説明

北川工業株式会社により出願された特許

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【課題】 取付位置の調整が容易な雑音電流吸収具を提供する。
【解決手段】 パソコン等の筐体Kに設けられた電源用のソケットSの近傍に形成した取付孔(図示せず)に、固定部20の圧入部21を圧入することにより、基部1を筐体Kに取り付けると共に、ソケットSと対になるプラグPを有するケーブルCに、コア保持部30を取り付けることで、そのケーブルに環状の磁性体コアを外嵌し、コア保持部30と一体に設けられた係止部40のバンド挿通孔に、筐体Kに取り付けられた基部1のバンド部10を挿通させることで、基部1と可動部3とを一体化する。操作片43を操作して、可動部3をバンド部10上でスライドさせ、固定部20とコア保持部30との間隔、即ち磁性体コア36の取付位置を、雑音電流の吸収に最も効果的な間隔となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】バンドを用いる封緘具において、繰り返しの封緘を可能にすること。
【解決手段】封緘具1は、バンド挿通孔25に1本ずつ挿通したバンド2を備えている。いずれか1本のバンド2のフック部11を差込孔26に拘束させると、把持環部Hが形成される。この把持環部Hにケーブル等を通した状態でバンド2の引張端部13を引くと把持環部Hが縮小してケーブル等を把持する。この把持を緩める方向へのバンド2の移動はラチェット片43がバンドに係止して阻む。バンド2を切断すれば切断痕が残るし、抜き取れば空のバンド挿通孔25が残るからケーブル等を封緘具1から外したことが判る。修理などでケーブル等を封緘具1から外した場合には、次のバンド2を用いてケーブル等を把持するのでバンド2の本数分だけ繰り返しの封緘が可能になる。 (もっと読む)


【課題】非導電性のクランプにおいて、ケーブル類を金属シャーシに密接可能にすること。
【解決手段】載置部5の上面5aにケーブル23を載せ置き、ヒンジ部4にて折り曲げて載置部5と押さえ部13とをほぼ平行にして可動側突起18を固定側突起10に係止させると、ばね片16の先端部16aはケーブル23に接触して弾性変形する。その弾性反発力でケーブル23の載置部5から外れている部分を先端部16aで押圧して、金属シャーシ21とでケーブル23を挟持する。ばね片16の先端部16aで押圧された部分では、ケーブル23は金属シャーシ21に密接状態になる。これにより、ケーブル23の芯線と金属シャーシ21との容量結合(カップリング)によるノイズ除去効果が良好になる。 (もっと読む)


【課題】小型化しても塑性変形の問題を生じない弾性コンタクトを提供すること。
【解決手段】弾性コンタクト7は、樹脂フィルムの表面に金属被膜を設けた導電フィルム1と熱硬化性ゴムの弾性体6とからなり、導電フィルム1にて導電性を確保し、弾性体6にて弾力性を確保する。導電フィルム1と弾性体6とはインサート成形によって一体化されているので、使用時に圧縮力を受けて弾性体6が弾性変形すると、導電フィルム1は容易にこの弾性変形に追従して変形する。弾性体6は熱硬化性ゴムであるからまず塑性変形しない、導電フィルム1は弾性体の弾性変形に追従して変形するだけであるから、小型化しても塑性変形の問題を生じない。導電フィルム1と弾性体6とがインサート成形によって一体化されているので、両者が分離するおそれもない。 (もっと読む)


【課題】 電子部品を収納可能に構成され、その電子部品からの電磁波の出入りを抑制可能な電磁波シールド筐体において、電磁波シールド効果を損なわずに小型化すること。
【解決手段】 図3は、実施の形態の電磁波シールド筐体内に、ビス91によってプリント配線基板90をスペーサ18の上に固定し、蓋部20をかぶせた状態を表している。蓋部20の内壁面にはフェライトが充填されたゴムシート22が貼着され、そのゴムシート22にはスペーサ18との対向部に穴部24が穿設されているので、ビス91の頭部は穴部24に嵌合する。ビス91の頭部は金属製であるため、穴部24を通過しようとした電磁波は全てビス91の頭部によって反射され、ゴムシート22は電磁波を吸収する。また、ビス91の頭部が穴部24に嵌合するため、ゴムシート22をそれ程薄くしなくても、電磁波シールド筐体の内部の無駄な空間を良好に減らすことができる。 (もっと読む)


