説明

日本防蝕工業株式会社により出願された特許

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【課題】海中に設置された金属製の構造物の周囲に海洋生物の生存に適した環境を創出しやすい海洋構造物を提供すること。
【解決手段】海洋構造物1は、海中Wに設置されてカソードとなる脚部2と、脚部2と電気的に接続され、かつ海中Wでアノードとなるアノード材料4と、を含む。脚部2は鋼製であり、アノード材料4は、例えば、マグネシウム系の材料とする。このようにして、海中Wにおいて、脚部2の表面に電着鉱物層として石灰質を析出させる。 (もっと読む)


【課題】ブリーディング水の滞留によるコンクリート欠陥部に起因するセンサ鉄線の切断事故を未然に防止することができる腐食センサを提供する。
【解決手段】腐食センサは、センサ支持体1の下半部の周面に形成された誘導斜面1C,1Cが下方に向き、その誘導斜面1C,1Cより上方の周面にセンサ鉄線4A等の中間部が露出する横置き姿勢で鉄筋コンクリート構造物S中に埋設される。この埋設姿勢において、鉄筋コンクリート構造物Sのブリーディング現象によりセンサ支持体1の下半部に向かって上昇するブリーディング水は、センサ鉄線4A等が露出していない誘導斜面1C,1Cに沿って点線矢印のように上方に誘導される。その結果、センサ支持体1の周面に露出するセンサ鉄線4A等の中間部がブリーディング水の滞留によるコンクリート欠陥部に起因する事故が未然に防止される。 (もっと読む)


【課題】導電性塗料方式の電気防食工法において、鉄筋コンクリート構造物へのはつり作業を要することなく、極めて良好な作業環境下にて容易かつ迅速に陽極材を鉄筋コンクリート構造物に固定することができる陽極材固定テープを提供する。
【解決手段】陽極材固定テープは、粘着剤層7Bを介して下地モルタル層2に貼着され、この状態で線状の陽極材3が保持部7Cに保持される。そして、この陽極材固定テープは、陽極材3と共に、下地モルタル層2に被覆される導電性塗料層4中に埋め込まれる。 (もっと読む)


【課題】梁下面のように波浪の激しい箇所においても高圧の海水がチタントレイ内に侵入することなく、チタントレイの損傷を防止すると共に、施工時に陽極と鉄筋が固定用のチタンねじを介して短絡することのない電気防食構造を構成する構造体を提供する。
【解決手段】長方形のチタン板210の長辺側を側面に傾斜を持たせて内側に折り込みフレーム部Fを形成し、樹脂製スペーサ230を分散配置して陽極材250を支持し、前記フレーム部Fまでモルタルを充填したことを特徴とするチタントレイ方式電気防食構造体。 (もっと読む)


【課題】サンゴ礁の回復を図ることのできるサンゴ育成方法を提供すること。
【解決手段】サンゴ育成装置100は、基材1と、陽極2と、両者を電気的に接続する導線3とを有する。基材1は、金属で作られる網状の構造体であり、海中WIにおいてカソードとなる。陽極2は、基材1よりも自然電位が卑な金属であり、海中WIにおいてアノードとなる。基材1を海底BTに設置した後、陽極2と基材1とを導線3で接続することにより、海中WIにおいて、基材1と陽極2との間に電流を流す。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート構造物の電気防食用の陽極材に使用する金属線からなる一次陽極を被覆するための導電性水性塗料で、0.5mm以上の厚塗りでも、塗膜は密着性に優れ、長期間の防食電流下でも塗膜抵抗の経時変化の少ない、導電性水性塗料を提供する。
【解決手段】水性バインダーとして、水性アクリル樹脂または、水系エポキシ樹脂を選択し、導電性付与材として、流動焼成石油コークス粒子、鱗片状グラファイト及び導電性カーボンブラックの3種類の導電性付与粒子の、粒径を選択し、水性バインダーと導電性付与材の配合量を調整することで、長期の屋外暴露環境で使用する、鉄筋コンクリート構造物の電気防食用導電性水性塗料を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】一次陽極としての陽極材を鉄筋コンクリート構造物に固定するに当たり、鉄筋コンクリート構造物へのはつり作業を一切不要とした電気防食工法を提供する。
【解決手段】目地状部材8の内面側に着脱自在に装着された複数の固定具、すなわち、鉄筋コンクリート構造物1の表面に固定するための左右の脚部7A,7Aおよび線状の陽極材3を保持するためのループ状の保持部7Bを有する複数の固定具は、導電性塗料層5,5の硬化により左右の脚部7A,7Aが鉄筋コンクリート構造物1の表面に固定され、目地状部材8の撤去により保持部7Bが導電性塗料層5,5の間の隙間に露出する。そこで、各固定具のループ状の保持部7Bに線状の陽極材3を挿通することにより、鉄筋コンクリート構造物1の表面に沿って陽極材3を固定する。 (もっと読む)


【課題】 上下水道の配管等の内面に被覆を施した金属管の該被覆の欠陥を、従来の電位差法による方法に比べてより精度良く、また、より簡便に実施できる金属管内面の被覆欠陥検査方法及びそのための装置を提供すること。
【解決手段】 内面に被覆が施され内部に導電性液体が満たされた金属管内に少なくとも一対の電位センサを走査、または配置して、該金属管内の腐食電流及び防食電流によって形成される前記金属管内での電位差を計測し、該電位差が変化する位置を検知することにより前記金属管の腐食箇所及び防食箇所を検出する。前記電位センサと共に、撮像素子を走査、または配置して該素子からの映像情報を併用するのがより好ましい。
これらの電位差及び映像情報より金属配管の腐食速度を推定できる。 (もっと読む)


【課題】電場が形成された環境において、サンゴの光合成活性を評価すること。
【解決手段】サンゴの光合成活性評価装置1は、海水W及びサンゴCを内部に閉じ込める試験容器2の内部に、陽極5と陰極6とが突出する。陽極5と陰極6とは、電源3に接続される。陽極5は、海水Wが満たされた電極格納容器20内に格納される。また、電極格納容器20の陽極5が配置される側の海水Wと、試験容器2の内部においてサンゴCが配置される部分の海水Wとは、導電性を有する電極隔離体21で仕切られている。 (もっと読む)


【課題】サンゴの生育に適した環境を作り出すこと。
【解決手段】サンゴ育成装置1は、サンゴSを活着させるサンゴ活着部11と、サンゴ活着部11と電気的に接続される陽極10と、陽極10とサンゴ活着部11との間に設けられる電流密度変更装置2とを備える。陽極10は、サンゴ活着部11よりも自然電位が卑である。電流密度変更装置2は、サンゴ育成装置1を海中に設置してから経過した時間に基づいて、サンゴ活着部11と陽極10との間を流れる電流の電流密度を変更する。 (もっと読む)


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