説明

豊生ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】 ブレーキケーブルの連結構造の簡単な機械式ドラムブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 バッキングプレート10には、挿通孔60の近傍に取付孔76を有する取付突部86が設けられる一方、ケーブルケーシングキャップ68には、ケーブルケーシング66の先端部を収容するための筒状の収容部70と、前記取付突部86に嵌め合わされる貫通孔74を有する鍔状部72とが設けられることから、そのケーブルケーシングキャップ68は、収容部70が挿通孔60に嵌め入れられると共に、貫通孔74に取付突部86が嵌め入れられ、且つその取付突部86の取付孔76にボルト78を螺合することによってバッキングプレート10に取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】 偏り摩耗に対する追従性が高く且つ防水性に優れたドラムブレーキを提供する。
【解決手段】 T字ロッド74がスライドカム76に軸心回りの相対回動不能且つその軸心に垂直で押圧面110に交差する方向の相対移動可能に係合させられるため、T字ロッド74を軸心回りに回動させるとスライドカム76が同方向Rに回動させられ、一対のブレーキシュー14,16を拡開方向に押圧する。一対のブレーキシュー14,16のシュー間隙が相違する場合には、シュー間隙が小さい一方が回転ドラムに押し当てられた後にその一方から受ける反力が他方から受ける反力に比べて大きくなるので、その反力の大きさの相違に基づき、スライドカム76がT字ロッド74に対してそれら一対のブレーキシュー14,16の一方から離隔するS方向に相対移動させられる。そのため、T字ロッド74の回転に従ったスライドカム76の相対移動により偏り摩耗に対して好適に追従する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な工程で安価に製造でき、厚さ寸法を薄くでき、しかも、止め具の外れ難いパーキングレバーを提供する。
【解決手段】 フック部52は、板厚方向に貫通し止め具58を収容可能な切欠き部54と、その切欠き部54と交わる深さ寸法で設けられた切込み部56とを備える。そのため、ブレーキケーブルを切込み部56からフック部52に挿入した後、制動時の引張り方向に引張って止め具を切欠き部54内に収容すると、止め具の径方向の移動が切欠き部54によって抑制されるので、組付け作業時等における外れが好適に抑制される。また、切欠き部54は板厚方向に貫通して設けられていることから、成形時に同時に形成できるため、切削加工が必要となるのは切込み部56のみになる。更に、フック部52の厚さ寸法は切込み部56を形成し得る厚さ寸法で足りるので、折り曲げ加工や有底穴を切削加工で設ける場合に比較して薄くできる。 (もっと読む)


【課題】 ガイドパイプの取付けが容易な機械式ドラムブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 ガイドパイプ64がその端部の外周面に設けられた鍔状部66がアンカーブロック54の周状突起62とバッキングプレート10の一面10aとの間に挟まれた状態で固定される。そのため、ガイドパイプ64を取り付けるに際しては、一面10a側から挿通孔60に挿入し、アンカーブロック54をその一面10a側から嵌め入れて、そのアンカーブロック54をバッキングプレート10に固定するだけで足りる。そのため、従来のようにガイドパイプをアンカーブロックに挿入した後に、その挿入端側を拡径するような抜け止め処理が無用となる。 (もっと読む)


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