説明

豊田鉄工株式会社により出願された特許

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【課題】高い位置決め精度が要求されることなくクッション材を所望の取付位置に簡単に且つ適切に固定することができるようにする。
【解決手段】車両用ドアトリム10の裏面12には、複数の固定部位16a〜16fに対応して係止部20が一体に設けられ、各係止部20にクッション材14が一体的に係止されて固定される。係止部20は、押込み穴24および複数の係止爪26を備えており、その複数の係止爪26を弾性変形させつつクッション材14が押込み穴24内に押し込まれることにより、その押込み部14rが複数の係止爪26に係止されて抜け止めされる。したがって、クッション材14を車両用ドアトリム10の所定位置に平置きし、押込み穴24内に押し込むだけで固定することが可能となり、高い位置決め精度が要求されることなくクッション材14を所望の配設位置に簡単に且つ適切に固定することができる。 (もっと読む)


【課題】中空構造の操作ペダルの板厚を薄く維持してできるだけ軽量且つコンパクトに構成しつつ、連結ピンを介して反力部材または伝達部材が連結される回動連結部の剛性を高くして座屈や変形を防止する。
【解決手段】中空構造の操作ペダル14の外周部であって連結リンク20と連結される部分には連結開口部38が設けられ、その内側に断面がコの字形状の補強部材40が外向きに開口するように一体的に溶接接合されており、この補強部材40の内側に連結リンク20の端部が挿入されて第1リンクピン44により相対回動可能に連結されている。これにより、操作ペダル14の剛性が向上するとともに応力集中が緩和されて座屈や変形が抑制され、中空構造の操作ペダル14の板厚を薄く維持してできるだけ軽量に構成することができるとともに、操作ペダル14の車両前後方向の幅寸法を小さくしてコンパクトに構成することができる。 (もっと読む)


【課題】高い位置決め精度が要求されることなくクッション材を所望の取付位置に簡単に且つ適切に固定することができるようにする。
【解決手段】車両用ドアトリム10の裏面12には、複数の取付部位16a〜16fに対応して複数の挟着部20が一体に設けられ、各々の挟着部20にクッション材14が一体的に固定される。挟着部20は、一対の係止用突起22および挟持用突起24を備えているとともに、それ等の突起22、24にはそれぞれ係止爪22p、24pが設けられており、その係止爪22p、24pの先端間に形成されるスリット状の隙間26にクッション材14が180°折り曲げられるようにして、その係止爪22p、24pを弾性変形させつつ押し込まれることにより、その折曲げ挿入部14rがそれ等の係止爪22p、24pの間で挟まれた状態で係止される。 (もっと読む)


【課題】衝撃エネルギー吸収材を車両用ドアトリムに取り付けるためのEA取付構造部において、接着や溶着、カシメ等を必要とせずワッタッチで装着できるワッシャを用いて所定の保持性能で安定して保持できるようにする。
【解決手段】ワッシャ32の挿通孔34内にボス18が相対的に挿入(圧入)されると、ワッシャ32のスリット36よりも内周側部分が径方向の外周側へ弾性変位させられるとともに、その弾性変位に伴って生じる弾性復元力で係合突起38がボス18に押圧されることにより、衝撃エネルギー吸収材12を所定の保持性能で保持できる任意の取付位置にワッシャ32をワンタッチで組み付けることができる。係合突起38は径方向の外周側へ弾性変位させられるため、浮き上がり方向の外力Fが作用してもワッシャ32の装着状態(姿勢)が良好に維持され、衝撃エネルギー吸収材12を所定の保持性能で安定して保持することができる。 (もっと読む)


【課題】車両の斜め方向から衝撃荷重が加えられる場合でも、車両への搭載スペースをできるだけ小さく維持しつつ横倒れが抑制されるようにして、優れた衝撃吸収性能が安定して得られるようにする。
【解決手段】一対の幅狭側壁66の外側(上下)にフランジ68が設けられ、そのフランジ68は中央部分で幅狭側壁66に接続され、両側部分(翼状フランジ70aおよび70b)が幅狭側壁66と平行に互いに反対方向へ延び出すように設けられているため、車両の斜め方向から衝撃荷重が加えられる場合でも、フランジ68の存在で横倒れが抑制されて優れた衝撃吸収性能が安定して得られる。その場合に、フランジ68は幅狭側壁66と平行に形成されているため、外側へ放射状に突き出すように設ける場合に比較して、車両の斜め方向から作用する衝撃荷重による横倒れを適切に抑制しつつコンパクトに構成することが可能で、車両への搭載性が向上する。 (もっと読む)


