説明

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズにより出願された特許

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【課題】酸化チタン含有金属酸化物を溶融塩中で電解することによりチタン酸化物等を還元してチタンおよびチタン合金を製造する方法を提供する。
【解決手段】酸化チタン含有金属酸化物粉末3を還元領域(例えば、網籠4)に入れて塩化カルシウムを含む溶融塩5中に浸漬し、網籠を陰極とし、網籠内部の酸化チタン含有金属酸化物粉末を攪拌しながら、陽極側領域の溶融塩に浸漬した陽極6との間で通電して前記金属酸化物粉末を還元する。攪拌を不活性ガスの吹き込みにより行えば、網籠内部で酸化チタン粉末を簡便かつ効果的に攪拌することができる。また、前記金属酸化物粉末にあらかじめ金属チタン8を混合しておくと、良好な導電性を確保でき、製造を効率よく行える。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム濃度が従来より高い金属シリコンを原料として使用するシリコン塩化物の製造方法、およびそれを用いる多結晶シリコンの製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム濃度が500〜3500ppmである金属シリコンに、塩化水素、または四塩化珪素および水素を反応させた後、冷却し、得られるシリコン塩化物凝縮液を蒸留する。蒸留工程で、シリコン塩化物凝縮液からシリコン塩化物を蒸発させて回収し、塩化アルミニウム濃縮液を蒸留塔から抜き出して残存するシリコン塩化物を回収すると共に、残留する再濃縮物を系外へ排出することとすれば、リボイラーや周辺の配管等における塩化アルミニウムの析出、配管の閉塞を確実に抑制することができる。この方法で得られるシリコン塩化物は、アルミニウム濃度レベルに問題はなく、多結晶シリコン製造時の原料として十分使用できる。 (もっと読む)



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