説明

河西工業株式会社により出願された特許

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【課題】乗員頭部がショルダーアンカーに衝突した際の衝撃吸収効果を高められるショルダーアンカー取付部構造の提供を図る。
【解決手段】乗員頭部がショルダーアンカー1に衝突すると、その衝突荷重Fはアンカーボルト5を経由して直接アンカーブラケット2に伝達され、アンカーブラケット2が塑性変形して衝突エネルギーが吸収される。この時、トリム20はリテーナ部材4の外縁部に対応した易破断部23が所定値以上の外力で速やかに破断するため、リテーナ部材4とアンカーブラケット2との間に破断片が残存しても、アンカーブラケット2の塑性変形が阻害されることはない。


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【課題】ダクトを内蔵する相互に接離可能な部品を近接した際、ダクト同士を連通させるダクトの接続部におけるシール構造であって、長期使用によっても良好なシール性能を維持する。
【解決手段】ダクトの接続部に設けるシール部材30は、ドアトリム11の開口15に固着する枠状本体31と、枠状本体31の外周縁に沿って連接され、ドア開閉時に圧縮されて弾性変形する袋状リップ32とから構成され、袋状リップ32の変形時、枠状本体31のリップ対向面と、袋状リップ32の内面32aとが密着しても擬似真空状態とはならず、シール性能が低下することがないように、枠状本体31のリップ対向面と袋状リップ32の内面32aの少なくともいずれか一方側に絞模様35を施すことで、擬似真空状態を有効に回避する。 (もっと読む)


【課題】配線を保持させる作業が簡単で材料コスト並びに工数を低減でき、しかも配線の位置ずれを防止できる成形天井の配線保持構造を提供する。
【解決手段】成形天井1に、ワイヤーハーネス2の出し入れが可能で、且つ最小隙間幅がワイヤーハーネス2の径寸法よりも短い切り込み部15と、保持用突片14の周縁よりも内側領域に形成され、且つ切り込み部15の端部に形成された配線保持孔16とが形成された保持用突片14を設けている。ワイヤーハーネス2は、配線保持孔16で成形天井1を貫通するように配されて保持されている。 (もっと読む)


【課題】ダクトを内蔵する相互に接離可能な部品を近接した際、ダクト同士を連通させるダクトの接続部におけるシール構造であって、長期使用によっても良好なシール性能を維持する。
【解決手段】ダクト14,21の接続部に設けるシール部材30は、ドアトリム11の開口15に固着する枠状本体31と、枠状本体31の外周縁に沿って連接され、ドア開閉時に弾性変形する袋状リップ32とから構成され、袋状リップ32の変形時、枠状本体31のリップ対向面31aと、袋状リップ32の内面32aとが密着しても擬似真空状態とはならず、シール性能が低下することがないように、枠状本体31のリップ対向面31aと袋状リップ32の内面32aの少なくともいずれか一方側に細長状のリブ35等の突起を設けるか、あるいは空気通路用溝部36を凹設することで、擬似真空状態を有効に回避する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、表皮の貼着作業を容易として作業工数削減し、さらに長期的に安定した表皮の固定構造を有する車両用内装部品を実現することを目的とする。
【解決手段】 表皮を貼着した車両用内装部品であって、車両パネルを覆う車両用内装部品本体と、車両用内装部品本体の凹面部分に設けられ、車両内装部品本体の表面から裏面へ貫通する貫通孔と、凹面部分に貼り付けられる表皮の剥離を防ぐために、表皮の裏面に継ぎ合された固定補助具と、固定補助具に設けられ、貫通孔に挿入される突起部と、固定補助具を車両内装部品本体に固定するために、貫通孔に挿入した突起部の先端を溶着した溶着部と、を備えることを特徴とする車両用内装部品。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、車両の衝突時において乗員の安全を図るエネルギーの吸収特性を維持しながら、高い反発力を備えて大きな衝撃に対応できるエネルギー吸収体を実現し、そのエネルギー吸収体を供えた車両用内装部品を提供する。
【解決手段】 車両用内装部品に装着され、車両用内装部品と車体パネルの間に配置されるエネルギー吸収体であって、所定形状のベース5と、ベース5の外周に沿って連設された側壁6と、を有する1つの面9が開口した箱体と、箱体の内部に設けられ、ベース5から開口の方向に伸びる柱状部材12と、を備えることを特徴とするエネルギー吸収体。および、エネルギー吸収体を備えたことを特徴とする車両用内装部品。 (もっと読む)


【課題】スライドコアを配置してアンダーカット部を有する樹脂成形品を成形する樹脂成形品の成形方法並びに成形金型において、スライドコアに設けたガス抜き構造におけるガス抜き方向を樹脂成形品の表面側とは反対方向に設定することで外観不良を回避する。
【解決手段】アンダーカット部を成形するためにコア型30に配置するスライドコア40は、傾斜ロッド41を挿通するロッド挿通孔42はガス抜きピン44と到達するまで長寸状に設定し、ガス抜きピン44のピン挿通孔45とロッド挿通孔42とを連通させ、ガス抜きピン44とピン挿通孔45との間、並びに傾斜ロッド41とロッド挿通孔42との間にそれぞれクリアランスd1,d2を設定することで、成形時にキャビティCに滞留するガスをガス抜きピン44の外周クリアランスd1及び傾斜ロッド41の外周クリアランスd2を通じて樹脂成形品1の表面側とは反対方向に導くことで、外観不良を回避する。 (もっと読む)


【課題】ビーズ材料供給フィーダの材料供給口部の閉止端に相当する部分で、高温スチームの熱伝達不足に起因する発泡不良を回避できるビーズ発泡体成形用金型の提供を図る。
【解決手段】ビーズ材料供給フィーダ3の材料供給開口部3Aの閉止端面にスチーム通気用のスリット10を形成することにより、該スリット10が溶融材料で埋め尽されるまでは、前記閉止端面の外周部から中心部分にキャビティC内の高温スチームの通気(流通)が持続され、発泡性ビーズ材料Pの発泡終期に至るまで発泡反応が持続される。 (もっと読む)


【課題】成形天井自体が損傷されたり、折り皺が成形天井の表面側に現れることを防止でき、配線を成形天井側に固定し易い成形天井の配線保持構造を提供する。
【解決手段】保持用補強板2が、矩形状の固着部21と、この固着部21の一つの隅部から一辺21Aに沿う方向に向けて突出するように一体的に形成された保持用突片22とからなり、保持用突片22がワイヤーハーネス3の直径よりも幅寸法が長い矩形状に形成されている。保持用突片22の長さは、剛性が弱くなり撓み易くなる程度の長さに設定されている。そして、この保持用補強板2は、成形天井1の端材を利用して形成されている。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、金型に設けられたゲートを均一に冷却し、成形製品の表面に生じる欠陥を無くすことができる成形金型を実現する。
【解決手段】本発明に係る成形金型は、樹脂成形のために溶融樹脂を供給する射出機40が連接される固定側金型30と、固定側金型30に型締めされて溶融樹脂が充填されるキャビティCを形成する可動側金型20と、固定側金型30に設けられ、キャビティに溶融樹脂を供給するゲート51と、可動側金型30内のゲート51に対向する位置に設けられ、ゲート51の内部に充填された溶融樹脂を冷却する冷却部23と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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