説明

豊田鉄工株式会社により出願された特許

81 - 90 / 104


【課題】悪路走行などで車体が大きくがたついたりした場合に、操作レバーが跳ねてポールが第1噛合歯を乗り越えることを、操作性が悪くなったり部品点数が増えたりすることなく簡単且つ安価な手法で防止する。
【解決手段】ラチェット30の第1噛合歯28aの高さを他の噛合歯28よりも高くし、ポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16をブレーキ操作方向へ回動させるのに必要な回動力が、ポール32が他の噛合歯28を乗り越える時よりも大きくした。これにより、操作レバー16が初期位置からブレーキ操作側へ回動することが困難になるため、悪路走行などで車体が大きくがたついたりした場合に、ポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16が跳ね上がって回動することが抑制される。 (もっと読む)


【課題】空の状態で軸方向から圧縮荷重を加えることにより蛇腹状に押し潰すことができる一方、軸方向の強度を確保して簡単に潰れないようにする。
【解決手段】軸心Oに対して直角な断面が八角形で、その断面形状において互いに平行な2辺で表される一対の側壁20a、20bには、溝深さdが一対の側壁20a、20b間の距離Dに対して0.1D〜0.3Dの範囲内の凹溝30a、30bが軸方向に設けられているため、その凹溝30a、30bの存在で軸方向の強度が向上し、例えば内容物が充填された状態でスチール製ボトル10を多段に積み重ねても簡単に潰れないようになる。また、このような凹溝30a、30bが軸方向にのみ設けられたスチール製ボトル10は、内容物を使い切った後の空の状態で軸方向から所定の圧縮荷重が加えられると、確実に且つ安定して軸方向に小さなピッチで蛇腹状に押し潰され、容積が低減されて回収時の容積効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】衝撃吸収部材の隔壁の追加や板厚の増加による重量の増加や、軸方向での屈曲を招くことなく、衝撃荷重を負荷されると、軸方向へ安定して蛇腹状に座屈することによって所定の衝撃吸収量を確保できる衝撃吸収方法を提供する。
【解決手段】内側へ向けて凸となる溝部14と複数の頂点A〜Pとを有する略多角形の閉断面をなし、これら複数の頂点A〜Pのうちの溝部14に隣接する頂点A〜Pと溝部14との双方に連続する直線部又は曲線部とを有する横断面形状を、軸方向の少なくとも一部に有する筒体からなる衝撃吸収部材10を車体の所定の位置に搭載し、この筒体の軸方向の一方の端部から軸方向へ向けて負荷される衝撃荷重により、溝部14と直線部又は曲線部とを交互に反対方向へ変形させながら筒体を蛇腹状に座屈させることにより、衝突エネルギを吸収する。 (もっと読む)


【課題】本体部の肉厚が1.4mmより薄い場合でも取付プレートに対して良好にアーク溶接で固定できるようにして、所定の衝撃エネルギー吸収性能が得られる軽量で且つ安価な衝撃吸収部材を提供する。
【解決手段】筒形状の本体部52の軸方向の端部に、その軸方向に突き出すようにフランジ68、70が一体に設けられ、取付プレート54、56に設けられた膨出部74の外周側壁76に面接触させられた状態で一体的に溶接固定されているため、本体部52の端部を取付プレート54、56に対して垂直に突き当てた状態で溶接する場合に比較して、本体部52の肉厚が薄くても良好にアーク溶接することができるとともに、ブラケット等を用いる必要がなく、所定の衝撃エネルギー吸収性能が得られるクラッシュボックス50を軽量で且つ安価に構成できる。 (もっと読む)


【課題】踏力の伝達効率や耐久性を大きく損なうことなく、ペダルストロークの途中でレバー比を大きく変化させることが可能で、レバー比特性の設計の自由度が高いブレーキペダル装置を提供する。
【解決手段】初期位置から特性変換点までの第1領域では、第1連結リンク32を介して踏力が伝達される一方、特性変換点以降の第2領域では第2連結リンク34を介して踏力が伝達されるため、第1領域および第2領域で別々にレバー比特性を設定できるとともに、長穴46の長さ寸法などで特性変換点を適当に定めることができるため、ペダルストロークの任意の位置でレバー比を不連続に大きく変化させることが可能で、レバー比特性の設計の自由度が向上する。また、第1連結リンク32または第2連結リンク34を介して操作ペダル18から回動部材22に踏力が伝達されるため、オフセットによるこじりを生じて踏力の伝達効率や耐久性が大きく損なわれる恐れがない。 (もっと読む)


