説明

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズにより出願された特許

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【課題】高純度の金属Ti又はTi合金を高能率に、しかも高価な還元剤を使用することなく経済的に製造する方法を提供する。
【解決手段】CaCl2を含み且つCaが溶解した溶融塩を反応槽1内に保持し、該反応槽内の溶融塩中で電気分解を行うと共に、その電気分解で陰極側に生成したCaと反応するようにTiCl4を含む金属塩化物を前記溶融塩中に供給して、前記溶融塩中に粒状のTi又はTi合金を生成させる方法で、反応槽1が、槽内を陽極側と陰極側に分離する隔膜を装備し、該隔膜が槽内の溶融塩の流通を許容しつつ槽内の前記陰極側で生成したCaが前記陽極側へ移動するのを阻止するものであり、TiCl4を含む金属塩化物を、前記反応槽内の前記陰極側の溶融塩中に供給するため、Caによるバックリアクションを効果的に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】金属粒子を含有する溶融塩中の金属粒子を簡単な構成の装置で効率良く造粒する方法を提供する。
【解決手段】金属粒子を含有する溶融塩を、Re=ρuD/μで定義されるレイノルズ数(Re)が2,000以上となる領域を構成するように管の内部に流通させることによって造粒する。ただし、ρ:溶融塩密度[kg/m3]、u:平均流速[m/s]、D:管内径[m]、μ:溶融塩粘度[Pa・s]である。例えば反応容器9内でのTiCl4のCaによる還元反応により生成したTi粒子を含有する溶融塩を、反応容器9および反応容器9と分離部10とを接続する配管4を含む管内に上記レイノルズ数となる領域を構成するように流通させる。上記造粒領域の上限レイノルズ数は300,000が望ましい。 (もっと読む)


【課題】CaCl2含有溶融物、特に、TiCl4のCa還元により生成したTi粒(粉)が含まれているCaCl2含有溶融物中のTi粉の濃縮方法および装置を提供する。
【解決手段】Ti粉が分散しているCaCl2含有溶融物のTi濃度を液体サイクロンによって高める。TiCl4のCa還元により生成したTi粉が含まれているCaCl2含有溶融物中のTi粉の濃縮に好適に適用できる。液体サイクロンとして、胴体部9の直径Dcが40〜300mmであり、胴体部の長さLが前記直径の0.5〜8倍である液体サイクロンを使用することとすれば、良好な回収率で溶融塩のTi濃度を高めることができる。この濃縮方法は、本発明の濃縮装置により容易に実施することができる。 (もっと読む)


【課題】歩留りを高め、展伸材用としての品質向上を図ることができる塊状スポンジチタンの加工方法を提供する。
【解決手段】底部にロストルを配置した反応容器で製造された塊状スポンジチタンの底面形状を測定し、切削刃を前記塊状スポンジチタンの軸方向に移動させて底面の切削厚みとし、さらに前記切削刃を底面周辺部から底面中央部まで移動させることにより、底面中央部と底面周辺部における切削厚みの差が小さくなるように底面を切削する。前記底面形状の測定を、底部中央の凹み深さを測定することにより行えば、測定を簡便に行える。 (もっと読む)


【課題】シーメンス法による多結晶シリコンの製造において、シリコンロッドを長手方向で均等に成長させ、シリコンロッドの倒壊事故を防止する。
【解決手段】電極の頂部中心をA点、原料ガス供給ノズルの頂部中心をB点、電極中心線からの水平方向の離間距離をD、A点レベルから下方へのレベル差をLとしたとき、前記複数本の電極の全てが下記の条件1、2、3を共に満足する。 1:D=80〜450mmを満足する電極回りの領域A1 内で、D/L=6を満足する面Xより下でD/L=0.8を満足する面Y1 より上の領域B1 内に少なくとも1個のB点が存在する。 2:D=80〜450mmを満足する電極回りの領域A1 内で、D/L=0.8を満足する面Y1 より下でL=600mmを満足する面Zより上の領域C1 内にB点が存在しない。 3:D=80mm未満を満足する電極回りの領域D内で、L=600mmを満足する面Zより上の領域E内にB点が存在しない。 (もっと読む)


