説明

豊田鉄工株式会社により出願された特許

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【課題】フック取付部材が衝撃吸収部材の先端に配設されている牽引フック取付構造において、フック取付部材に斜め方向から衝撃荷重が加えられる場合でも、その衝撃荷重が衝撃吸収部材によって適切に吸収されるようにする。
【解決手段】ナット部材(フック取付部材)24は、取付フランジ40の固設部42を介してクラッシュボックス(衝撃吸収部材)14Rの先端カバー34の内側面に固定されており、ナット部材24に所定値以上の衝撃荷重が作用した場合には、スリット46部分で破断し、そのスリット46よりも内側の離脱部44がナット部材24と共にクラッシュボックス14Rの内側へ離脱させられる。これにより、先端カバー34に衝撃荷重が直接作用させられるようになり、斜め方向から荷重が作用する場合でもモーメントの発生が抑制されてクラッシュボックス14Rが適切に圧壊させられ、所定の衝撃エネルギー吸収性能が安定して得られる。 (もっと読む)


【課題】本体部の肉厚が薄い場合でも取付プレートが適切に固設されて所定の衝撃エネルギー吸収性能が安定して得られるようにする。
【解決手段】本体部52の軸方向の一端部に折曲げフランジ56が一体に設けられ、取付プレート54に密着する状態で一体的に溶接固定されるだけでなく、その折曲げフランジ56の曲げR部58と取付プレート54との間に形成される空隙に硬化性樹脂60が充填されているため、その硬化性樹脂60によって曲げR部58が補強され、本体部52の肉厚が薄い場合でも、本体部52の軸方向に圧縮荷重Fが加えられた場合にその曲げR部58が曲げ変形(座屈)することが抑制され、所定の衝撃エネルギー吸収性能が安定して得られるようになる。特に、硬化性樹脂60を充填するだけで良いため、L字型のブラケット等を用いて補強する場合に比較して、製造が簡単で軽量且つ安価に構成できる。 (もっと読む)


【課題】一対の分割体の端末部が合成樹脂による被覆で接合されている中空ペダルにおいて、所定の強度や剛性を確保しつつ更なる軽量化を図ることができるようにする。
【解決手段】一方の分割体32の端末部32eに折曲げ突起38が設けられ、他方の分割体34のフランジ34fに設けられた掛止穴40内に挿入されているため、それ等の折曲げ突起38と掛止穴40との係合で、端末部32eとフランジ34fとの重ね合わせ面と平行な総ての方向の相対変位が規制され、端末部32eとフランジ34fとの重ね合わせ部を合成樹脂36で被覆するだけでも高い接合強度が得られるようになる。これにより、ペダルアーム14の強度や剛性が高くなり、その分だけ一対の分割体32、34の肉厚を薄くして軽量化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】連結ピンが長穴の一端部に当接させられることにより入力部材および出力部材の相対変位が阻止されるペダル操作量検出装置において、その連結ピンが長穴の一端部に当接させられた場合に検出されるペダル操作量のばらつきを防止する。
【解決手段】長穴28のストッパ部(一端部)28eが、その長穴28とクレビスピン(連結ピン)26との相対変位方向(長穴28の長手方向)に対して直角方向に直線状に延びる直線部Lを備えており、クレビスピン26が常にその直線部Lに当接させられるため、操作ペダル16が大きなペダル操作力Fで踏込み操作されてクレビスピン26がストッパ部28eに当接する場合の最大変位量St1がばらつくことがない。これにより、所定値以上の大きなペダル操作力Fで踏込み操作された場合の相対変位量Stが一定の最大変位量St1になり、その相対変位量Stに基づいて求められるペダル操作量の検出精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】鋼板を部分的に異なる温度に加熱する際に、部分的に異なる温度に1回の加熱処理で同時に加熱できるようにする。
【解決手段】ブランク材に密着させられる平坦な加熱面(上面12f)を有するとともに、多数のシーズヒータ18a〜18mによってその加熱面が複数の加熱領域20a、20b、・・・に区分して異なる加熱温度に加熱されるホットプレート12により、その加熱面の複数の加熱領域20a、20b、・・・の加熱温度に応じてブランク材を部分的に異なる温度に1回の加熱処理で同時に加熱することができる。これにより、例えばセンターピラー用の補強部材のように、ブランク材を部分的に焼き入れ硬化させるために部分的に異なる温度に加熱する場合に、その加熱処理を容易に且つ短時間で行うことができるとともに、一度に加熱するため温度管理が容易であり、高い精度で目的とする温度分布が得られる。 (もっと読む)


