説明

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズにより出願された特許

71 - 80 / 133


【課題】溶融塩中で還元により生成したTi粒又はTi合金粒の製造方法、並びにこの製造方法を適用した金属Ti又はTi合金の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】溶融塩中で還元により生成したTi粒又はTi合金粒同士を接触させることにより造粒し、又は更に濃縮する。造粒には、浴の攪拌、邪魔板の設置などが有効であり、濃縮には、液体サイクロン、濾過分離などが効果的である。金属Ti又はTi合金の製造方法は、CaCl2を含み且つCaが溶解した溶融塩中にTiCl4を含む金属塩化物を連続的に供給してTi粒又はTi合金粒を生成させる還元工程と、生成したTi粒又はTi合金粒を造粒する工程と、分離する工程と、分離後のTi粒又はTi合金粒を連続的に溶解して金属Ti又はTi合金のインゴットとする工程を含み、生産性が高く、安価な製造が可能である。この製造方法は、本発明の製造装置により容易に実施できる。 (もっと読む)


【課題】表面がポーラスな酸化物層で覆われた、コンデンサーの陽極素子等として好適な電極基体、および電極基材の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)遷移金属(チタン、バナジウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、タンタルおよびタングステン)のナノポーラス酸化物層で表面が覆われている、比表面積が極めて大きい電極基体。この電極基体の素地がこれら金属の粉末の多孔質焼結体であれば、比表面積が飛躍的に増大する。(2)金属基材、または金属粉末の多孔質焼結体を、酸性フッ化アンモニウムと過酸化水素水の混合電解溶液中で陽極酸化することにより、前記基材表面または多孔質焼結体の表面にナノポーラス酸化物層を形成する。さらにチタン基材、またはチタン粉末の多孔質焼結体を、リン酸アンモニウムとフッ化アンモニウムの混合電解溶液中で陽極酸化することにより、同様に、ナノポーラス酸化物層を形成する。 (もっと読む)


【課題】内部応力を有する被加工材の切断に際し、クラックの発生を抑制でき、切断能率の向上が図れ、さらに歩留まりや金属汚染も改善できる切断方法を提供する。
【解決手段】機械的な切断手段を用いて内部応力を有する棒状の被加工材を切断する方法であって、前記被加工材の長手方向に垂直な軸断面中心を回動中心として、前記被加工材を100°以上、360°未満の範囲内で回動させながら切断することを特徴とする棒状材の切断方法およびこの方法を用いた切断装置である。この切断方法では、切断手段として固定砥粒式ワイヤーソーを用い、被加工材としてシーメンス法により製造された棒状多結晶シリコンとし、固定砥粒式ワイヤーソーに対し、ワイヤー1本当たり3〜10kgfの荷重を加えるのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】棒状結晶から多結晶シリコンを切断する際に、機械切断面に含有される金属不純物の濃度を抑制し、かつ切断時のクラック発生を防止することができる多結晶シリコンを提供する。
【解決手段】シーメンス法で製造された棒状多結晶シリコンから切断され、棒状多結晶シリコンの長手方向に略垂直な機械切断面を有する多結晶シリコン1であって、機械切断面がエッチング処理を経ておらず、切断面における金属不純物の濃度として、Fe:0.08 ng/cm2 以下であること、さらに、Cu:0.12 ng/cm2 以下、Ni:0.06 ng/cm2 以下、Cr:0.08 ng/cm2 以下、Na:0.12 ng/cm2 以下、Zn:0.06 ng/cm2 以下またはAl:0.10 ng/cm2 以下のいずれかである多結晶シリコン1である。機械切断面には、クラックが無いことが望ましい。 (もっと読む)


【課題】幅広い波長域を持つランプを使用することができ、かつ、光触媒効果を有する基体の近傍の換気を十分に行うことができる空気浄化性に優れた照明器具を提供する。
【解決手段】本発明の空気浄化性に優れた照明器具は、フルスペクトルの光を放出するランプと、このランプを囲繞し、二酸化チタンの薄膜からなる光触媒が担持された光触媒反応層が形成された1または2以上の透光性基体、または、二酸化チタンの薄膜からなる光触媒が担持された光触媒反応層が形成され、かつ赤外線の吸収機能を有する1または2以上の透光性基体を配置し、これらのランプと透光性基体との間に空気の流通が可能な空間が形成される。この構成により、ランプから放出された光が、二酸化チタンの光触媒を活性化させ、強い酸化力を発現させるとともに、透光性基体が有する赤外線吸収特性によって強制対流を発生させることにより、空気の浄化作用を促進できる。 (もっと読む)


