説明

北川工業株式会社により出願された特許

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【課題】低周波数帯にも制振作用を十分に発揮できることが可能なグロメットを提供すること。
【解決手段】グロメット1は、貫通穴6aが設けられたフランジ部6と、貫通穴9aが設けられた内嵌リング部9と、各端がフランジ部6と内嵌リング部9とに連接された柱部8と、フランジ部6の下端面に設けられた支持突起7と、内嵌リング部9の外周に嵌着可能な嵌着穴4aが設けられた可動リング部4と、フランジ部6と可動リング部4とを連結する帯部5とを備える。ボルト25を貫通穴6a、9aに通して被着部材Pに螺入すると、支持突起7が介在するためにフランジ部6が波打ち状に変形する。この変形が柱部8に影響して柱部8同士が平行でなくなる。互いに平行でなくなった柱部8は撓みやすくなり、比較的低い周波数帯にも対応することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】表面実装コンタクトをシールドケース用の接触端子として使用する場合の電気的な接触を確実にすること。
【解決手段】表面実装コンタクト1をシールドケース用の接触端子として使用すると、シールドケース40の端面41と第1板ばね部11の上面11aとで電気的に接触させ、且つシールドケース40の内側面42と第2板ばね部16の先端部(変形規制部18)とを電気的に接触させることができる。シールドケース40の端面41と内側面42とで電気的に接触させることが可能な構成であるから、導電性皮膜を付与したプラスチックシートを変形させて作ったシールドケース40であっても、端面41だけでなく内側面42でも電気的接触をさせることができるので確実なグランディングをとることができる。 (もっと読む)


【課題】比較的低電圧での利用が可能で、柔軟性や緩衝性に優れ、圧力の変動幅に応じて抵抗値がきわめて大幅に変動することで、圧力検出精度も向上させることができる感圧導電性材料を提供すること。
【解決手段】本発明の感圧導電性材料は、母材となる樹脂材料中に気相成長炭素繊維が配合された導電性樹脂組成物に対し、発泡剤を添加することにより、導電性樹脂組成物を発泡させてなる。母材となる樹脂材料は、シリコーンゴムであると好ましく、気相成長炭素繊維は、直径が0.01μm〜0.2μm、繊維長が1μm〜500μm、アスペクト比が10〜500のものであるとよい。また、発泡剤は、独立気泡を形成可能なものであると好ましい。 (もっと読む)


【課題】吸着ノズルの縁部が吸着面から外れるのを防止できる弾性コンタクト。
【解決手段】弾性コンタクト1は、ベース部12、コンタクト部2及び支持バネ部6を備え、コンタクト部2の連設端部7に突起8を設けてある。吸着ノズル19と吸着面3とに位置ずれがあって吸着ノズル19の縁部が突起8に乗ると、吸着ノズル19の押圧力が支持バネ部6に及んで支持バネ部6を弾性変形させてコンタクト部2(突起8)と吸着ノズル19の相対位置を変化させる。突起8が傾斜しているので、吸着ノズル19の縁部を突起8間へと相対移動させる反力が作用する。そのために弾性コンタクト1がエンボス16内で移動し、吸着ノズル19の縁部が突起8からずれ落ちる。吸着ノズル19と吸着面3との位置ずれが解消され、吸着ノズル19の縁部が吸着面3から外れるのを防止できる。 (もっと読む)


【課題】 対象物を簡便に移動でき、高い免震性能を有する免震装置および免震システムを提供する。
【解決手段】 本実施例の免震装置は、衝撃緩衝装置10および取付部材30からなる。衝撃緩衝装置10は、所定方向に延びるレール40と、床面に設置され、レール40を床面に沿う上述した所定方向に移動可能に保持するベース50と、レール40に取り付けられる2つのストッパー60と、を備えている。
地震の発生時において、対象物3が所定方向に移動すると、キャスター2がストッパー60に接触する。続いて、ストッパー60を取り付けてなるレール40が所定方向に移動する。このとき、レール40とベース50との間に生じる摩擦によって、対象物3が所定方向に移動するエネルギーが奪われるため、所定方向に関する移動の幅が小さく抑えられる。 (もっと読む)


