説明

上村工業株式会社により出願された特許

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【解決手段】電気めっき液中に凹陥部又は貫通孔を有する被めっき物を、アノード周囲のめっき液を連続的にエア攪拌すると共に、このエア攪拌により生じたエア気泡が被めっき物周囲に移行して該周囲のめっき液に巻き込まれないように上記アノードと被めっき物との配置を設定して、被めっき物周囲のめっき液を、エア気泡を随伴させることなく噴流攪拌及び/又は機械攪拌しながら電気めっきする。
【効果】ビアホールやスルーホールなどを有する被めっき物に対する電気めっきにおいて、エア攪拌によってめっき液中に分散される気泡が被めっき物に付着、保持されることを防止でき、その結果、ボイド等のめっき不良の発生を低減することができる。 (もっと読む)


【解決手段】コバルト、ニッケル及び鉄から選ばれる1種以上の金属のイオン、緩衝剤及び導電剤を含む電気めっき浴により、可溶性陽極を用い、建浴時の電気めっき浴中の導電剤の濃度をその飽和濃度の70〜95%とし、減少した電気めっき浴中の緩衝剤及び導電剤を、それらを建浴時の0.5〜1.2倍の濃度で含み、かつ上記金属のイオンを含まない第1の補給液を添加して補給し、第1の補給液を補給した後の電気めっき浴中の導電剤の濃度をその飽和濃度の70〜95%に調整して電気めっきを繰り返す。
【効果】形成されるめっき皮膜に高い均一電着性と良好な外観が与えられるように、電気めっき浴を長期間良好な状態に維持して電気めっきを繰り返すことができ、結果、めっき浴中の金属イオン濃度を低下させるための電解処理等の再生処理を頻繁に行わずに、長期にわたって安定しためっき皮膜を得ることができ、極めて経済的である。 (もっと読む)


【課題】被処理物保持腕と摺動接触する部材とを異なる金属材質を用いて、焼き付きが生じるのを防止する。
【解決手段】摺動部材35の材質に、ガイドレール10〜13の通電が必要な場所を構成する金属と異なる金属を用いる。1対の被処理物保持腕46a,46bの材質として、それぞれ異なる金属を用い、被処理物保持腕46a,46bと連結部材44の材質も異なる金属を用いる。 (もっと読む)


【課題】浸漬槽のワーク搬送装置において、ワークの搬送姿勢を変更することなく、速やかに、かつ、ワークが擦れることなく、ワークを浸漬槽内に搬入し、あるいは浸漬槽外に搬出し、めっきむらの発生を防止できるようにする。
【解決手段】浸漬槽5内に配置されると共に前記ワークWを処理液内で搬送する低位搬送機構35と、前記浸漬槽5の外側で前記低位搬送機構35よりも高い位置に配置されると共に、前記浸漬槽5の近傍位置又は浸漬槽の上方位置まで延び、ワークWを搬送する高位搬送機構56と、前記低位搬送機構35又は高位搬送機構56の一方の搬送機構から、ワークWを略水平移動により受け取り、下降又は上昇し、ワークを略水平移動により他方の搬送機構に移載する昇降自在な移載機構72とを備えている。好ましくは、前記移載機構72の搬送速度は変更可能となっている。 (もっと読む)


【課題】補助基板の有効活用により主基板上の電流密度分布を改善し、該主基板上に一様な膜厚のメッキ膜を形成可能な電気メッキ装置を得る。
【解決手段】メッキ槽内に配置したカソードである主基板と、この主基板に所定間隔をあけて対向配置したアノードと、主基板の周囲に該主基板とは電気的に非接続で配置した補助基板と、アノードと主基板の間及びアノードと補助基板の間にそれぞれ電流を供給する電源とを有する電気メッキ装置において、主基板と補助基板の各々に、電源からの給電点を複数設けた。 (もっと読む)


【解決手段】基板上に形成された未貫通穴を銅で充填するために用いる電気銅めっき浴であって、水溶性銅塩、硫酸、塩化物イオン及び添加剤としてブライトナー、キャリアー及びレベラーを含有し、上記レベラーが、溶液中でカチオン化する4級窒素、3級窒素又はそれら両方を含有する水溶性ポリマーを1種以上含む電気銅めっき浴。
【効果】基板上に形成された未貫通穴を銅めっきにより充填するための電気銅めっき浴の銅めっき充填性を、レベラーである水溶性ポリマーの4級窒素と3級窒素との比率を変更するだけで、未貫通穴のサイズに合わせて簡便に調整でき、様々なサイズの未貫通穴に合わせて電気銅めっきすることができる。 (もっと読む)


【課題】基板の取り外し作業を簡素化するとともに、基板の厚みが薄い場合でも取り外し、積載を容易に行う装置、方法を提供する。
【解決手段】基板取り外し手段50は、搬送用ハンガー15が降下した状態で、基板Wを狭持するクランプ48の解除を行う。基板受け52は、搬送用ハンガー15が鉛直方向に降下した際に、基板Wを受け入れる。旋回シリンダ54aが作動することにより、基板受け52が旋回される。搬送ローラ56は、旋回された基板受け52が収容する基板を開口部52aから水平方向に搬送する。 (もっと読む)


【課題】板状ワークを傷をつけたりすることなく安全に搬送でき、かつ均一なめっき品質及びめっき膜厚を達成できる処理槽を提供する。
【解決手段】遮蔽手段は、薄板基板Wの上端部および下端部に、次の4つの遮蔽板108、109、112、113を備えている。規制ローラ手段は、ほぼ薄板基板Wの上部付近まで達する高さで下部基板遮蔽板108の上面に立設されたローラ立設体120と、外れ防止部材122とで構成されている。 (もっと読む)


【課題】手作業による板状ワークの取付け位置のずれを防止する。
【解決手段】ワーク取付け装置1は、板状ワークWを取付け可能なハンガー6を所定位置に固定するハンガー位置決め手段2と、板状ワークWの側辺を案内するワークガイド31を有するワークガイド手段3と、クランパーを押圧してクランパーの開閉を行うクランパー操作手段4とを備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】構造が簡素化されると共に耐浸食性及び耐久性が向上し、かつ、メンテナンスが容易であるゲート装置を有する浸漬処理装置の提供。
【解決手段】ワーク処理液が貯留可能な処理槽、たとえばめっき槽等を備えた浸漬処理装置において、処理槽のワーク搬送方向の前部及び/又は後部に、ワークWが通過可能な開口部88を有するゲート装置84を開閉可能に設けている。該ゲート装置84は、気体又は液体を圧入することより膨張して前記開口部88を閉じ、気体又は液体を排出することにより収縮して前記開口部88を開く袋状ゲート部材91を備えている。好ましくは、開口部88の周囲にゲート部材収納部を形成し、該ゲート部材収納部と前記開口部88との間に、膨張時に袋状ゲート部材91が開口部88内に突出可能なスリットを形成している。 (もっと読む)


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