説明

豊生ブレーキ工業株式会社により出願された特許

21 - 30 / 104


【課題】レバー部材の他端部にブレーキケーブルの先端部を連結する作業性を従来に比較して向上させ且つレバー部材の他端部にブレーキケーブルの先端部を連結させた後においてそのレバー部材の他端部とブレーキケーブルの先端部とを連結する連結ピンの抜けを防止するドラムブレーキを提供する。
【解決手段】レバー部材56を弾性部材66の弾性復帰力に抗して連結穴56dを第1側壁部52c,52dから露出するように作業者が比較的大きな力を加えて弾性突起66dを弾性変形させることにより連結穴56dを目視して容易にブレーキケーブル58が連結させられる。連結させた後レバー部材56が車両走行時の振動等の小さな力により弾性突起66dに当接し小さく弾性変形しても連結穴56dが第1側壁部52c,52dから露出せずその弾性復帰力によりレバー部材56の他端部56bがバッキングプレート16側に回動し連結ピン64の抜けが防止される。 (もっと読む)


【課題】ドラムブレーキの制動時および解除時におけるシューホールドダウンピンの基端部のテーパー面の削れを従来に比較して好適に抑制するシューホールドダウン装置を提供する。
【解決手段】基端部66cのテーパー面66dは、ブッシュ68によってバッキングプレート18の取付穴18aの周縁部18dに当接されずブッシュ68のテーパー状の当接面68jと当接され、そのテーパー状の当接面68jと当接する当接面積が従来のバッキングプレート18の取付穴18aの周縁部18dと当接していた当接面積に比較して大きくなるので、その基端部66cのテーパー面66dにおけるシューホールドダウンスプリング60の弾性復帰力の集中が好適に抑えられそのテーパー面66dとブッシュ68の当接面68jとの圧力が低くなる。そのため、ドラムブレーキ10の制動時および解除時におけるテーパー面66dの削れが従来に比較して好適に抑制される。 (もっと読む)


【課題】拡開装置の部品点数を増加させることなく、レバー部材の他端部にブレーキケーブルの先端部を連結させる作業性を従来に比較して向上させ且つ連結されたレバー部材の連結穴からの連結ピンの抜けを防止させるドラムブレーキを提供する。
【解決手段】レバー部材56の他端部56bを支持軸54回りに回動させて本体52の連結部52eに当接させることによって、レバー部材56の他端部56bの連結穴56cが第1側壁部52cの凹部52gにより露出しその連結穴56cを目視してブレーキケーブル58の先端部を連結させられる。また、その連結後、レバー部材56が回動して連結部52eに当接した状態において、連結ピン64がその連結ピン64の自重によって連結穴56c、58d,58eから抜けようとしても第1側壁部52dの凸部52hがその連結ピン64に当接してその連結ピン64の連結穴56c、58d,58eからの抜けが防止される。 (もっと読む)


【課題】ブレーキシュー及びブレーキレバーがドラムブレーキに取り付けられた状態において、そのブレーキレバーのフック部にブレーキケーブルの係止部を掛け止める作業性を向上させるドラムブレーキを提供する。
【解決手段】作業者は、ブレーキシュー18,20、ブレーキレバー48およびシューホールドダウン装置44,46がドラムブレーキ10に取り付けられた状態において案内部48hの案内面48iを目視してブレーキケーブル50の係止部52をその案内面48iに引っかけて案内部48hによってその係止部54をフック部48dに案内させることによりブレーキケーブル50の係止部54をブレーキレバー48のフック部48dに掛け止めることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダー本体の環状凹部に嵌め着けられたシリンダカバーの外周側増肉部を工具を使用せずに容易に取り外せるホイールシリンダを提供する。
【解決手段】シリンダカバー56の外周側増肉部56bには、シリンダ本体48の環状凹部48eから離間する方向に突き出る突部56dが一体に備えられているため、作業者は外周側増肉部56bの突部56dを抓んでその外周側増肉部56bをその外周側増肉部56bの弾性力に抗してシリンダ本体48の環状突部48eから離間する方向に捲って外周側増肉部56bを環状凹部48eから取り外せるので、環状凹部48eに嵌め着けられたシリンダカバー56の外周側増肉部56bを工具140を使用せずに容易に取り外すことができる。 (もっと読む)


