説明

豊田鉄工株式会社により出願された特許

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【課題】もぐり込みによる車両部品の損傷を適切に抑制できるもぐり込み防止部材を簡単且つ安価に構成できるようにする。
【解決手段】縦板部30の突出端には略直角に折り曲げられた補強板部32が設けられているとともに、その補強板部32の両端部に設けられた一対の側板部34L、34Rはそれぞれバンパービーム12に一体的に溶接接合されているため、縦板部30および補強板部32の変形が抑制されてもぐり込みが一層適切に防止される。その場合に、補強板部32の延び出し寸法hは上壁24の幅寸法dよりも短いため、バンパービーム12が車両内方側へ変形した場合に、もぐり込み防止部材10が車両内方側へ突き出して車両部品を損傷する可能性が低くなる。また、もぐり込み防止部材10の全体が1枚の金属板材に対するプレス加工により一体に構成されているため、簡単且つ安価に製造できる。 (もっと読む)


【課題】操作ペダルを回動可能に支持している第1軸心O1が傾斜している車両用操作ペダル装置において、中間レバー等に段差を設けたり出力ユニット側の設計変更を行ったりすることなく、簡単な手段で操作ペダルのボス部等が工具スペースTと重複したり周辺部材と干渉したりしないようにする。
【解決手段】第1軸心O1が出力ユニット26の中心線Sと略交差する高さ位置に設定され、ペダルアーム19と第1軸心O1との交点が中心線Sと略一致するように操作ペダル20が配置されているため、第1軸心O1を傾斜させてもボス部21が車両幅方向へ殆ど変位しない。これにより、出力ユニット26のボルト44にナット部材46を締め付ける際の工具スペースTに対して、ボス部21や支持ボルト30等が重複することが回避される。また、中心線Sを基準として各種部材の配設位置等が定められるため、ボス部21等がそれ等の周辺部材と干渉する可能性も低くなる。 (もっと読む)


【課題】ペダルアームのシート固定部にペダルシートを溶接する際の溶接装置の取り回しの自由度が高く、ペダルシートの踏み込み剛性を容易に確保できるようにする。
【解決手段】ペダルシート18にはペダルアーム14の下端側の先端開口部(シート固定部)42が貫通する取付穴40が設けられ、裏面17側からその取付穴40内にペダルアーム14の先端開口部42が嵌め入れられた状態で、踏面16側からプラズマ溶接が施されて取付穴40の周縁部がペダルアーム14の先端開口部42に一体的に固定される。このため、溶接を行う際に溶接トーチ等の溶接装置とペダルアーム14とが干渉する恐れがなく、溶接装置の取り回しの自由度が高くなり、溶接部位を適当に設定することにより所定の踏み込み剛性を容易に確保することができる。 (もっと読む)


【課題】操作ペダルを構成している2つの部材が重ね合わされて溶接される場合に、入熱量のアンバランスに起因する接合不良や熱歪の発生を抑制する。
【解決手段】ペダルアーム14のボス取付筒部32g、34gよりも外側へ突き出す軸方向の端部40a、40bの外径が小さくされることにより段差42a、42bが設けられており、そのボス取付筒部32g、34gの端縁から段差42a、42bに跨がるコーナー部分にプラズマアーク溶接が施される。このため、ボス取付筒部32g、34gとボス16との第2接合部W2に効率良く集中的に入熱することが可能で、熱歪の発生を抑制しつつ所定ののど厚Dを確保して接合強度を向上させることができる。また、段差42a、42bに連続する端部40a、40bから良好に放熱されるため、部材の溶け広がりが防止され、この点でものど厚Dの減少が抑制されるとともに、ボス16の内周面の熱歪が抑制される。 (もっと読む)


【課題】筒状体が非対称形状のテーパ部を有する場合でも所定の衝撃エネルギー吸収性能が安定して得られるように圧壊挙動を安定化させるとともに、そのための応力集中部のチューニングを容易に行なうことができるようにする。
【解決手段】上部側壁38に位置する側端縁部26aおよび28aの重ね合わせ部分に応力集中部42が断面多角形状の稜線に達することがないように設けられているため、多角形状の稜線を含んで応力集中部を設けたり1枚の板材で構成されている側壁部分に応力集中部を設けたりする場合に比較して、衝撃エネルギー吸収性能に対する影響が小さく、所望の衝撃エネルギー吸収性能を確保しつつ圧壊挙動を安定化させるための応力集中部42の形状や大きさ等のチューニングを容易に行なうことができる。 (もっと読む)