【課題】レバー比切替型ブレーキペダル装置において、操作ペダルの原位置がばらついたり、操作ペダルがたついたりすることを抑制するとともに、レバー比特性の設定の自由度を高くする。
【解決手段】互いに異なるレバー比特性で第2軸心O2 まわりに回動させられる第1連動レバー30および第2連動レバー32が、クラッチ部材48を介して回動部材28に一体的に連結される。連結ピン68に連結されるオペレーティングロッドの反力が切替荷重以下の低踏力時には、荷重反応レバー60が基準位置に保持されることにより第1連動レバー30が回動部材28に連結され、反力が切替荷重を超える高踏力時には、荷重反応レバー60が荷重調整ばね74の付勢力に抗して切替位置へ回動させられることにより、第2連動レバー32が回動部材28に連結される。これにより、高踏力時と低踏力時とでレバー比特性が切り替えられる。 (もっと読む)


【課題】踏力に応じてレバー比特性が切り替えられるブレーキペダル装置において、その操作ペダルの原位置が部品の寸法誤差や組付誤差によりばらついたり、操作ペダルがたついたりすることを抑制する。
【解決手段】回動部材36が切替レバー28に配設され、その回動部材36の回動中心が踏力に応じて第3軸34から第2軸22へ切り替えられることにより、レバー比特性が切り替えられるようにした。このため、操作ペダル26は予め定められた一定の第1軸20まわりに回動可能にペダルブラケット16に配設すれば良く、その操作ペダル26の回動中心を変化させてレバー比特性を切り替える場合に比較して、部品の寸法誤差や組付誤差等に起因する操作ペダル26の原位置のばらつきや、操作ペダル26のがたつきが抑制される。 (もっと読む)


【課題】 所定の曲げ強度を維持しつつ十分なクラッシュストロークを確保できる軽量で且つ安価な自動車用バンパービームを提供する。
【解決手段】 平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に加工されており、高い曲げ強度が要求される長手方向の中央部分では、一対の突出部34が連結部36を介して連結されたM字型断面形状とされている。また、クラッシュボックス14Rに固定される取付部32では、連結部36の幅寸法W2が中央部分における幅寸法W1よりも大きくされているとともに、突出部34の高さ寸法H2がクラッシュボックス14Rの圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られる範囲で中央部分における高さ寸法H1よりも小さくされ、全体として扁平なM字型断面形状を成している。 (もっと読む)


【課題】隔壁の追加や板厚の増加による重量の増加や、軸方向での屈曲を招くことなく、衝撃荷重を負荷されると、軸方向へ安定して蛇腹状に座屈することによって所定の衝撃吸収量を確保できる衝撃吸収部材を提供する。
【解決手段】軸方向の横断面形状が、略多角形からなる閉断面であり、閉断面の外側にフランジを具備せず、略多角形を構成する複数の頂点のうちの一部を直線で連結して得られる多角形のうちで最大の面積を有する多角形として規定される基本断面の少なくとも一の辺の一部の領域でかつこの辺の端点を除く位置に基本断面の内側へ凸となる溝部を有する形状であり、さらに、溝部を有する辺の一部の領域を除いた辺の残余の領域が、曲線に形成されるクラッシュボックスである。 (もっと読む)


【課題】 高さ寸法Tが大きいエスカッションパネルを容易に組み付けることができるようにするとともに、ヒケ等により意匠品質を損なうことなく側板部の開きや変形を防止する。
【解決手段】 エスカッションパネル20の側板部24の裏面にガイド30が設けられ、アームレスト部14の開口端縁部と係合させられることにより側板部24の車幅方向位置を規定するため、高さ寸法Tが大きい場合でも、側板部24の下端縁が開いたり変形したりすることが抑制される。また、ガイド30は、取付の際にアームレスト部14の開口端縁部(垂直部36)と係合させられることにより、その開口端縁部がガイド30と位置決めリブ33との間に相対的に挿入されるように案内するものであるが、ガイド30は、側板部24の下端よりも下方へ突き出しているため、アームレスト部14の開口端縁部やガイド30を目視により確認しながら容易に取付作業を行うことができる。 (もっと読む)


81 - 90 / 104