺動面が、最大谷深さRv2.0μm以下の表面粗さであり、前記炭素の含有する濃度が、0.65〜1.40質量%の範囲にあり、前記摺動面のビッカース硬さをH、前記窒素の含有する濃度N質量%としたときに、H≧−320×N+700の関係を満たしてなる。 (もっと読む)


【課題】水溶液状態で高いFe2+イオン濃度を有し、Fe2+イオンの酸化が抑制されるアルカリ土壌用植物用鉄供給剤を提供する。
【解決手段】本発明のアルカリ土壌用植物用鉄供給剤は、クロロゲン酸、タンニン酸及びカフェイン酸のうちの1種の有機酸成分と、硫酸鉄とが溶解されている水溶液からなる。また、有機酸成分がクロロゲン酸であり、硫酸鉄の質量(a)とクロロゲン酸の質量(b)との比(a/b)が0.2以下である場合、有機酸成分がタンニン酸であり、硫酸鉄の質量(a)とタンニン酸の質量(b)との比(a/b)が0.4以下である場合、及び有機酸成分がカフェイン酸であり、硫酸鉄の質量(a)とカフェイン酸の質量(b)との比(a/b)が0.5以下である場合は、Fe2+イオンの維持率がより高く、育成植物にアルカリ性環境下でより確実にFe成分を供給することができる。 (もっと読む)


【課題】材質面での制限が少なく要求に応じた材質選択が容易であり、多くの機械部品に広く適用することができ、さらに優れた制振特性を容易に得ることのできる機械部品用制振素材を提供すること。
【解決手段】塑性加工及び/又は機械加工により形成した溝部21を有するリング状の素材2に、素材2を径方向に引き伸ばすと共に前記溝部21内空間を縮小させる方向に圧延を行うリングローリング加工により塑性加工を加える方法によって形成した、金属的に結合することなく接触している非結合界面を有する。非結合界面は、表面から内部の所定深さまで形成されており、貫通していないことが好ましい。非結合界面の深さ方向の長さが、同一方向の厚み寸法の20%以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】別部材よりなるシャフトとシーブとを一体化させて固定し、寸法精度や耐久性に優れ、さらには生産性の向上、コストの低減を図ることができるCVT用シャフト及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】棒状のシャフト部2と、シャフト部2に外挿する円盤状のシーブ部3を塑性結合部4と圧入部5とを介して結合してなる。シーブ部3は、シャフト部を挿入する挿入穴を有し、挿入穴は、結合内面部と圧入内面部とを軸方向に連ねて、圧入内面部がシーブ面に近い側に位置するように設けてなる。結合内面部の内周面には、軸方向に歯筋を有すると共に内方に突出する複数の歯部を有している。シャフト部2は、結合外面部と圧入外面部とを軸方向に連ねて有している。結合外面部に歯部を食い込ませて結合外面部の一部を塑性流動させた上記塑性結合部4を形成すると共に、圧入内面部に圧入外面部を圧入した圧入部5を形成する。 (もっと読む)


【課題】 表面を電解研磨することにより、意匠性の低下を招くことなく、著しく耐食性を向上させることのできる表面処理ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】 圧延し、固溶化熱処理後、スケール除去がされたオ−ステナイト系ステンレス鋼の表面に表面処理が施されたステンレス鋼であって、その表面は、意匠性向上処理をすることにより、Ra1.8μm以上の粗さからなる表面起伏を有しており、かつ電解研磨処理と不動態化処理によって素地と比較して著しく高いCrを含有する不働態被膜を有しており、孔食電位測定試験後の孔食部において確認されるCu濃化領域が、1.0cm2の測定面積当たり0.1μm2以下であることを特徴とする意匠性、耐食性に優れた表面処理ステンレス鋼。 (もっと読む)


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