【課題】操作力を電気的に検出することができる車両用操作ペダル装置を少ない部品点数で簡単且つ安価に構成できるようにする。
【解決手段】クレビスピン26を介してオペレーティングロッド22に相対回動可能に連結される操作ペダル16には、反力によるクレビスピン26の変位を許容するように、そのクレビスピン26が挿通させられる連結孔32の近傍に3つの開口34、36、38が設けられ、クレビスピン26の変位に伴って弾性的に変形させられる板状部40、42が起歪部として用いられて、歪抵抗素子44a、44b、46a、46bが取り付けられることにより、操作ペダル16と一体に荷重センサ30が構成されている。これにより、従来のように起歪体を別個に備えている別体の荷重センサを一体的に組み付ける場合に比較して、装置全体として部品点数が少なくなるとともに構造が簡単になり、安価に構成される。 (もっと読む)


【課題】変形やヒケの原因となる厚肉部を設けることなく、且つ針先が意匠面へ突き出すことを確実に防止しつつ、タッカー針が内装基材に適切に係止されるようにする。
【解決手段】樹脂製内装基材12の裏面20に可撓性を有する板状の打込み用リブ24が所定の傾斜角度θで傾斜する姿勢で一体に突設されており、その打込み用リブ24の上に端末部16を重ねて、それ等の端末部16および打込み用リブ24を貫通するようにタッカー針22を打ち込んで、その打込み用リブ24に係止する。打込み用リブ24は所定の傾斜角度θで傾斜しているとともに可撓性を有する一方、タッカー針22は打込み用リブ24に対して交差する姿勢で貫通するように打ち込まれるため、タッカー針22に引抜方向の力が作用した場合、打込み用リブ24の変形による拗れなどでタッカー針22の引抜きが防止され、端末部16を適切に固定することができる十分な引抜き強度が得られる。 (もっと読む)


【課題】矩形枠状の車両用ラジエータサポートを輸送する際に、輸送先での組立作業性を確保しつつ輸送効率を向上させる。
【解決手段】サポート部30が、左右両側の一対の上側連結ボルト36によりその軸心である回動中心Sまわりに相対回動可能に連結された上側枠構成部31および下側枠構成部32から成り、その回動中心Sまわりに回動させて図1(c) に示すように折り畳んだ状態で輸送できるため、輸送効率を向上させることができる。また、上側枠構成部31と下側枠構成部32とを所定の回動中心Sまわりに回動させて折り畳むだけであるため、その回動中心Sまわりに相対回動させて図1(a) 、(b) に示す組立状態とし、下側連結ボルト38により位置合わせするとともに、その下側連結ボルト38および上側連結ボルト36を強固に締め付けることにより簡単に組立状態(完成品)とすることができる。 (もっと読む)


【課題】はんだ付け無しで基板に接続できるプレスフィット端子に関し、挿入荷重が比較的小さく且つスルーホールに対して高い位置精度で挿入できるようにする。
【解決手段】先端連結部26側からスルーホール42に挿入される際に、幅変化部36がそのスルーホール42と係合させられて弾性変形させられることにより、先端側拡幅部32がそのスルーホール42に達する前に先端連結部26に設けられた破断部(ノッチ50部分)が破断する。これにより、プレスフィット端子10の弾性変形が容易になって、幅寸法が大きい先端側拡幅部32をスルーホール42内に挿入する際の挿入荷重が軽減される。また、スルーホール42に挿入する前は、先端部分が先端連結部26によって一体に連結されているため、加工の際の残留応力等による変形などが抑制されて高い形状精度が得られ、スルーホール42に対する位置精度が向上して挿入不良が抑制される。 (もっと読む)


【課題】所定の支持強度を確保しつつ簡単且つコンパクトで安価に構成できる牽引用フック支持装置を提供する。
【解決手段】クラッシュボックス14Rの一対の側壁36、38にはそれぞれ内側へ軸対称に突き出す凹溝40、42が軸方向に設けられ、ナット部材24はクラッシュボックス14Rの軸心Oと同心に凹溝40、42の内側に配設されて、アーク溶接等によりその凹溝40、42に直接一体的に溶接される。その場合に、凹溝40、42が設けられることでクラッシュボックス14Rの強度が高められるとともに、その凹溝40、42を介してクラッシュボックス14Rに牽引荷重が偏りを生じることなく効率的に伝達されるため、牽引用フック22に対する所定の支持強度を確保しつつ、クラッシュボックス14Rを含む牽引用フック支持装置20を簡単且つコンパクトで安価に構成できる。 (もっと読む)


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