【課題】スチレン系エラストマーに対して比較的多量の鉱物油系軟化剤を配合しても、成形品表面におけるオイルブリードの発生を抑制可能なエラストマー材料を提供すること。
【解決手段】本発明のエラストマー材料は、スチレン系エラストマー100重量部に対して、200〜1000重量部の鉱物油系軟化剤を配合してなる組成物を基礎組成物として、この基礎組成物に対して、さらに親油基および親水基の双方を有する分子構造を持つ常温では固体の添加剤を、基礎組成物100重量部に対する重量比で0.1〜20重量部添加するとともに、スチレン系エラストマーおよび添加剤の溶融温度以上の温度条件下で混練したものである。このようなエラストマー材料を成形すれば、成形品表面にブリードアウトする鉱物油系軟化剤の量を、基礎組成物のみの成形品よりも低減することができる。 (もっと読む)


【課題】薄型化しても単独でシート状の形態を維持でき、薄型化に伴う指紋採取性能の低下も招かない指紋採取用シートを提供すること。
【解決手段】本発明の指紋採取用シートは、ゲル状樹脂組成物をシート状に形成してなるゲルシートを備える。ゲル状樹脂組成物は、スチレン系熱可塑性エラストマー100重量部に対して、炭化水素系プロセスオイル150〜250重量部と、水添石油樹脂5〜50重量部と、ランダムポリプロピレンコポリマー0.1〜10重量部とを配合してなるものが利用される。このような指紋採取用シートであれば、薄型化しても適度な張りがあるので単独でシート状の形態を維持できる。また、水添石油樹脂が配合されているので、ある程度硬さがあるシートであるにもかかわらず、柔らかいシートと同等以上に高い指紋採取性能を確保できる。 (もっと読む)


【課題】自動実装機による実装が可能で、特に、一般的な電子部品と同様にはんだ接合を行うことができるサーマルインターフェース材を提供すること。
【解決手段】サーマルインターフェース材1は、粘着性のある熱伝導性材料によって形成された熱伝導層11が、粘着性のない薄膜材によって形成された粘着防止層12と金属材によって形成された金属層13との間に挟み込まれた3層構造になっていて、粘着防止層12によって、自動実装機の部品吸着用ノズルで吸着可能な吸着面が形成されるとともに、金属層13によって、プリント配線板に対してはんだ接合可能なはんだ接合面が形成されている。粘着防止層12および熱伝導層11は、粘着防止層12の外面に他の部材(例えば、ヒートシンクなど)を圧接させた際、粘着防止層12の外面が他の部材に密接する形状に変形する程度に柔軟な構造とされている。 (もっと読む)


【課題】 高い熱伝導性と熱放射性を有し、電気絶縁特性の良い熱伝放射材を提供する。
【解決手段】 本実施例の熱伝放射材10は、板状の熱放射セラミックス11と、熱伝導シート12と、を積層してなる。
本実施例の熱伝放射材10において、熱放射セラミックス11は、熱放射率が高いため、発熱体14の温度上昇を抑えることができる。また、絶縁性に優れ、電子基板やIC、LSI、半導体等の電子部品から発生する電磁波ノイズの再放射体とならない。また、熱伝導シート12は、熱伝導率に優れているため、発熱体14の熱を効率よく熱放射セラミックス11に伝えることができる。さらに熱伝導シート12は発熱体14表面や熱放射セラミックス11の表面の微少な凹凸があっても柔軟性があるため密着でき、熱抵抗を低くすることができる結果、熱を効率よく熱放射セラミックス11に伝えることができる。 (もっと読む)


【課題】振動する配管(A)、配管(B)の衝突を防止するための配管クランプ。
【解決手段】定径クランプ部品1と可変径クランプ部品11とは、第1連結部7及び第2連結部16によって連結されるが、その連結時に90度回すか回さないかで平行配管クランプ30a又はクロス配管クランプ30bとされる。
平行配管クランプ30a、クロス配管クランプ30bとも、第1把持部にて配管(A)を把持し、第2把持部にて配管(B)を把持することで、配管(A)と配管(B)とを結びつける。これにより、配管(A)又は配管(B)がコンプレッサ等から与えられる振動で共振するのを抑制でき、また共振しても配管(A)、(B)の間隔が保持されて衝突は防止される。また、平行用とクロス用との2種類の配管クランプを用意する必要はない。 (もっと読む)


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