説明

北川工業株式会社により出願された特許

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【課題】フェライト焼結体を利用しているにもかかわらず、電線の長手方向について広範囲にわたって取り付け可能な雑音吸収具を提供すること。
【解決手段】雑音吸収具1は、電線Cの周囲に装着されて、電線Cを伝わる雑音を減衰させるものである。この雑音吸収具1は、帯状基材3と、帯状基材3に固着された複数のフェライト片5とを備えている。複数のフェライト片5は、薄板状に形成されたフェライト焼結体5aを、帯状基材3に固着してから、帯状基材3の長手方向に対して斜めに傾いた分割線5bおよび帯状基材3の長手方向に平行な分割線5cに沿って割ることによって形成されたものである。このように構成された雑音吸収具1は、電線Cの軸方向と分割線5bが平行になる状態で電線Cの周囲に巻回され、これにより、電線Cの外周に螺旋状に装着することができる。 (もっと読む)


【課題】 電子部品等の一方の部材で発生した熱が、その電子部品等を内蔵した筐体等の他方の部材に伝達されるのを良好に抑制または遅延することのできる断熱シート、及び、その断熱シートを利用した筐体を、発泡性を有さない潜熱蓄熱材を内包した潜熱マイクロカプセルを利用することによって提供すること。
【解決手段】 断熱シート1は、シリコーンゴムからなる基材3に、パラフィンを内包した潜熱マイクロカプセル5と、発泡性を有する未発泡の発泡性マイクロカプセル7とを充填して構成されている(A)。断熱シート1の片面に配設された電子部品の過熱時には、(B)のように発泡性マイクロカプセル7が発泡して断熱性を発揮すると共に、基材3を通る熱は潜熱マイクロカプセル5により潜熱として吸収される。 (もっと読む)


【課題】ノイズ吸収具において、ケースの外側でループになっている電線の位置を安定させること。
【解決手段】可動部7の外面には突起27が設けられ、突起27間には平坦部28が設けられて、突起27の内面と平坦部28とによって溝29が構成されている。ケース3を閉鎖すると2つの半割磁性体2、2が接合させられて有孔のコアを形成する。そのコアの内孔に電線を通せばノイズ除去が可能である。電線をループにする場合は電線を可動部7に巻き付ける。そのときにループの一部が突起27間を通るようにする。こうすると、ループを形成している電線の位置が対をなす突起27間に規制されるから、ケース3の外側でループになっている電線の位置が安定する。これにより、電線の位置が安定しないことに起因するさまざまな不都合も解消できる。 (もっと読む)


【課題】 簡便に取り付けでき、取り付けによる磁性部材の破損を抑制できるコンタクト部材を提供する。
【解決手段】 本実施例のコンタクト部材10は、導電性および弾性を有する接触部材11と、樹脂ケース12と、接触部材11および樹脂ケース12を取り囲むように配置されるフェライトコア13と、からなる。
接触部材11の一方の端部側に位置するグランド接触部14は、電子回路基板のグランドと接触する。このグランド接触部14と反対の側に位置する一対の筐体接触部15は、筐体板金部と接触する。この接触部材11は、筐体接触部15が、互いの位置する方向に向かって弾性変位可能な形状となっている。 (もっと読む)