【課題】導電コンタクトの表面の平滑性を向上させること。
【解決手段】導電コンタクト10のコンタクト部11の表面には導電性の被膜13が成膜されている。被膜13により、導電性を損なわずに表面の平滑性を向上させることができ、圧接させた相手方との擦れなどから導電フィラーを保護できる。コンタクト部11の表面の導電性が良好であるから、電極と接触した領域だけでなく被膜13が設けられた領域全体で導通し、電極と接触していない箇所も導通に貢献して、導電コンタクト10としての電気抵抗が低下する。被膜13が導電フィラーの露出を防ぐので、導電フィラーがヤスリのように作用して電極を傷を付けたり削ってしまうおそれはない。頂部11aをノズル吸着するときの吸着精度が向上し実装位置の精度も向上する。 (もっと読む)


【課題】 板材にファンユニットを容易に後付けすることができ、しかも、ファンユニットに大きな振動が発生した場合にもその振動が板材に伝達されるのを良好に抑制することのできるファンユニット取り付け具の提供。
【解決手段】 ファンユニット取り付け具10は、ファンユニットのフランジ5に嵌合する制振材料製の嵌合部11と、その嵌合部11を外周から支持し、板材8に固定可能な固定部13とを備えている。また、固定部13の上面に形成された逃し穴13dからは、嵌合部11の一部11dが露出している。フランジ5から嵌合部11に圧力が加わると、上記一部11dが逃し穴13dを通って外側方向に変形して上記圧力を緩和するため、板材8に振動が伝達されるのを良好に抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】従来品よりも粘着力および保持力に優れた強粘着エラストマー組成物と、この強粘着エラストマー組成物によって構成された固定具を提供すること。
【解決手段】本発明の強粘着エラストマー組成物は、スチレン系エラストマーを第1のエラストマー、酸変性スチレン系エラストマーを第2のエラストマーとして、50〜90重量部の前記第1のエラストマーと10〜50重量部の前記第2のエラストマーとを混合することによって100重量部とされた混合物に対し、さらに、50〜150重量部の鉱物油系軟化剤と、50〜300重量部の水添テルペン樹脂とを配合してなる組成物を主成分として含有する。 (もっと読む)


【課題】複数の磁性体小片を面状に配列してなる磁性層を備えているにもかかわらず、従来品よりも容易に製造可能な複合磁性部材を提供すること。
【解決手段】複合磁性部材1は、可撓性のある第1被覆層3、磁性材料によって形成された磁性層5、および可撓性のある第2被覆層7を、この順序で積層した構造になっている。磁性層5は、複数の磁性体小片5aが配列された構造になっており、複数の磁性体小片5aは、少なくとも表裏いずれか一方の面に溝が形成された薄板状磁性体を、第1被覆層3と第2被覆層7との間に挟み込んでから、溝に沿って割ることによって形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】 少なくとも一対の対向面を備えた筒状構造において、各対向面の一方の開口側端縁が比較的短い湾曲形状で他方の開口側端縁が比較的長い直線形状である場合にも、歪の発生を良好に抑制する。
【解決手段】 筒状構造の一例としてのフード部の左右側面を構成する側面部41は、先端側端縁41aの方が基端側端縁41bよりも短く、先端側端縁41aから基端側端縁41bに向かって互いの間隔が徐々に広がる複数の溝47が切削加工によって形成されている。この溝47は、いずれも全体に亘って同一深さの矩形断面を有し、隣接する溝47同士の間隔は、先端側端縁41aにおける間隔と基端側端縁41bにおける間隔との比が先端側端縁41aの長さと基端側端縁41bの長さとの比に等しくなるように徐々に広がっている。このため、先端側端縁41aを外に凸に湾曲させても基端側端縁41bが同様に湾曲してしまうのが抑制され、長期間放置しても歪が発生し難い。 (もっと読む)


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