【課題】溶体化処理後の耐力が低く延性が高く、冷間加工性に優れており、複雑な成形加工を行っても肌荒れが生じ難い新規なプレス成形性に優れたβ型チタン合金を提供する。
【解決手段】V:12〜20%(質量%の意味、以下同じ。)、Fe:0.5〜3.5%、Sn:4〜15%、O:0.15%以下(0%は含まない)を含み、残部:Tiおよび不可避的不純物を満足するチタン合金である。 (もっと読む)


【課題】多結晶シリコンの純水洗浄の際に、Fe汚染を低減し、さらに純水の供給量を抑制することができる純水洗浄方法およびその装置を提供する。
【解決手段】塊状結晶で酸洗処理された多結晶シリコンを複数設けた水洗槽に順次浸漬しながら純水洗浄する方法であり、前記水洗槽内の純水洗浄水を連続的または断続的に抜き取り、前記純水洗浄水に含有されるFe濃度を低下させた後に前記水洗槽へ戻すことを特徴とする多結晶シリコンの純水洗浄方法およびこの方法を用いた純水洗浄装置である。前記純水洗浄方法および純水洗浄装置では、pH4槽に純水循環再生手段を設け、純水洗浄水中のFe濃度を5ng/ml以下にするのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】高純度チタンの製造方法において原料として用いるTiCl4中の金属不純物の分析方法、及びこの方法を工程管理に用いる高純度チタンの製造方法を提供する。
【解決手段】(1)TiCl4中の金属不純物の濃度をICP−MSで測定する。前記の測定を、TiCl4を硫酸と反応させ、続いて蒸発乾固させることにより塩素分を除去し、更に、フッ化水素酸溶液を加え、陰イオン交換カラムを通してTi分を除去した後に行えば、不純物としてのVの濃度を、定量下限が0.015ppmという高い精度で測定することができる。
(2)TiCl4をサンプリングし、(1)の方法でTiCl4中の金属不純物(特に、V)濃度を測定し、その測定結果を製造工程へフィードバックして製品中の金属不純物が所定濃度以下となるように製造工程を制御する。高純度のチタンを安定して製造することができる。 (もっと読む)


【課題】ガスアトマイズ法によるチタン系合金球状粉末の製造において、製品粒径による合金組成差を経済性よく小さくする。
【解決手段】スポンジチタン粒と添加金属元素粒とを、ボールミルの如き粉砕機能を有する混合機で混合する。その混合粒を圧縮により棒状溶解原料に成形する。成形された棒状溶解原料をガスアトマイズ法により粉末化する。混合工程で添加金属元素粒が粉砕され、粒種によっては磨り潰されて、スポンジチタン粒の表面に強固に付着することにより、均一な混合が可能になる。 (もっと読む)


【課題】可視光によって高い光触媒作用を発現できる可視光応答型酸化チタン光触媒を提供する。
【解決手段】酸性チタン化合物を含窒素塩基で中和させて得た酸化チタンおよび/または水酸化チタンを、加水分解性金属化合物(例、ハロゲン化チタン)を含む雰囲気で熱処理した後、さらに水分量0.5〜4.0vol%のガス中で350℃以上の温度で熱処理して、窒素を含有する酸化チタン光触媒を製造する。この酸化チタンの昇温脱離ガス分析による質量数mとイオンの電荷数eの比m/eが28のマスフラグメントスペクトル図は、600℃以上に実質的ピークを有さず、かつ半値幅が最も小さいピークが400〜600℃の範囲にある。また、XPS測定によるN1s殻結合エネルギースペクトル図で400eV±1.0eVに現れるピークから算出される窒素量が、化学分析による窒素量の20倍以上大きい。 (もっと読む)


71 - 80 / 133