説明

日本ケミコン株式会社により出願された特許

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【課題】85℃程度の温度領域で使用可能な電気二重層キャパシタを提供する。
【解決手段】含フッ素アニオンを含む電解液を用いる電気二重層キャパシタ用集電体であって、鱗片状のカーボンを含有する被覆層用スラリーを、含水量が30μg/cm2以下のアルミニウム基材上に塗布し乾燥して被覆層を形成し、その表面に電極材料と導電性助剤とコーティング用結合材と水等の溶媒とを混合してなるコーティング用スラリーを塗布し、所定の圧力でプレスしてコーティング電極を形成する。この電極をセパレータを介して対向させてコンデンサ素子を作製し、このコンデンサ素子に溶媒としてγ−ブチロラクトンを含む電解液を含浸して電気二重層キャパシタとする。被覆層用スラリーは、黒鉛と、カーボンブラックと、被覆層用結合材として85℃のγ−ブチロラクトン中における100時間後の膨張率が50%以下であるエラストマーとを水に分散させて調製する。 (もっと読む)


【課題】低インピーダンスで長寿命なアルミニウム電解コンデンサを与える電解液を提供する。
【解決手段】本発明のアルミニウム電解コンデンサ用電解液は、水とエチレングリコールとから成る混合溶媒に、カルボン酸電解質としてのアジピン酸と、アジピン酸との塩を構成可能な塩基性化合物と、水溶液中でリンオキソ酸イオンを生成可能なリンオキソ酸イオン生成性化合物と、アルミニウムに配位することにより水溶性アルミニウムキレート錯体を形成可能なキレート化剤とを溶解させた電解液であって、上記塩基性化合物として疎水性置換基を有する第1級アミン及び/又は第2級アミンのみを含み、電解液のpHが5.6〜7.0の範囲であることを特徴とする。この電解液は、低い比抵抗を有する上に、従来のコンデンサより長寿命なコンデンサを与える。 (もっと読む)


【課題】電気的接続性を向上できるとともに、機械的接続性を向上でき、外力が端子部材に加わっても、電極箔と端子部材の剥離を防止することができるコンデンサを提供すること。
【解決手段】電極箔1と、コンデンサの端子となる端子部材3と、を重ね合わせて圧接により接合するコンデンサであって、電極箔1は、端子部材3が重ね合わされる部位に予め貫通孔2が形成され、貫通孔2を閉塞する位置に端子部材3が配置されており、電極箔1と端子部材3とが貫通孔2に対応する位置で圧接により互いに接合される。 (もっと読む)


【課題】封口体に金属板を介在させることで電解液の蒸散を防ぐことができ、さらには封口体の金属板を固着することで金属ケース自体の強度を高めて、内圧上昇によるケース膨れを防ぐことが可能である、信頼性に優れたコンデンサおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属ケース1の開口部を密閉する封口体11は、アルミ板などからなる金属板2と、弾性部材であるゴム体3とから構成される。封口体11の金属板2の長辺部中央に設けた固着面2aが、摩擦攪拌溶接によって金属ケース1の内周部に溶接されている。 (もっと読む)


【課題】スリム化及び軽量化を図るとことができ、かつ強度と放熱性を向上させることができるコンデンサ装置を提供すること。
【解決手段】複数のコンデンサ本体2が収納ケース3に一体的に収納されるコンデンサ装置であって、収納ケース3は、複数のコンデンサ本体2を収納する筒形状をなす収納部5を有し、複数の収納部5は、その長手が互いに同一方向を向いて一体的に連接されるとともに、各収納部5の端部の開口部からコンデンサ本体2が挿入されて、コンデンサ本体2の全周が収納部5に覆われた状態となり、収納ケース3の外周を構成する複数の収納部5が環状に配置され、かつ収納ケース3の外周の各収納部5の少なくとも外面側は、コンデンサ本体2の外周面に沿って均一な肉厚を有する。 (もっと読む)


【課題】ケースの底面に設けた安全弁の作動時に、安全弁の膨れによってケースが取付具から外れることを防止し、また、ケースの底面に設けた安全弁の機能を充分に発揮し、電解コンデンサをプリント基板に横向きとして簡単に取り付けることができるようにした電解コンデンサ用取付具およびそれを用いた電解コンデンサを提供する。
【解決手段】ケース9の一方の底面に安全弁を有する電解コンデンサ7を、プリント基板8に横向きとして取り付けるための電解コンデンサ用取付具1であって、ケース9の底面側に外嵌される取付具本体2と、少なくとも安全弁と離間して対向するように設けられた壁面4と、この壁面4と取付具本体2とをつなぐ連接部3と、この取付具1からプリント基板8に設けた取付孔15に嵌合させる固定片5と、を備えるものとする。 (もっと読む)


【課題】 積層型のコンデンサ素子において、材料に制限を有する接着剤を用いることなく、かつ、電気的特性を満足させ、位置ずれを防止することができる積層型のコンデンサの製造方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】陽極箔と陰極箔とからなる電極箔と、セパレータとを積層する積層型のコンデンサの製造方法において、前記電極箔の少なくとも片面に前記セパレータを積層し、前記電極箔と前記セパレータとを押圧して前記電極箔と前記セパレータを固定して積層体を形成する処理と、前記積層体を積層してコンデンサ素子を形成する処理とを含むことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】ガス抜き弁の気液分離膜に、ケース内の電解液が付着するのを可能な限り少なくし、ガス抜き弁の機能が低下するのを防止しうるようにした電解コンデンサを提供する。
【解決手段】上端が開口されたケース2内に、電解液が含浸されたコンデンサ素子3を収納するとともに、ケース2の開口部を、気液分離膜12を有するガス抜き弁8を設けた封口板4により封止してなる電解コンデンサにおいて、封口板4に、ガス抜き弁8と連通する中空状突起部17を、ケース2内に突出するように設けるとともに、封口板4に、ケース2内において中空状突起部17の周囲に壁部18を設ける。 (もっと読む)


【課題】電極箔における拡面処理層が形成される電極部と未拡面処理部である接続部との境界部の過度の折り曲げや、ひびの発生を防止する積層型コンデンサを提供すること。
【解決手段】金属箔に対して皮膜形成処理を行うことにより、金属箔に拡面処理層2が形成されるようになっており、この拡面処理層2が形成された電極部5bとこの電極部5bから突出される接続部5aとを有する電極箔5を積層し、この電極箔5の接続部5a同士を接続して形成されるコンデンサ素子を備える積層型コンデンサであって、電極部5bと接続部5aとの境界部5cの拡面処理層2の厚みが、電極部5bから接続部5aに向かって漸次的に薄くなっている。 (もっと読む)


【課題】 断熱・遮熱効果の向上はもとより、工期短縮とそれに伴い経済性を向上させる断熱シートの提供。
【解決手段】 断熱層1のみを複層重ね合わせて備える断熱シートであって、各断熱層1は、中空ビーズ構造のセラミック、樹脂エマルジョン、顔料、分散剤、及び粘着剤を含んでなる断熱素材を、厚さ約0.2mmから約0.3mmのシート状に成形してなり、各断熱層1に含まれる中空ビーズ構造のセラミックは、粒径約10μmから約50μmであり、その含有量は、各断熱層1の約50重量%から約75重量%である断熱シート。 (もっと読む)


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