説明

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズにより出願された特許

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【課題】Vを含む全不純物の濃度がバランスよく低減された触媒材料用、顔料製造材料用のTiCl4 を経済的に製造する。
【解決手段】粗TiCl4 を一次精留工程で蒸留塔1により精留する。一次精留TiCl4 をガス状のまま吸着剤槽3に導入し、槽内の吸着剤により処理する。一次精留処理で除去されにくいVが吸着剤槽3での吸着処理により除去されることにより、触媒材料向けスペック及び顔料製造材料向けスペックが満足される。 (もっと読む)


【課題】還元工程で生成したTi粒又はTi合金粒に付着している溶融塩のCa濃度を低下させ、溶解炉へ持ち込まれるCa量を低減できる金属Ti又はTi合金の製造方法を提供する。
【解決手段】還元工程で生成したTi粒又はTi合金粒とCa含有溶融塩との混合物を、溶解前に溶融塩で洗浄することにより前記Ca含有溶融塩のCa濃度を低下させて、溶解炉へ持ち込まれるCa量を低減する。洗浄用の溶融塩(例えば、溶融CaCl2)として、本発明の方法の実施に用いられる製造装置に取り付けられたCa除去濃縮装置5でCaが除去された溶融CaCl2の一部を洗浄用溶融CaCl2槽15に貯留しておき、この溶融CaCl2を使用するのが特に望ましい。 (もっと読む)


【課題】高効率な濾過処理を行う。
【解決手段】濾過フィルタ3を用いた吸引濾過により、固体と液体の混合物6を固体と液体とに分離する吸引濾過方法において、前記混合物6の反吸引側の表面を、フレキシブルで気密性のあるシート7により覆う。 (もっと読む)


【課題】反応容器の本体と蓋体との接合部をシールする真空シール材の熱による劣化に伴うエアーリークを防止できる反応容器、およびその反応容器を用いるスポンジチタンの製造方法を提供する。
【解決手段】反応容器本体1aの内面と蓋体の側面2bとで形成される隙間10に、圧縮性を有する耐熱断熱材11がリング状に配置されているクロール法によるスポンジチタンの製造に使用される反応容器。本体内面が水平な箇所を有し、蓋体の側面も装着時に前記本体内面の水平箇所に当接する水平な箇所(例えば、リング状の板12)を有していれば、耐熱断熱材を本体と蓋体の間で圧縮された状態とし、ガスの侵入に対するシール性を高めることができるので望ましい。この反応容器を用いれば、エアーリークに起因するスポンジチタンの品質低下、生産性の低下等を確実に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 チタンインゴット中の不純物濃度を下げる。特に鉄濃度を下げる。
【解決手段】 クロール法にて製造されたスポンジチタン塊の中心部から採取したスポンジチタン1に対して、磁気センサ3により残留磁気を検知する。検知された磁気レベルがしきい値より高いものを不合格品として除外し、他を合格品として真空溶解に供する。 (もっと読む)


【課題】強度及び成形性に優れたチタン合金材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】(1) Fe:0.8 〜2.2 質量%、O:0.1 質量%以下を含有し、残部がTi及び不可避的不純物からなり、等軸のα+β2相組織を有し、α相の結晶粒径:4〜20μm、引張り強度(TS)と0.2 %耐力(YS)の比(TS/YS):1.9 以上であり、降伏点が出現しないことを特徴とする強度及び成形性に優れたチタン合金材、(2) 上記と同様の成分組成のチタン合金を熱間加工した後、冷間加工し焼鈍する工程を1回以上行い、しかる後、最終の冷間加工をし最終の焼鈍をするチタン合金材の製造方法であって、前記最終の冷間加工での加工率を10〜30%にすると共に、前記最終の焼鈍での焼鈍温度をT1 (前記チタン合金の共析温度+20℃)〜T2 (前記チタン合金のβ変態点−20℃)とすることを特徴とする強度および成形性に優れたチタン合金材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】クロール法によるスポンジチタンに残留する金属不純物の分離を効率的に行い、Fe、Ni等の金属不純物や酸素濃度を低減させたチタン材を提供する。
【解決手段】クロール法で製造されたスポンジチタン塊から選別されたスポンジチタンを細粒化し、有機溶剤で洗浄した後、不活性雰囲気または真空雰囲気中で溶解することを特徴とする高純度チタンの製造方法である。前記有機溶剤をフッ素系溶剤にすること、それに含有される不純物が、Fe≦10ppm、かつNi≦5ppmであること、およびその沸点が、90℃〜30℃であることが望ましい。さらに、前記スポンジチタンが、内面が鉄張りの反応容器で製造され、反応容器から取り出されたスポンジチタン塊の周辺部を分離除去して中心部を採取され、さらに平均粒径10〜100mmに細粒化されることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】酸素濃度偏差の小さい高酸素チタンインゴットを安定的に製造する。
【解決手段】消耗電極式真空溶解用による高酸素チタンインゴットの製造において、その消耗電極に使用されるコンパクトを製造する際に、予めコンパクト1個分のスポンジチタン粒とコンパクト1個分の酸化チタン粉末とを混合機7で混合する。その混合物の全てをプレス金型10へ投入し、プレス成形することにより、コンパクト1個を作製する。この操作の繰り返しにより、所定数のコンパクトを作製する。 (もっと読む)


【課題】水産物を養殖又は畜養するために海中、真水中に設置される網籠や漁網類に藻類、貝類等の付着性水棲生物が発生するのを低コストで抑制する。
【解決手段】網籠1や網籠類の少なくとも一部を、表面に酸化チタン光触媒層をもつ導電性材料により構成する。導電性材料と外部回路4を介して電気的に接続された対極3を、水中で導電性材料と短絡するように設ける。対極3を組み合わせたことにより、酸化チタン光触媒層による付着性水棲生物の発生防止効果が増強される。 (もっと読む)


【課題】クルード蒸発缶および精留工程における蒸気使用効率を向上させ、蒸気使用量を大幅に低減することができる高純度トリクロロシランの製造方法を提供する。
【解決手段】原料ガスとして、塩化水素を含有するガス、または水素と四塩化珪素を含有するガスを使用し、流動層反応炉内で金属シリコン粉末と反応させ、生成ガス冷却工程、クルード蒸発缶による固液分離、精留工程を経て高純度のトリクロロシランを製造するに際し、缶内の液面上方に上部蒸留機能(棚段、充填層など)を有するクルード蒸発缶を使用して、上部蒸留機能から四塩化珪素の比率が高いサイドカット液を抜き取り、塔頂部からトリクロロシランの比率(濃度)を高めたクルード蒸発缶塔頂液を取り出し、これを原料液として精留工程へ送る。 (もっと読む)


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