説明

株式会社コルグにより出願された特許

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【課題】モード切換のための特別なスイッチを設けることなく音色等の各種の音楽パラメータの設定が可能な電子鍵盤楽器を提供すること。
【解決手段】鍵盤部10が備える右端3個の鍵盤を同時に押鍵した状態(同時押鍵状態)であることを検出した場合に、発音の音色設定を含む各種の設定が可能な設定モードに移行させる。一方、この同時押鍵状態にあるいずれかの鍵が離鍵された場合に通常の押鍵発音を行う通常演奏モードに復帰させる。そして、設定モードにおいては、鍵盤部10の鍵盤を押鍵操作することによって、音色設定を含む所要の設定操作を行えるようにしたので、モード切換スイッチのような特別なスイッチを設けずに、鍵盤の押鍵操作のみで音色設定等を行える。 (もっと読む)


【課題】レガート演奏時にその演奏音の連続性を確保し違和感のないレガート演奏音を発音可能とする電子楽器を提供すること。
【解決手段】レガート検出部20が複数の鍵盤を備える鍵盤部10の内の或る鍵盤での押鍵操作によってレガート演奏を検出すると、アタック用の音源部30が当該或る鍵盤に対応するレガートアタック波形格納部76に格納されたレガートアタック波形を読み出し再生する。そして、レガートアタック波形格納部76には、複数の鍵盤の夫々の鍵に対して、或る鍵盤とこの或る鍵盤より1つ音程の低い音を発音させるための鍵盤の操作によるレガート演奏音から当該或る鍵盤の操作によるレガート演奏音のアタック区間に対応する部分を抽出して格納してあるので、実際のレガート演奏音を用いてレガート演奏時にその演奏音の連続性が確保されることになる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でリアリティのある打撃音を放音可能なPCM録音方式の電子ドラムを提供すること。
【解決手段】衝撃波信号(Su)を入力する、周波数特性の異なる2種類のフィルタ(HPF300、LPF302)の夫々に対して個別にその後段側に、トリガ検出部(304、306)、フィルタ固有の音源部(312、314)および割り当て指示部(308、310)とを含んで成る2系統の信号処理系を設ける。そして、各割り当て指示部(308、310)は、トリガ検出部(304、306)がトリガ信号を検出するとこれに応答して、音源部(312、314)にボイス割り当て指示を与えるので、音源部(312、314)はこれに応答してフィルタ固有の発音動作を行う。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で発音の違和感を極力生じさせない楽音発生装置を提供すること。
【解決手段】判定部305が、信号処理部300が検出したピーク値が予め設定した3種類の強度範囲のうちのいずれに属するかを判定し、更に、割り当て指示部310が、検出されたピーク値が属すると判定した強度範囲に対応する音源部(320、322、324)にボイス割り当て指示を与えると対応する音源部(320、322、324)はこれに応答して発音動作を行う。しかも、3種類の音源部(320、322、324)の夫々は異なる強さの音の発音動作を行うように構成されているので、強度差、即ち音量レベル差により生じる発音の違和感が解消され音楽的に自然な発音動作を実現することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】小型の圧力センサを用いても打撃面を手等で押圧することにより、放音すべき打撃音の音程制御等を簡素な構成で行うことが可能な電子ドラムを提供すること。
【解決手段】ドラムヘッド部1の打撃面2と反対の面に密着するミュート部材3を載置するヘッドボード4の外周部に平面視逆L字状の切欠部7で形成された支持部17を3個以上の複数個設け、この複数個の支持部17の夫々をネジによってボトムケース11と締結する。この結果、打撃面2に対する押圧によってヘッドボード4が押圧されると、ネジによって締結された支持部17が撓んだ状態で下方向に降下する一方、ヘッドボード4全体は平坦状態で一体になって下降するので、打撃面2の面積と同程度の広い表面積を有する圧力センサ300を設けることは不要となる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でリアリティのある演奏を楽しむことが可能な電子ドラムを実現すること。
【解決手段】ドラムヘッド部1の打撃面2と反対の面にミュート部材3を密着して設け、打撃面2を平面視してこのミュート部材3が存在しない領域である弾性体不存在領域内で、かつ、ドラムヘッド部1の打撃面2と反対の面に密着して振動ピックアップ15を設ける。この結果、打撃面2の弾性体不存在領域を打撃すると打撃音が高周波数成分を多く含む一方、この弾性体不存在領域以外の領域である弾性体存在領域を打撃すると高周波成分が少なくなり、生楽器の演奏に近い演奏音を放音することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】発光素子と受光素子とを用いて鍵の状態を検出し、検出された鍵の状態に応じた音を発生させる電子楽器において、鍵の状態を高精度で検出する技術を提供する。
【解決手段】押圧により位置が変化する鍵6の裏面に、鍵6と連動して位置が変化し、発光素子9が出射した光を反射する反射体17を取り付ける。これにより、発光素子9が出射した光は反射体17により安定して反射されるようになり、受光素子10が受ける光の量が増える。これにより、押鍵された状態で検出される電圧と、離鍵された状態で検出される電圧との差分を大きくすることができ、鍵6の状態を高精度で検出することができる。 (もっと読む)


【課題】楽音信号の立ち上がりの早い時点からノート検出を迅速に行えるリアルタイム性に優れたノート検出装置を提供すること。
【解決手段】振幅検出部20は複数個の複素BPF10の夫々からの出力信号の振幅を検出し、隣音除去部30は各振幅検出部20からの振幅信号を零とするか又はそのまま出力する。コンパレート部40は、隣音除去部30からの出力と閾値とを比較し、閾値を超えたものを出力し、音域制限部50は閾値を超えた最低ノートとこれから19半音分以内のノートを抽出出力する。複素BPFは、楽音信号に対して2相の正弦波の夫々を乗じて2種類の信号を生成しこの生成した2種類の信号の夫々に対して個別に同一構成のローパスフィルタを通過させるので楽音信号の立ち上がりの早い時点からノート検出を行える。 (もっと読む)


【課題】鍵盤楽器用の鍵変移量の検出と温度補償を、鍵の数と同じ数の個別検出部で行い、かつ、組立作業や調整作業が容易な鍵変移量検出装置を提供する。
【解決手段】本発明の鍵変移量検出装置は、検出の対象である鍵に対してそれぞれ、個別検出部、変移量検出部、変移量変化検出部、時間計測部、初期値設定部などを備える。変移量検出部は、個別検出部の出力から得られた値と初期値から鍵の変移量を求める。変移量変化検出部は、個別検出部の出力から得られた値から変移量の変化を検出する。時間計測部は、変移量の変化がない状態が続いた時間を計測する。初期値設定部は、変移量の変化がない状態があらかじめ定めた時間以上継続し、かつ、現在の変移量があらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の鍵の位置を初期値とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でデシメーション処理時間を増加させずに1ビットオーディオ信号をPCM変換する際のゲイン調整が可能な装置を提供すること。
【解決手段】ピーク位置検出器10は1ビットオーディオファイル80から順次読み出された1ビットストリームのピークアドレスを検出し、ピークアドレス補正器20はこのピークアドレスを補正する。データ読み出し器30は、補正ピークアドレスに対する1ビットデータを読み出してデシメーションフィルタ40に与える。そして、正規化係数算出器70がデシメーションフィルタ40からのPCM信号に基づいて正規化係数を求め、正規化器50が順次読み出された1ビットストリームをデシメーションフィルタ40に与えることによって出力されるPCM信号に対して、正規化係数を乗じるのでゲイン調整が正確かつ簡単に行える。 (もっと読む)


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