説明

東京計装株式会社により出願された特許

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【課題】脈動を含む流体の流量を、脈動を温度変動に変換して測定する。
【解決手段】配管10の加熱点Aに加熱部12を配置し、下流の測定点Bに温度検出部13を配置して流体の吸光度を測定する。温度検出部13は発光部13aと受光部13bとを備え、光強度検出部16、脈動流周波数測定部17に接続されている。ポンプ11による脈動を含む水溶液中には、流速の早い時間帯の部分と遅い時間帯の部分が存在し、加熱点Aにおいて加熱用レーザー光を照射すると、水溶液には流速に応じて周期性を有する温度変動による温度マーカー部が生ずる。この温度変動の温度マーカー部を測定点Bにおいて温度検出部13により吸光度の時間的変動として測定して、光強度検出部16、脈動流周波数測定部17により脈動流周波数を求め、水溶液の流量に換算する。 (もっと読む)


【課題】測長ワイヤが切れた際、沈下したディスプレーサを容易に回収することができる、ディスプレーサ式液面計のディスプレーサ回収装置を提供する。
【解決手段】貯蔵タンクにガイドパイプ13を備え、バランス駆動機の測長ワイヤ11にディスプレーサ12を取り付けた液面計の、ガイドパイプ13の下端側にバスケット収納部21を設け、バスケット収納部21内に回収用バスケット22を収納し、側長ワイヤ11に取り付けられて回収用バスケット22の保持又は離脱を行うバスケット保持装置24を備えている。回収用バスケット22の開口部に外方から内方にかけて延出し傾斜する延出部23が設けられている。バスケット保持装置24は、アーム27と、アーム27に回動可能に取り付けられて延出部23に係合可能な係合爪29と、係合爪29が延出部23に係合した状態で回動を停止させるストッパー28とを備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】測定開始時の気体流量の急激な増大に対してフロートのハンチングを防止する。
【解決手段】 テーパ管11内に被測定流体Fの気体が流入していない状態においては、フロート12は自重により下降しており、ピストン18はシリンダ15の底部にほぼ密着し、ピストン18の上部のシリンダ15内に気体が入り込んでいる。ここで、管路のバルブを全閉から全開にすると、被測定流体Fが急激にテーパ管11内に流入する。流量に応じてフロート12も上昇しようとするが、シリンダ15内のピストン18の下方の空間が一時的に負圧になり、フロート12の引き上げに対する大きな制動力として作用する。このダンパ機構16の制動力により、フロート12にはハンチングが発生することが少ない。しかし、時間の経過と共にピストン18の下側にも被測定流体Fが廻り込むので、ダンパ効果は減少し、測定が正常に行われることになる。 (もっと読む)


【課題】測定開始時の気体流量の急激な増大に対しても、損傷等を生ずることなく、対処を可能とする。
【解決手段】テーパ管11の内部にはフロート12が挿入され、テーパ管11の上部にはストッパ16が配置され、ストッパ16の上方には空間部17が設けられている。また、空間部17の上部の隔壁18には絞り孔19が形成され、空間部17内には上下に浮遊可能で急激な被測定流体の気体流量の増大があると、上昇して絞り孔19を閉塞する絞り弁20が配置されている。
測定開始時に管路のバルブが開かれ、気体が急激にテーパ管11内に流入すると、フロート12も上昇するが、絞り弁20も急上昇し、絞り弁20は絞り孔19を閉塞する。これにより、気体の流入が阻止されるので、フロート12のストッパ16への衝撃値が小さくなり、テーパ管11等が損傷することがなくなる。 (もっと読む)


【課題】温度応答性が良い測温抵抗体を得る。
【解決手段】金属製の保護管1中には、良好な電気絶縁性、熱伝導率を有する素線保持体2が保護管1の内面にほぼ密着して挿入されている。
素線保持体2の周囲には、円周方向に螺旋溝3が平行に2列に形成され、この螺旋溝3に測温用の白金素線4がそれぞれ埋め込まれている。白金素線4にはリード線5a、5b、5cが接続され、リード線5a、5bは白金素線4の近端にそれぞれ溶接等で接続され、白金素線4の遠端同士はリード端6により短絡され、リード端6にはリード線5cが接続され、リード線5cは素線保持体2の中心孔2aを通って引き出されている。リード線5cを引き出した後の中心孔2a内には電気絶縁性を有する充填材7が詰められ、更に3本のリード線5a〜5cは保護管1の入口部に設けた成型体8を通過した後に、ガラス封止材9により封止されている。 (もっと読む)


