説明

公益財団法人野口研究所により出願された特許

71 - 80 / 108


【課題】本発明の目的は、新規な糖鎖を部分構造とする両親媒性物質の固定化の方法、および、その方法によって固定化された糖鎖を用いる糖鎖に結合する物質の精製法を提供することにある。
【解決手段】
式(1)で示される糖鎖を部分構造とする両親媒性物質が形成するミセル水溶液を用い、このミセル水溶液を疎水表面と接触させることによって、当該両親媒性物質、または、それを含む混合物を、当該疎水表面に固定化する方法。
【化5】


(ただし、式中で、mは1から100までの整数を、nは11から17までの整数を、XはOまたはNHを、R1は単糖またはオリゴ糖または還元末端が開環したオリゴ糖を、R2はO(CH2nCH3またはHを表す。)
及び、上記の方法で固定化された糖鎖を用いることを特徴とする糖鎖に結合する物質の精製法。 (もっと読む)


【課題】簡便にかつ大量に製造でき、特異的にピロリ菌増殖を抑制する化合物を含み、安全で、耐性菌を生じさせないピロリ菌増殖抑制剤の提供。
【解決手段】ピロリ菌増殖抑制剤は、GlcNAcと、式(1)で表されるN−アセチルグルコサミンα結合単糖誘導体、又は式(2)で表されるN−アセチルグルコサミンα結合オリゴ糖誘導体の少なくとも何れかを含有する。 GlcNAc1-α-O-Y ・・・(1)(式(1)中、Yは、置換基を有していてもよい芳香環含有基;アシル基を示す) GlcNAc1-α-Gal-Z ・・・(2)(式(2)中、Zは、末端水素基、炭素数1〜8のアルコキシ基、糖鎖、ペプチドまたは脂質を示す) (もっと読む)


【課題】従来困難であったディーゼル排NOxを効率的に浄化処理することができる新規のメソポーラス触媒及びこの触媒を付着したモノリス触媒を提供する。
【解決手段】細孔径が2〜50nmの細孔と100〜1400m/gの比表面積とを有する非晶性メソポーラスシリカに、主触媒としての平均粒径1〜20nmの白金粒子を0.01〜20質量%坦持する。この触媒(メソポーラス触媒)は、従来困難であったリーンバーン雰囲気(通常、5%以上の酸素濃度雰囲気)にあるNOxを160〜300℃で効率的に浄化処理できる。メソポーラス触媒を成型体に塗布したモノリス触媒を提供する。 (もっと読む)


【課題】食品添加剤として有望な非還元性二糖フルクトフラノシド誘導体とそれらを含めたフルクトフラノシド誘導体の効率的な製造法の提供。
【解決手段】パーフルオロアルキルスルホン酸金属塩の存在下、フルクトフラノースのアノマー位の水酸基の水素がアシル基で置換されたフルクトフラノシル アシレート誘導体とアルコールとを反応させることで、温和な条件下、非還元性二糖を含むフルクトフラノシドが効率良く得られた。得られた非還元性二糖フルクトフラノシド誘導体は、その水酸基の保護基を脱保護することで機能性食品添加剤としての有用な機能を持つことが期待される。
(もっと読む)


【課題】 薬剤包接能が高い、シクロデキストリン誘導体の提供。
【解決手段】 シクロデキストリンと糖分子を結合させるスペーサーの原料に2-(4-ヒドロキシフェニル)エタノールを利用することで、スペーサー中に芳香族基を持ち、種々の糖分子が2分岐したシクロデキストリン誘導体を製造することを可能とした。スペーサー中にフェニル基が2個あることで生体内でアントラサイクリン系の医薬を強固に保持して輸送する機能が強く、また分枝末端には糖あるいは糖鎖を2つ持つ構造であることから、糖分子認識レクチンタンパク質等の生体分子との相互作用が強いことが期待される医薬輸送キャリアの開発に成功した。 (もっと読む)


【課題】食品添加剤やトレハラーゼ阻害剤として有望な非還元性二糖誘導体トレハロース誘導体とそのトレハロース誘導体の効率的な製造法の提供。
【解決手段】プロトン酸あるいはルイス酸の存在下、アノマース水酸基遊離の1-C-アルキル-ヘキソピラノース誘導体とアノマース水酸基遊離のヘキソピラノース誘導体を縮合させることで、非還元性二糖誘導体トレハロース誘導体が得られた。本非還元性二糖誘導体トレハロース誘導体の製造法では、僅か数モル〜数十モル%のプロトン酸あるいはルイス酸を利用することで効率良く製造できることを可能とした。得られた非還元性二糖誘導体トレハロース誘導体は、水酸基の保護基を脱保護した化合物は、機能性食品添加剤やトレハラーゼ酵素阻害剤としの機能を持つことが大いに期待される。
(もっと読む)


【課題】αN-アセチルグルコサミン(GlcNAc)がガラクトース(Gal)にα1,4で結合したオリゴ糖鎖からGlcNAcを遊離する新規酵素の提供。
【解決手段】ウェルシェ菌のゲノムより遺伝子増幅後、タンパク質発現ベクターへ組み込み、大腸菌にてタンパク質を発現させ、ヒスチジンタグを利用したアフィニィティークロマトグラフィー後に 限外濃縮することで調製した組換え型糖質加水分解酵素。該酵素はpH7.0-8.0の緩衝溶液中、37℃で上記オリゴ糖鎖を含むムチン型糖タンパク質糖鎖に作用する特徴を持つ。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、これまでの3,4,5−長鎖アルキルオキシベンズアミド誘導体ゲル化剤を改良し、電子特性を持つフラーレンを結合したゲル化剤およびそれを有効成分とするゲルを提供することにある。
【解決手段】式(1)で示されるベンズアミド誘導体。
【化8】


(式中、Rはその中にフラーレンに由来する構造を含む部分構造を、AはNHCO(Rの親化合物の末端が一級アミンの場合)またはNCO(Rの親化合物の末端が二級アミンの場合)またはCONH(Rの親化合物の末端がカルボン酸の場合)のアミド結合を、BはNHCOまたはCONHのアミド結合を、mは1から6までの整数を、nは1から6までの整数を表す。) (もっと読む)


【課題】ディーゼル排NOxを効率的に浄化処理することができる新規のNOx浄化用触媒及びこの触媒を用いた浄化方法を提供する。
【解決手段】酸化ハフニウムを含有する触媒を用いて酸素と水分の共存下でNOxを処理する。酸素濃度は、NOxと当量程度以上であればよい。自動車の排ガスの場合、通常NOxは数十ppm〜数百ppm含まれ、酸素はNOxの数十〜数千倍ほど含まれているので特に酸素を供給する必要がない。また、水分も数十〜数千倍ほど含まれているので特に水分を供給する必要はない。 (もっと読む)


【課題】従来困難であったディーゼル排NOxを低温領域で効率的に浄化処理するための触媒及びその担体を提供する。
【解決手段】排NOx浄化用触媒を担持するための担体として特殊官能基を導入したアルミナ又はジルコニアを用いる。触媒の低温活性を高めるために、特殊官能基を導入した高比表面積を有するメソポーラス材料を担体として用いる。 (もっと読む)


71 - 80 / 108