説明

株式会社ソミック石川により出願された特許

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【課題】ボールスタッドの引き抜き強度を確保しつつ揺動角度を広げたボールジョイントを提供する。
【解決手段】ソケット本体21の軸方向A1に対して傾斜した方向A2に沿ってソケット本体21の内部に内室24を形成する。内室24とソケット本体21の外部とを連通して内室24に沿う方向に、ボールスタッド18のスタッド部42を挿通させる第1ソケット開口部25を開口する。第1ソケット開口部25自体の大きさの設計を変えることなく、第1ソケット開口部25のソケット本体21の外部と連通する部分の開口面積を大きくできる。ボールスタッド18の引き抜き強度を確保しつつ揺動角度を広げることができる。 (もっと読む)


【課題】耐久性および製造時における歩留まりを向上させることができるボールジョイント用ベアリングシートを提供する。
【解決手段】ボールジョイント100は、ボールスタッド110のボール部113から荷重を受けつつ同ボール部113を回転摺動可能に支持するベアリングシートとしてもボールシート130を備えている。ボールシート130は、ボールスタッド110のボール部113に対して摺動可能な状態で接触する第1の受け部131と、同第1の受け部131を収容する第2の受け部140とで構成されている。第1の受け部131は、上端部から下方に向かって外径および内径が漸減する略円筒状に形成されており、第2の受け部140を構成する素材より耐摩耗性を有するPEEK樹脂で構成されている。一方、第2の受け部材140は、略円筒状に形成されており、第1の受け部131を構成する素材より変形し易いPOM樹脂によって構成されている。 (もっと読む)


【課題】ボールスタッドを潤滑剤を介して摺動可能な状態で収容するボールジョイント用ベアリングシートにおいて、製品寿命および製造効率を向上させることができるボールスタッドの受け部および潤滑剤の保持部の配置方法を提供する。
【解決手段】ベアリングシートとしてのボールシート130は、縦断面形状が略U字状に形成されており、その内周部にボールスタッド110のボール部113の外周面形状に沿った球面状の摺動部132が形成されている。ボールスタッド110の軸線方向の荷重を受ける摺動部132の下半球部132aにおける最も肉厚の薄い部分には、平面状に突出した形状の受け部134が周方向に沿って多数形成されている。また、各受け部134の周囲には、受け部134の表面を含む摺動部132の潤滑のためのグリース150を保持させる凹状の保持部135が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ばりの露出をなくして製品価値を向上させることが可能なロータリーダンパを提供する。
【解決手段】本体ケース1と、該本体ケース1内に設けられるロータ2と、該ロータ2と本体ケース1との間に、本体ケース1と共に回転し得るように設けられる隔壁と、該隔壁により仕切られた室内に充填される粘性液体と、室内にロータ2と共に回転し得るように設けられるベーン4と、本体ケース1の開口部を閉塞する蓋5とを有し、蓋5が、レーザ溶着によって、本体ケース1のみならず、隔壁にも溶着されているロータリーダンパにおいて、蓋5が、該蓋5に接する本体ケース1の端面付近の本体ケース1の外周面に接して設けられるリブ5cを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ハウジングの取付部と回転部材の取付部が非対称形であるロータリーダンパにおいて、取付方向の誤りを確実になくすことを可能にする。
【解決手段】本発明のロータリーダンパは、ハウジング1と、該ハウジング1内に充填される粘性液体と、該粘性液体を前記ハウジング1内で回転することによって押圧する押圧手段と、該押圧手段の回転方向によって制動特性を可変とする可変機構と、前記ハウジング1の取付対象に設けられた被結合手段と結合することによって前記ハウジング1の回転を抑止し又は前記取付対象と前記ハウジング1との一体的回転を可能にする結合手段2とを備え、前記結合手段2が、前記ハウジング1の非取付対象に設けられた被結合手段と結合不能であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】離型時のバリの発生を防止したボールシート16を提供する。
【解決手段】軸方向に直交する方向に対する傾斜面45の傾斜角度αを、軸方向に対する第1開口部43の内縁側の傾斜角度β以上としたボールシート本体41を、ボール部と略等しい外径寸法D1を有する球状の中子55の赤道A2を含む外周側に形成する。中子55の外径寸法D1よりも内径寸法D2が大きい略円筒状のストリッパプレート56によりボールシート本体41を一端側から押圧して、ボールシート本体41を中子55に対して離型させた際に、ボールシート本体41の一端側を中子55の外周側とストリッパプレート56の内周側との間に噛み込むことがなく、噛み込みに伴うバリを防止できる。 (もっと読む)


【課題】高温の溶融材料がシート部材に与える熱影響を低減できるボールジョイントの製造方法を提供する。
【解決手段】ボールジョイントを製造する場合、まず、ボール部となる球体51の外周側にシート部材6を組み付けることによりシート付球体52を得る。次いで、ハウジングの略凹型形状の連結部の孔部を形成する形状の凸部55を有する型56内にシート付球体52をセットする。その後、型56内に溶融材料をその一部が凸部55に当たってからシート付球体52の外周側に流れ込むように供給し、ハウジングを成形する。 (もっと読む)


【課題】ボールジョイントの組付方法において、ハウジングとベアリングとボール部とを適正位置に組み付けることで安定して高精度な組付作業を可能とする。
【解決手段】ソケット11の挿入孔12内に円筒部12a側からボールスタッド13のボール部13bと共にベアリング14を挿入し、このとき、ボール部13bとベアリング14とを第1押圧力F1により挿入孔12内に挿入する一方、ボール部13bに対して挿入方向とは逆方向に第1押圧力F1と同等の第2押圧力F2を作用させ、ボール部13bがベアリング14を介して球面部12bに接触した状態で、挿入孔12における円筒部12a側の開口部にボール部13bの脱落を防止するキャップ16を固定する。 (もっと読む)


【課題】軽金属製のハウジングに簡単かつ短時間に精度良くカバー溝を塑性加工することができるとともにカバー溝の成形による汚れの付着を抑えたボールジョイント、および同ボールジョイントの製造方法を提供する。
【解決手段】ボールジョイント100を構成するハウジング130には、ダストカバー150を装着するカバー溝134が形成されている。カバー溝134は、プレス装置における押圧パンチ200および規制ダイ300によって塑性加工される。押圧パンチ200は、平らに形成された押圧面201を備えており、プレス装置上にセットされるハウジング130の内室の軸線に対して押圧パンチ200の軸線を傾斜させた状態で保持される。規制ダイ300は、ハウジング130の外周部におけるカバー溝134を成形する部分を挟んだ状態で配置される。プレス装置は、傾斜した状態の押圧パンチ200を旋回させながら開口部132の端面に押し付けて同部分を塑性変形させる。 (もっと読む)


【課題】ベーンの上面及び/又は下面と対向する面との間に隙間がある場合に、シール部によって該隙間を小さくすることができるロータリーダンパを提供する。
【解決手段】本発明は、ベーン5が、軸部材3から突出する基部51と、該基部51と本体ケース1の内周面1bとの間に設けられるシール部52とを備え、シール部52が、基部51の高さ方向に沿って伸縮可能であり、シール部52の上面521dと該上面と対向する面2aとの間に隙間がある場合に、シール部52は、ベーン5又は隔壁4が軸部材3を中心として回転して、基部51とシール部52との間に介在する粘性液体の圧力が上昇したときに、該圧力によって伸長して、前記隙間をなくすことを特徴とする。 (もっと読む)


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