説明

日本ケミコン株式会社により出願された特許

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【課題】
高温環境下における電圧負荷状態での電気特性の劣化を抑制する積層型の電気二重層キャパシタを提供する。
【解決手段】
積層型の電気二重層キャパシタにおいて、金属集電体の少なくとも片面に正極側の分極性電極を有する正極電極シートと、金属集電体の少なくとも片面に負極側の分極性電極を有する負極電極シートとを、セパレータを介して積層したキャパシタ素子を備え、正極電極シートおよび負極電極シートの中央部付近に貫通孔を形成するとともに、正極電極シートに形成した貫通孔が、負極電極シートに形成した貫通孔よりも大きな寸法とした。必要に応じて、キャパシタ素子を電解液とともに収納する外装ケースを封止する封口部材または外装ケースに調圧弁を設ける。 (もっと読む)


【課題】 電解コンデンサの圧力開放機構が開放した場合でも、圧力開放機構から気化した電解液の噴出を防止する。
【解決手段】 電解コンデンサの外装ケース12の底面に形成した圧力開放機構14の上部に電解液吸収剤22を配置する。電解液吸収剤22としては、シクロデキストリン、特にβ−シクロデキストリンが好適である。電解コンデンサの外装ケース12の底面に形成した圧力開放機構14が開弁した場合でも、圧力開放機構14から放出される気化した電解液は、電解液吸収剤22に吸収されるため、電解コンデンサの外部に電解液が噴出することが防止できる。 (もっと読む)


【課題】85℃以上での使用が可能となり、さらに長寿命化も可能な電気二重層キャパシタを提供する。
【解決手段】本発明は集電体の表面にジアリルアミン系共重合体からなる層を形成したアルミニウムからなっているので、電解液または電極中の水分と集電体との反応を抑制することによって、電解液及び集電体の劣化を抑制し、85℃以上での使用が可能となり、さらに長寿命特性を有する電気二重層キャパシタを提供することができる。そして、反応型化成皮膜は導電性が高いので、内部抵抗の上昇もない。 (もっと読む)


【課題】 積層型のコンデンサ素子において、材料に制限を有する接着剤を用いることなく、かつ、電気的特性を満足させ、位置ずれを防止することができる積層型のコンデンサの製造方法を提供することにある。
【解決手段】電極箔と、セパレータとを積層する積層型コンデンサの製造方法において、前記電極箔の両面に前記セパレータを重ねる処理と、前記セパレータの外周縁部の少なくとも一部を超音波振動によって前記セパレータ同士を固定して袋状のセパレータを形成する処理と、前記袋状のセパレータを積層してコンデンサ素子を形成する処理と、前記コンデンサ素子に駆動用電解液を含浸する処理と、前記コンデンサ素子を外装ケースに収納する処理とを含むことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】カーボンの還元作用でチタン酸リチウムに酸素欠損を発生させ、その酸素欠損部に窒素をドープしたチタン酸リチウムナノ粒子、このチタン酸リチウムナノ粒子とカーボンの複合体、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】酢酸と酢酸リチウムをイソプロパノールと水の混合物に溶解して混合溶媒を作製する。この混合溶媒とチタンアルコキシド、カーボンナノファイバー(CNF)を旋回反応器内に投入し、66,000N(kgms-2)の遠心力で5分間、内筒を旋回して外筒の内壁に反応物の薄膜を形成すると共に、反応物にずり応力と遠心力を加えて化学反応を促進させ、チタン酸リチウムナノ粒子の前駆体を高分散担持したCNFを得た。得られた複合体粉末を、窒素雰囲気中で900℃で3分間加熱し、チタン酸リチウムの結晶化を進行させたチタン酸リチウムのナノ粒子がCNFーに高分散担持された複合体粉末を得た。 (もっと読む)


【課題】これまでにない、高出力特性を有する電気化学キャパシタを提供する。
【解決手段】本願の酸素欠損を有し、窒素をドープしたチタン酸リチウムナノ粒子を高分散担持させたカーボンとアセチレンブラックを含有する電極を負極に用い、分極性電極を正極に用いたことを特徴とする電気化学キャパシタは、酸素欠損部がリチウムの吸脱着部となり、さらに窒素がドープすることで電気伝導度が高くなって、出力特性が向上し、アセチレンブラックの作用によって電極の電気伝導度が高くなることによるものと思われるが、さらに出力特性が向上する。このように、本願の構成によって、これまでにない高出力特性を有する電気化学キャパシタを実現することができる。 (もっと読む)


【課題】ガス開放弁の気液分離膜が金属ケース内に溜まった電解液により閉塞されることを防止できるコンデンサを提供すること。
【解決手段】略平板状をなす金属ケース2の開口部3からコンデンサ素子14を金属ケース2内に収納するとともに、開口部3の縁部と金属封口板4の縁部とが互いに溶接されたコンデンサであって、金属封口板4には、ガス開放弁40が設けられ、ガス開放弁40は、金属封口板4から内側に突出されて中空状をなす中空部材49を有し、中空部材49にガスが導入される導入部54が形成されるとともに、中空部材49がガスを外部に導出する導出路となっており、導出路に、電解液とガスとを分離する気液分離膜51が配置されるとともに、導入部54が、金属ケース2内に溜まった電解液Lよりも上方位置になるように、中空部材49の突出長Eが特定される。 (もっと読む)


【課題】これまでにない、高出力特性を有する電気化学キャパシタを提供する。
【解決手段】本願の酸素欠損を有し、窒素をドープしたチタン酸リチウムナノ粒子を高分散担持させたカーボンを含有する電極を負極に用い、分極性電極を正極に用い、リチウム塩と四級アンモニウム塩とを含む電解液を用いたことを特徴とする電気化学キャパシタは、酸素欠損部がリチウムの吸脱着部となり、さらに窒素がドープすることで電気伝導度が高くなって、出力特性が向上し、リチウム塩に四級アンモニウム塩を混合することによって、溶媒の溶媒和構造が変化してリチウムイオンの拡散速度が高くなることによるものと思われるが、さらに出力特性が向上する。このように、本願の構成によって、これまでにない高出力特性を有する電気化学キャパシタを実現することができる。 (もっと読む)


【課題】鉛を含まないリード端子を用いたコンデンサにおいて、ウィスカの発生を防ぐとともに、金属線とアルミニウム部材の接続強度を向上させることができるリード端子を用いたコンデンサを提供すること。
【解決手段】略平板状をなす金属ケースの開口部からコンデンサ素子を金属ケース内に収納するとともに、開口部を封止する金属封口板にリード端子5が絶縁部材を介して固定され、開口部の縁部と金属封口板の縁部とが互いに溶接されたコンデンサであって、リード端子5は、アルミニウム部材7と金属線8とを有し、アルミニウム部材7に形成した穴部23に、金属めっき層が形成された金属線8の一端が挿設され、アルミニウム部材7を、その外周から穴部23に向かって加圧する。 (もっと読む)


【課題】電流経路が短く過渡応答性が良好であると同時に、コンデンサ素子と薄い金属からなる端子板を導電性接着材にて接合する場合でも、接着材の剥離を防いでESL特性の上昇を抑えた固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極引出部13および陰極引出部14に導電性接着材30が塗布され、コンデンサ素子10が端子板20の陽極電極部21および陰極電極部22に接着されている。また、コンデンサ素子10の陽極引出部13および陰極引出部14と、端子板20の電極部21、22との間隙に、エポキシ樹脂などの絶縁樹脂31が充填されている。 (もっと読む)


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