【課題】 エラストマを利用した振動抑制装置において、広い範囲の周波数に亘って振動を良好に抑制可能とすること。
【解決手段】 振動源91によって加振される構造物93には、ダンパ1が貼着されている。ダンパ1は、構造物93の表面に貼着される板状の圧電素子と、その圧電素子の構造物93への貼着面とは反対側に積層固定される板状のエラストマと、そのエラストマの上記圧電素子への積層面とは反対側に積層固定される板状の質量板とを備えており、上記圧電素子に設けられた電極はシャント回路10に接続されている。上記圧電素子とシャント回路10とによって比較的低周波の振動を、上記エラストマと上記質量板とによって比較的高周波の振動を、それぞれ良好に抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂部品に金属めっきを施した場合のように薄膜状金属の断片が剥がれず、樹脂部品に取り付けられた板金部品のようなエッジ対策も不要な導電部材の提供。
【解決手段】ケーブル保持具1は、樹脂材料製の本体3と、金属ワイヤ5と、発泡ポリウレタンの芯材を導電性布で被覆した構造の軟質導電体7とを備えている。このケーブル保持具1は、金属パネルの切欠に装着され、軟質導電体7の内側にケーブルを保持することにより、金属パネルの表側から裏側へケーブルを通すことができる。しかも、軟質導電体7は金属ワイヤ5に接触しており、金属ワイヤ5は金属パネルに接触するので、軟質導電体7をケーブルのアース線に接触させると、ケーブルのアース線と金属パネルとを電気的に接続することができ、ケーブルを介して金属パネルの内側から外側へノイズが漏出するのを防止ないし抑制できる。 (もっと読む)


【課題】永久磁石で取り付けられる着脱自在製品に防振性を持たせること。
【解決手段】マグネットクランプ1はクランプ機能部2を備えている。クランプ機能部2の基板部3には柔軟部11が積層され、柔軟部11には永久磁石12が積層されており、基板部3と永久磁石12とで柔軟部11を挟んだ3層構造が形成されている。マグネットクランプ1は、永久磁石12の磁力により鋼板等に取り付けられる。エラストマである柔軟部11を備えているので、他者(取付け相手又は保持したパイプや電線等)から振動が与えられた場合に、この振動を柔軟部11により低減できる。 (もっと読む)


【課題】自動実装機を利用してプリント配線板上に実装可能で、ヒートシンクが電子部品等の装着対象に接触したことを簡単に確認可能な放熱部材を提供することにある。
【解決手段】放熱部材1は、プリント配線板PWB上に実装された電子部品Pに装着可能なヒートシンク5と、プリント配線板PWBにはんだ接合される部材であり、はんだ接合の際には、ヒートシンク5を電子部品Pから離れた保持位置(選択図中(a)参照)に保持するフレーム3とを備えている。ヒートシンク5は、所定以上の外力が加えられると保持位置を脱する状態でフレーム3に保持されており、保持位置を脱した際には電子部品P側に向かって移動可能で、この移動に伴って電子部品Pに装着される装着位置(選択図中(b)参照)に達すると電子部品Pに装着される。 (もっと読む)


【課題】 電子部品等の発熱体と板金との間に配設されて上記発熱体が発生した熱を上記板金に逃がす熱伝導スペーサ、並びに、その熱伝導スペーサを用いて上記発熱体としての電子部品の放熱を行う電子部品の放熱構造において、熱伝導スペーサの装着作業を効率化すること。
【解決手段】 基板92に設けられた電子部品93に当接する第1面2Aと板金91に当接する第2面2Bとを対向面に備えた直方体状の外形を有する熱伝導材2には、板金91に穿設された取付穴91Aに嵌合固定されるスナップ部3が設けられ、熱伝導スペーサ1を構成している。スナップ部3はワンタッチで板金91に取り付けることができ、このとき、熱伝導材2は板金91に圧接されて圧縮歪が生じる。 (もっと読む)


【課題】 グラファイトシートをシート状部材によって両面から覆いそのシート状部材を上記グラファイトシートの周囲で封着して構成され、かつ、粘着層を介してフィルムに被着された薄膜熱拡散シートにおいて、薄膜熱拡散シート本体をフィルムから剥がす作業を容易にすること。
【解決手段】 グラファイトシート3をPETフィルム5と両面粘着テープ7とで覆ってなる薄膜熱拡散シート本体10は、セパレータ20に貼着されている。セパレータ20には、セパレータ20の端縁よりも内側でかつ両面粘着テープ7との対向部よりも外側に設定された2点21A,21Aをグラファイトシート3との対向部を通って連結するカギ状の切り込み21が形成され、セパレータ20の角部20Aを指で摘んで薄膜熱拡散シート本体10から離れる方向に引けば薄膜熱拡散シート本体10が動作部20Bにより押し上げられる。 (もっと読む)


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