【課題】ドラムブレーキの部品点数を削減させ、且つ、強度を確保したまま従来のケーブル案内部の限界高さより高いケーブル案内部を有する、ドラムブレーキ用バッキングプレートの製造方法を提供する。
【解決手段】切り曲げにより生じる板厚の減少部分が、第1プレス工程P2における円板部材64の一部64aの長手方向の中央部分と第2プレス工程P3における円板部材64の一部64aのうち第1プレス工程P2で切り曲げられた長手方向の中央部分よりも外側に位置する部分とに分けられることから、切り曲げ後のケーブル案内部18dの板厚が従来の一回の切り曲げ加工によって成形されるケーブル案内部に比較して厚くなるので、強度を確保したまま従来のケーブル案内部の限界高さに比較して実施例のケーブル案内部18dの限界高さを高くさせられる。 (もっと読む)


【課題】ドラムブレーキの部品点数を削減させ、且つ、強度を確保したまま従来のケーブル案内部の限界高さより高いケーブル案内部を有する、ドラムブレーキ用バッキングプレートの製造方法を提供する。
【解決手段】切り曲げ加工に比較して板厚の局所的な減少が生じ難い絞り工程P2の絞り加工によって円板部材64の一部64bがブレーキケーブル58側へ底上げされその底上げされた円板部材64の一部64eが切り曲げ工程P3によって切り曲げられるので、切り曲げ工程P3によって円板部材64の一部64eの長手方向の中央部をブレーキケーブル58側に切り曲げる高さH2が従来の円板部材の一部の長手方向の中央部をケーブル案内部18fの高さHまで切り曲げるものに比較して低くなり、ケーブル案内部18dを成形する際に局所的に生じる板厚の減少が従来のケーブル案内部に比較して小さくなる。 (もっと読む)


【課題】制動時に第1ストラット部材と第2ストラット部材と間で発生する摩擦を低減することのできるシュー間隙自動調節機構を備えたドラムブレーキを提供することにある。
【解決手段】第1ストラット部材56と第2ストラット部材58とを離間する方向に付勢するコイル状のスプリング(弾性部材)62が受入穴58a内に備えられているので、その第1ストラット部材56と第2ストラット部材58との間でありそれら軸心C上である受入穴58a内に配設されたスプリング62によって、ドラムブレーキ10制動時に第1ストラット部材56と第2ストラット部材58とはそれら軸心C方向に対して精度よく略平行に離間する方向に付勢されるため、第1ストラット部材56の螺子部56aと第2ストラット部材58の受入穴58aの内周面との間の摩擦を大幅に低減することができる。 (もっと読む)


【課題】レバー部材の他端部にブレーキケーブルの先端部を連結させる作業性を従来に比較して向上させ且つレバー部材の連結穴からの連結ピンの抜けを確実に防止させるドラムブレーキを提供する。
【解決手段】当接部材68を第2位置に位置決めすると、作業者はレバー部材56の他端部56bをバッキングプレート16から離間する方向に回動させて一対の側壁部52cの間から連結穴56eが露出されられるので、連結穴56eがドラムブレーキ10に組み付けられた部品等によって隠れなくその連結穴56eを目視してパーキングブレーキケーブル58を連結させられる。また、当接部材68を第1位置に位置決めすると、レバー部材56の他端部56bがバッキングプレート16から離間する方向に回動しても当接部68cに当接して連結穴56eが一対の側壁部52cの間から露出しないので、それら連結穴56e,64aからの連結ピン66の抜けが防止される。 (もっと読む)


【課題】被加工品の加工や加工工具のドレッシングなどの時間を短縮してコスト低減を図るために、打抜き加工方法を改良したブレーキシューの加工方法を提供する。
【解決手段】アンカー部材に当接するブレーキシュー本体20の当接面をパンチ部材30とダイス部材40を用いる加工方法において、シューウエブ20aとシューリム20bとによって当接面をT字状となすようにブレーキシュー本体20を形成する工程と、シューウエブ20aの一端を打抜き加工するウエブ側刃先33と、シューリム20bの一端を打抜き加工するリム側刃先34とを有する打抜き刃部32がパンチ本体部31に設けられるパンチ部材30を用意する工程と、パンチ部材30のリム側刃先34によってシューリム20bを打抜き加工するとともに、ウエブ側刃先33によってシューウエブ20aを打抜き加工する工程とを含み、当接面が打抜き刃部32によって所定取代でもって加工される。 (もっと読む)


21 - 30 / 104