【課題】力学的生体適合性及び生理的生体適合性の双方に優れ、製造も容易な生体用複合材料を提供する。
【解決手段】チタン多孔質体A内に充填すべきポリマーのモノマー液Bを容器内に準備する。モノマー液Bは重合開始剤を含み、重合開始温度以下の温度に保持される。そのモノマー液Bにチタン多孔質体Aを浸漬し、多孔質体A内の空隙Cの全体にモノマー液Bを充填する。充填完了後にモノマー液Bを重合開始温度以上の温度に加熱し、モノマー液Bをポリマーbに変化させる。多孔質体A内でモノマー液Bがポリマーbに変わり、ポリマーbが高充填率で均一充填されたチタン多孔質体Aが製造される。 (もっと読む)


【課題】高強度かつ成形性に優れたチタン合金板を提供する。
【解決手段】Fe:0.8〜2.5%(質量%の意味、以下同じ)、O:0.10%以下(0%を含まない)を満たし、残部:Tiおよび不可避不純物からなるチタン合金板であって、金属組織が、α相の面積率:80〜97%、α相の平均結晶粒径:10.0μm以下、およびα相の結晶粒径の標準偏差:2.5μm以下を満たすチタン合金板。 (もっと読む)


【課題】粗TiCl4液冷却器(熱交換器)の伝熱板上への不純物の付着とそれに起因する冷却能力の低下を防止し、熱交換器の寿命を大幅に延長することができるTiCl4の製造方法および装置を提供する。
【解決手段】粗TiCl4ガスの凝縮装置3での液化を、粗TiCl4液冷却器4で冷却された粗TiCl4液を凝縮装置へ戻して粗TiCl4ガスに接触させることにより行い、かつ、粗TiCl4液冷却器に導入される粗TiCl4液の温度を85℃以下とする。70℃以下とすれば、効果は一層大きい。この方法は、粗TiCl4液冷却器を備え、かつ、この粗TiCl4液冷却器が、凝縮装置から抜き出され、当該冷却器に導入される粗TiCl4液の温度を所定温度以下とすることができる冷却能力を具備する本発明の製造装置により容易に実施できる。 (もっと読む)


【課題】カソード側で生成した金属(例えば、Ca)のアノード側への侵入を防止してバックリアクションを抑え、高い電流効率を維持することができる電解槽、及びこの電解槽を用いるアルカリ金属、アルカリ土類金属または希土類金属の製造方法を提供する。
【解決手段】流動型の電解槽であって、電気分解が行われる間、アノード1室側がカソード2室側に対して加圧状態に維持される電解槽である。加圧状態とは、アノード室側とカソード室側にヘッド差がある状態で、アノード側の電解浴の液面レベルをカソード側より高くすること、アノード室内の気相部の圧力をカソード室内のそれに対して相対的に高く設定すること(図1(b)参照)、アノード側電解浴にポンプ圧を加えること(図1(a)参照)、等の方法により得られる。この電解槽を用いて、Ca、その他電解法により製造されているNa、Ca、Mg、La等の金属を連続して製造することが可能である。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属、アルカリ土類金属または希土類金属(特に、金属Ca)を対象とした電解法による金属製造方法、およびその方法を実施する際に用いる金属製造装置を提供する。
【解決手段】電解槽10内のカソード11側の電解浴12を循環させながら電気分解を行う。カソード側の電解浴を、当該浴中の金属濃度を調整するための調整槽15に導入し、調整槽から必要な濃度の金属18を取り出した後、電解浴20を電解槽へ戻すこととすれば、電解を継続しながら金属を取り出せる。電解浴をカソード表面近傍で一方向に流しながら電気分解することができる流動型電解槽を用いるのが望ましい。この方法は、電解槽と、カソード側の電解浴を循環させる循環経路13と、さらに、調整槽を有する本発明の金属製造装置により実施できる。 (もっと読む)


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