【課題】クッション取付板の板厚が異なる場合でも、軸部の径寸法が略一定の従来のクッション部材をそのまま使用できるとともに、板厚の相違に拘らず所定の組付作業性が維持されるようにする。
【解決手段】クッション取付板32の取付孔38付近に変形凸部52が設けられることにより、取付孔38の近傍で本体部40の座面46および頭部44の抜止め面48の双方に接するようにされているため、クッション取付板32の板厚tが抜止め面48と座面46との間の間隔dより小さくても、変形凸部52の突出寸法を間隔dに合わせて適当に設定することにより、クッション部材34をがたつくことなく適切に装着することができる。これにより、軸部42の径寸法が略一定の従来のクッション部材34をそのまま使用できるとともに、板厚tの相違に拘らず取付孔38そのものは変更する必要がないため、組付作業性が良好に維持される。 (もっと読む)


【課題】複数箇所のクリップ取付座に対してプレス機械等を用いて複数のクリップを同時に組み付けることができるようにする。
【解決手段】クリップ16を仮組付状態で組み付けることができるとともに、そのクリップ16は車両用ドアトリム10に対して略垂直な組付中心Oと平行な組付方向から押圧されて組み付けられるため、多数のクリップ取付座14が設けられている場合でも、その多数のクリップ取付座14に対してそれぞれクリップ16を仮組付した状態で、例えば単一の押圧装置72によりそれ等のクリップ16を同時にクリップ取付座14に押圧して本組付状態とすることができ、クリップ組付作業の効率化や自動化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】単純な装置構成で清掃工具を溶接用ノズルの径方向へ変位させることが可能で、溶接用ノズルの径寸法に合わせて容易に設計変更できるとともに、ノズル内に消耗電極や電極チップ等が存在する場合でも、そのまま溶接用ノズルの付着物を除去できるようにする。
【解決手段】回転台座34を回転軸心Sの軸方向へ移動させることなく、エアシリンダ64によってストッパピン44を下降させるだけで、回動部材40、42に設けられた清掃爪54をノズル14の径方向へ移動させて内周面に押圧することができるため、装置が簡単且つ安価に構成されるとともに、ノズル14の径寸法が異なる場合でも、回動部材40、42の形状等を変更するだけで対応できる。また、清掃工具として清掃爪54が設けられているため、ノズル14内の電極チップ16や電極ワイヤ18と干渉することなく清掃爪54を挿入して付着物22の除去処理を行なうことができる。 (もっと読む)


【課題】冷却ユニットに偏荷重が作用した場合でも冷却ユニットが円滑に車両後方側へ移動させられ、損傷が適切に抑制されるようにする。
【解決手段】車両後方側へ所定値以上の外力が作用した場合にくびれ62が破断することにより、第2締結ボルト66は車両後方側へ移動可能で、且つ、第1締結ボルト60を中心とする円弧方向へ回動可能とされるため、第1締結ボルト60が長穴58に案内されつつ車両後方側へ直線移動させられる際に、外力の加わり方に応じて種々の態様で第2締結ボルト66が車両後方側へ変位可能で、冷却ユニット10に偏荷重が作用した場合でもこじりが生じ難く、冷却ユニット10が円滑に車両後方側へ移動させられるようになって、バンパリインフォースメント12との接触による損傷が適切に抑制される。 (もっと読む)


【課題】バンパーステイのフック支持剛性を維持しつつフック取付部の前後長を短く設定した車体の前部構造を提供する。
【解決手段】バンパーステイ21にフック取付部29を介して牽引フック31を設けた車体の前部構造であって、前記バンパーステイ21は、車両前方側の前壁面27と、該前壁面27およびサイドメンバの前面との間に配置された支持部材41とを有し、前記フック取付部29は、前壁面27と支持部材41との双方に接合されると共に、後端部29aを支持部材41の近傍に配置している。 (もっと読む)


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