【課題】ドアトリム本体にオーナメント部材を突き合わせて連結する場合の組付作業性を改善するとともに形状設計等の設計の自由度を向上させる。
【解決手段】オーナメント部材14に段差32が設けられ、その段差32に連続して係止突起34が設けられている一方、ドアトリム本体12には、係止突起34が弾性変形しつつ挿通させられるとともに弾性復帰により抜止め用凸部46が係止される係止穴44が設けられているため、オーナメント部材14を白抜き矢印で示すように突合せ方向へ接近させ、係止突起34を係止穴44内に挿通させるだけで組付を行うことができる。車両前後方向や上下方向の両端部に立設部22および側壁部30を有する場合、その両端部においてそれぞれ係止突起34と係止穴44との係止により一体的に連結でき、位置決め性を損なうことなく容易且つ迅速に組付作業を行うことができるとともに、形状設計等の設計の自由度が向上する。 (もっと読む)


【課題】熱処理による鋼のスケール発生を抑制することができ、溶接性や塗装密着性に優れた熱処理鋼材を得るための表面処理液、およびその表面処理液を用いた熱処理鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】無機系バインダーと金属顔料とを溶媒中に含有し、前記無機系バインダーが、シリカ、チタニア、ジルコニア、有機ケイ素化合物、有機チタン化合物、および有機ジルコニウム化合物からなる群から選ばれる一種または二種以上であり、前記金属顔料として、当該金属顔料と前記無機系バインダーとの合計量に対し、(a)酸化亜鉛粉を5〜20質量%、(b)耐高温酸化性金属粉を15〜60質量%、および(c)金属箔を10〜25質量%を含有し、前記金属顔料の合計含有量は、当該金属顔料と前記無機系バインダーとの合計量に対して50〜75質量%である表面処理液。 (もっと読む)


【課題】嵌合突起と嵌合穴との嵌合で位置決めが行われる場合に、常に安定して高い位置決め精度が得られるように両者の間の隙間詰めが行われるようにする。
【解決手段】ドアトリムアッパ10の延出部18がカシメ加工部54とドアトリムロア12との間で挟圧される際に、凸部32がカシメ加工部54に当接して押圧部30が曲げ変形させられることにより、押圧部30の先端が嵌合突起44の側面に押圧され、その嵌合突起44に対して垂直方向へドアトリムアッパ10およびドアトリムロア12が相対的に平行移動させられて、嵌合突起44と嵌合穴20との間の隙間詰めが行われるため、両者の相対的な姿勢が安定して常に高い位置決め精度が得られるとともに、比較的大きな面積で押圧部30の先端を嵌合突起44の側面に接触させることができるため、経時的なへたりによってがたつきを生じるようになる可能性も少ない。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで、高い冷却性能を発揮する自動車用電子部品の冷却装置を提供すること。
【解決手段】扁平な形状を呈する外管12内に、細径な内管14の複数を内挿して、それら内管14が一列に密接配列され、さらに外管12の内周面に内管14の外周面が密接されるようにして構成した第一のユニット16a及び第二のユニット16bの二つを、電子部品26が取り付けられる側の外管12の平坦面24がそれぞれ外側となるようにして、重ね合わせた状態において直列に接続し、第一のユニット16aと第二のユニット16bとの対向する平坦面18,18間に、断熱材20を挟み込んで、冷却装置を構成する冷却ユニット10を形成した。 (もっと読む)


【課題】エンジンサイズに応じて冷却部品の配設位置を変更可能な車両用冷却部品支持装置を、少ない部品点数で簡単且つ安価に構成できるようにする。
【解決手段】ラジエータサポートロア14に複数のサポートサイド連結部32、34を設け、ラジエータサポートサイド16、18に対する連結位置を変更できるようにしたため、エンジンサイズに応じてラジエータ本体20の配設位置を変更でき、部品の共通化を図ることができるとともに、エンジンサイズが小さい時にラジエータ本体20が後側に配設されることにより、低車速での車両衝突時におけるラジエータ本体20の損傷を抑制できる等の効果が得られる。その場合に、ラジエータサポートサイド16、18に対するラジエータサポートロア14の連結位置を車両の前後方向へ変更するだけで良いため、少ない部品点数で簡単且つ安価に構成することができる。 (もっと読む)


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