説明

一般財団法人ファインセラミックスセンターにより出願された特許

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【課題】アスベストを緩和な条件で無害化するアスベストの処理方法を提供する。
【解決手段】アスベスト含有材料に含まれるアスベストとアルカリ金属以外の金属を水熱反応系に供給可能な金属源とを接触させて水熱反応を実施する水熱反応工程を実施することにより、アスベスト含有材料を処理する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐摩耗性と耐衝撃性とを共に備えた低密着性材料、及び、優れた離型性と耐摩耗性と耐衝撃性とを共に備えた樹脂成形型を得ることである。
【解決手段】上型1は、キャビティ4の内底面5を構成するキャビティ部材6と、周辺部材7とを有する。キャビティ部材6は、本発明に係る低密着性材料であって、本体部8と本体部8の面のうち流動性樹脂が接触する側にある下面9に形成された表面層10とによって構成される。本体部8は、3YSZからなる第1の材料とZrNからなる第2の材料とから所定の比率で構成される。表面層10は、硬化樹脂に対する低密着性を有するYから構成され、その熱膨張係数は本体部8よりも小さい。本体部8と表面層10とが高温下で接合された後に冷却されることによって、熱膨張係数の差に起因して表面層10において圧縮残留応力が発生し、その圧縮残留応力が表面層10に存在している。 (もっと読む)


【課題】観察対象に波動を作用させることで観察を行う際に、観察対象に作用する波動の影響を低減する技術を提供する。
【解決手段】可干渉性を有する複数の波動を発生し、この複数の波動の干渉させることにより観察対象に作用する波動の強度を観察対象の位置における波動の平均強度の2分の1以下とする。この観察対象から焦点をはずすことによって、観察対象と相互作用した波動から観察対象のホログラムを含む焦点はずし像を観察面に形成する。そして、観察面に形成された焦点はずし像から、観察対象の位置における波動を再生する。 (もっと読む)


【目的】球状シリカ粒子の従来の製造手法の中で、大粒の粒子と小粒の粒子の比率、これらの粒子の平均粒子径を特定範囲内で制御することを可能とする独立2峰性の粒径分布を有する球状シリカ粒子懸濁溶液とその製造方法、および球状シリカ粒子を提供する。
【構成】独立2峰性の粒径分布)を有する球状シリカ粒子の懸濁溶液であって、該懸濁溶液の調製が35℃以上溶媒の沸点以下で行われ、大粒粒子の平均粒子径(Dl)が900〜1800nm、小粒粒子の平均粒子径(Ds)が50〜400nmであり、DlとDsの比(Dl/Ds)が5〜20であり、小粒粒子の占める体積割合が20〜40%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】有害な酸化物の発生を極力抑制し、長期にわたって耐酸化性を十分に発揮できる耐酸化コーティング部材およびその効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】耐熱合金基材の表面に、耐酸化皮膜を形成した耐酸化コーティング部材において、耐酸化皮膜表面に、CoおよびNiの各含有量がそれぞれ1原子%以下であるα−Al層を形成したことを特徴とする耐酸化コーティング部材である。 (もっと読む)


【課題】集電能力などの電極性能に優れた電極、その電極を備えた固体電解質型燃料電池セル及び固体電解質型燃料電池スタックを提供すること。
【解決手段】固体電解質型燃料電池セルに用いられ、基材上に形成される電極であって、(A1-xxyMO3+δで表されるペロブスカイト型酸化物からなる柱状結晶を備え、その柱状結晶の少なくとも一部が、基材に対して斜めに形成されていることを特徴とする(但し、Aは希土類元素、Bはアルカリ土類金属であり、0≦x≦1、0.9≦y≦1.1、Mは、Mn、Fe及びCoの少なくとも1種)。そして、柱状結晶の少なくとも一部が、基材に対して斜めに形成されているので、柱状結晶同士の接触が良くなり、横方向(基材表面に対して平行な方向)の電気伝導性が高くなる。よって、発電に寄与する三相界面を多く利用でき、発電量が増加する。 (もっと読む)


【課題】塩基性物質に対する密着性であってYよりも低い密着性と優れた保形性とを有する低密着性材料と、優れた離型性と保形性とを有する樹脂成形型とを提供する。
【解決手段】樹脂成形型1の型面6が、Yと他の酸化物Laとから生成された固溶体La−Yからなる低密着性材料3から構成される。Laは、Y3+よりも大きなイオン半径を有するLaを含み、Yよりも強い塩基性を有する。低密着性材料3において、YとLaとの全体に対してLaが一定の比率を有する。これらにより、低密着性材料3において、イオン半径に起因して単位面積当たりのサイト数がYよりも減少し、塩基性に起因して塩基性物質との間の結合力がYよりも弱くなり、比率に起因して保形性が保たれる。したがって、Yよりも低い密着性と、優れた保形性とを有する低密着性材料3によって、型面6が構成される。 (もっと読む)


【課題】有機物と部材の表面との間における密着性を評価する評価方法を確立する。
【解決手段】 部材の表面、例えば、上型1,10のうち流動性樹脂が接触する面からなる型面6において存在する酸化物に各々含まれる金属カチオンの価数とイオンのイオン半径とに基づいて、Field strengthを算出する。そのField strengthの値と、硬化樹脂からなる有機物及び型面6の間の接着強度(密着性)との間における一定の関係に基づいて、硬化樹脂と型面6との間における密着性を評価する。その評価結果に基づいて選択された低密着性材料3を使用して、上型1を構成し、又は、上型10の型面6において離型層12を形成する。 (もっと読む)


【課題】 強度が高く細粒化しにくいセラミックス系焼結体、バラスト、及びバラスト道床を提供すること。
【解決手段】アルミナ及び石炭灰に、エタノールを溶媒として加え、ボールミルを用いて混合、粉砕し、スラリーを得た。このスラリーから、減圧式の防爆型振動乾燥機を用いてエタノールを除去し、アルミナ、石炭灰混合粉末を得た。この混合粉末を、手動式油圧プレスを用いて成型し、さらに、大型大気焼結用スーパーカンタル炉を用い、最高温度1500にて焼結して、セラミックス系焼結体3を得た。このセラミックス系焼結体3は、道床バラスト石質試験のうち、単位容量重量、摩損率、硬度、圧縮粉砕率、形状の試験の全項目において合格であった。また、曲げ強度、圧縮強度、弾性率について、実機の道床バラストと同等以上である事を確認した。 (もっと読む)


【課題】半導体試料に加えられるダメージの影響の低減が可能で、より鮮明な不純物濃度分布に関する情報を取得することが可能な半導体の不純物分布測定用試料の製造方法および不純物分布測定方法を提供すること。
【解決手段】収束イオンビームを用いて、p型とn型のうちの1つ以上の導電型の不純物を含む半導体基板から半導体片を切り出す切出工程S110と、切出工程S110で切り出した半導体片を、10μm以下の厚さの導電性の箔の上に固定して電気的に接続する箔固定工程S120と、箔固定工程S120で導電性の箔の上に固定された半導体片に、所定の希ガスイオンを照射して、切出工程S110で生じたダメージ層の一部または全部を除去して半導体試料を形成するダメージ緩和工程S130と、を備える構成を有する。 (もっと読む)


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