【課題】ゼロ・ドリフトを減少させることができる超音波流量計を得る。
【解決手段】複数の超音波振動子2と、上流側の超音波振動子2から発信された超音波を下流側の超音波振動子2が受信するまでの伝搬時間と、下流側の超音波振動子2から発信された超音波を上流側の超音波振動子2が受信するまでの伝搬時間との時間差に基づいて流体の流速を求める演算回路7とを備え、演算回路7は、超音波振動子2が受信した受信波のうち、測定管1に応じて予め定めた第1の所定周期目の立ち上がり又は立ち下がりタイミングでの伝搬時間の第1の時間差を、流体の流速がゼロのときの時間差として求め、測定管1に応じて予め定めた第2の所定周期目の立ち上がり又は立ち下がりタイミングでの伝搬時間の第2の時間差と、第1の時間差とに基づき、流体の流速を求める。 (もっと読む)


【課題】ゼロ・ドリフトを減少させることができる超音波流量計を得る。
【解決手段】流体の流れに沿って所定の距離を隔てて、測定管1に取り付けられる複数の超音波振動子2と、上流側の超音波振動子2から発信された超音波を下流側の超音波振動子2が受信するまでの伝搬時間と、下流側の超音波振動子2から発信された超音波を上流側の超音波振動子2が受信するまでの伝搬時間との時間差に基づいて流体の流速を求める演算回路7とを備え、超音波振動子2は、測定管1に応じて予め定めた、第1の周波数の超音波と第2の周波数の超音波とを交互に発信し、演算回路7は、第1の周波数の超音波での伝搬時間の第1の時間差を、流体の流速がゼロのときの時間差として求め、第2の周波数の超音波での伝搬時間の第2の時間差と、第1の時間差とに基づき、流体の流速を求める。 (もっと読む)


【課題】芯金を極度に加熱することなく、ガラス管を加熱してテーパ形状に成形する。
【解決手段】ホウケイ酸ガラスから成り底部を封止したガラス管3内に、下端を細径としたテーパ状の芯金4を挿入する。また、ガラス管3の底部には、第2の芯金として円柱金属体7を予め挿入しておく。ガラス管3を加熱炉1内に挿入し、カーボンヒータ2に通電してカーボンヒータ2の温度を上昇させる。ホウケイ酸ガラスの主たる吸収波長帯は3μm以上であり、放射強度ピークが5μm程度にあるカーボンヒータ2を用いると、カーボンヒータ2からの輻射熱による投入エネルギの7割以上がガラス管3により吸収されるため、ガラス管3は効率良く加熱される。ガラス管3が軟化温度に至るとガラス管3内を減圧して、ガラス管3を芯金に密着させてテーパガラス管を得る。 (もっと読む)


【課題】フッ素樹脂製測定用管体の内表面を処理して親水性を持たせる。
【解決手段】 測定用管体2は測定流体Fの入口部3から出口部4に向かって配置されている。クランク状に折曲された測定用管体2の角部5、6には超音波送受信器7、8が対向して取り付けられている。測定用管体2はフッ素樹脂から成り、その内表面を処理液により濡れ性を改質し、測定用管体2中に流れる液体に含まれる気泡の内表面への付着を防止する。 (もっと読む)


【課題】測定に不適な外面反射波を生じないようにする。
【解決手段】超音波送受波器15a、15bからの超音波ビームBは、ビーム伝達体16を経て合成樹脂製の管体11内に入射し、流体Fを経由し管体の内面で反射し、内面反射波Baとなり再び流体Fを経てビーム伝達体16を介して他方の超音波送受波器15a、15bに入射する。一方、管体11を通過し外面に達した超音波ビームBは、粘性体17を経て振動吸収体13に入射して散乱吸収されるので、再び外面に戻ってくる外面反射波Bbは少ない。
従って、超音波送受信器15a、15bに達する超音波ビームBは内面反射によるものが殆どであり、外面反射波Bbとを回路的に区別することが容易となり、測定精度が向上する。 (もっと読む)


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