説明

ポリプラスチックス株式会社により出願された特許

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【課題】発泡倍率を上げることで、十分な機械的強度を持ち、軽量で、切削性に優れる等の特徴を持つ環状オレフィン系樹脂を用いた発泡体を提供する。
【解決手段】環状オレフィン成分を共重合成分として含むガラス転移点が80℃以下の環状オレフィン系樹脂を含有する樹脂組成物を、発泡体密度が、0.016g/cmから0.009g/cmになるように発泡成形する。発泡させる樹脂組成物に含まれる環状オレフィン系樹脂は環状オレフィン成分を50質量%から70質量%含むことが好ましい。また、発泡倍率は60倍から115倍になるように発泡させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】所望の改善の程度での、金型における最良の樹脂溜めの位置、樹脂溜めの体積をほぼ一義的に決めることができ、薄い射出成形品に対しても充分にウエルド強度の改善ができる射出成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】キャビティ内の複数の溶融樹脂流の合流により形成されるウエルド部までの分流路の少なくとも一方の側であって、ウエルド部を除くウエルド部付近から突出した樹脂溜めを設けた金型を用いる射出成形品の製造方法であって、金型の樹脂溜めは、ゲート中央部からウエルド部までの成形品体積をV、Vのうち、ウエルド部から樹脂溜めの湯口中央部までの成形品体積をV、樹脂溜めの体積をV、とした場合に、下記の式(I)を満たすように配置される。
[式I]
(V/V)>−71.4(V/V)+47.8(V/V)−10.0(V/V)+0.78・・・(I) (もっと読む)


【課題】体積膨張率が小さく、優れた高寸法安定性を持ち、且つ耐熱性に優れていることから、多層フィルムもしくは多層シート、多層ブロー成形品等に特に好適に用いられる全芳香族ポリエステルを提供する。
【解決手段】6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、4’−ヒドロキシ−4−ビフェニルカルボン酸、4−ヒドロキシ安息香酸から導入される構成単位を特定比率で含む軟化流動時に光学的異方性を示す全芳香族ポリエステル。 (もっと読む)


【課題】優れた加工性及び安定性を有し、その成形品からのホルムアルデヒド発生量が著しく抑制され、かつ、配合成分の染み出しや金型への付着も防止されたポリアセタール樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(A)ヘミホルマール末端基量が1.0mmol/kg以下、ホルミル末端基量が0.5mmol/kg以下、不安定末端基量が0.5重量%以下であるポリアセタール共重合体100重量部に対し、(B)ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.01〜3重量部、(C)ヒドラジド化合物0.2〜0.5重量部、(D)イソシアネート化合物、イソチオシアネート化合物及びそれらの変性体からなる群から選ばれた化合物0.2〜1.5重量部を配合し、且つ(C)成分と(D)成分の配合比(重量比)が(D)/(C)=2.5〜4.0の範囲に調整した組成物とする。 (もっと読む)


【課題】使用する樹脂材料を改良することにより、繰り返し使用しても、合成皮革製造用離型シートの表面に形成されたエンボス形状が消失しづらくなるように改善された合成皮革製造用離型シートを提供する。
【解決手段】剥離層と基材層とを備えた積層物である合成皮革製造用離型シートの剥離層が、ガラス転移点が150℃以上である環状オレフィン系樹脂(A)と、環状オレフィン系樹脂以外の樹脂(B)と、を質量比((A)/(B))15/85から95/5で含む環状オレフィン系樹脂組成物を主成分とする。 (もっと読む)


【課題】高流動、かつバリ及びモールドデポジットの発生量の少ない低塩素含有ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(A)実質的に直鎖状構造で、溶融粘度が80〜400Pa・s(温度310℃、剪断速度1200/秒)、含有塩素量が1000〜2000ppm、且つpHが4〜7のポリアリーレンサルファイド樹脂100重量部、(B)無機フィラー10〜250重量部、(C)アルコキシシラン化合物0.1〜3重量部を、下記式(1)を満足するように溶融混練して得られる、溶融粘度が150〜330Pa・s、塩素量が950ppm以下であるポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
0.3<Mw(y)/Mw(x)<0.67 (1)
(式中、Mw(x)は(A)の重量平均分子量を示し、Mw(y)は溶融混練して得られたポリアリーレンサルファイド樹脂組成物中のポリアリーレンサルファイドの重量平均分子量を示す。) (もっと読む)


【課題】高位相差を発現し、さらに延伸後のフィルム面内の位相差のバラツキが少ない、環状オレフィン系樹脂を用いた高性能な位相差フィルムを提供する。
【解決手段】位相差フィルムに用いられる環状オレフィン系樹脂組成物として、環状オレフィン系樹脂(A)と、(A)と異なる環状オレフィン系樹脂(B)と、を含み、(A)成分のガラス転移点が100℃から150℃であり、(A)成分と(B)成分とのガラス転移点の差が30℃以内であり、(A)成分と(B)成分との合計量に対して、(A)成分の含有量が70質量%以上であるものを用いる。 (もっと読む)


【課題】バリ発生が少なく、高流動で、かつ高品質の低塩素含有ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物を得る方法を提供する。
【解決手段】(A)ポリアリーレンサルファイド樹脂、(B)無機フィラー及び(C)アルコキシシラン化合物を溶融混練してポリアリーレンサルファイド樹脂組成物を製造するに際し、特定の押出機の原料フィード口1より、(A)溶融粘度が80〜400Pa・s(温度310℃、剪断速度1200/秒)、含有塩素量が1000〜2000ppmのポリアリーレンサルファイド樹脂を供給し、2つの混練部において、[剪断速度(1/(秒))×混練時間(秒)=1600〜6000]で押出し、溶融粘度が150〜330Pa・s(温度310℃、剪断速度1200/秒)、塩素量が950ppm以下のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物を製造する。 (もっと読む)


【課題】樹脂の流動・固化特性を精度よく考慮させることにより、射出成形シミュレーションの全体的な精度を著しく向上させるプロセス解析方法を提供する。
【解決手段】樹脂材料の射出成形プロセスにおける流動解析において、流動中に圧力が加わることにより結晶化が進行し、流動が停止して固化する効果をシミュレーション上にて考慮させるものであり、樹脂材料が流動を停止する温度を加圧時結晶化温度Tsとすることを特徴とする、射出成形プロセス解析方法。 (もっと読む)


【課題】樹脂の射出成形において成形品中のボイド発生について発生位置、発生程度を精度良く予測する方法を提供する。
【解決手段】樹脂材料の射出成形品中に生じる空隙(以下、ボイド)の生成を予測するにあたり、成形品形状を多数の微小要素に分割しモデル化し、金型の伝熱解析にて、溶融樹脂材料を金型キャビティ内に充填し保圧をかけて冷却後成形品を取出すまでの工程における、各微小要素の樹脂温度を求め、予め測定された樹脂材料特性を元に、該樹脂温度における金型内の樹脂材料の充填保圧工程における各微小要素の弾性率および収縮力を求め、構造計算にて、該弾性率および該収縮力の値から、各微小要素にかかるひずみを求め、各微小要素におけるひずみが予め樹脂材料ごとに実測で求めるボイド発生の閾値以上となる微小要素部分でボイドが生成すると予測する。 (もっと読む)


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