説明

バーゼル・ポリオレフィン・ゲーエムベーハーにより出願された特許

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(a)プロピレン樹脂を含むシートを形成する工程;(b)工程(a)で得られたシートを熱成形する工程を含む熱成形品を得る方法であって、プロピレン樹脂は以下の特徴:(a)4未満、好ましくは3未満の分子量分布Mw/Mn;(b)0.50%未満、好ましくは0.40%未満の13C−NMRで測定した2,1挿入;(c)0.1と1との間にあるωに対してeta>3700ω(−0.13)を満足するeta及び振動数ωの関係;d)5未満、好ましくは4未満、より好ましくは3未満のメルトフローレート(MFR)(ISO 1133)を有し、ポリプロピレン樹脂は(i)プロピレンホモポリマー又はエチレン又は式:CH=CHZ(式中、Zは直鎖又は分枝C−C20基である)のα−オレフィンの誘導単位0.1mol%〜10mol%を含むプロピレンコポリマー10〜100wt%;及び(ii)エチレン又は式:CH=CHZ(式中、Zは直鎖又は分枝C−C20基である)のα−オレフィンの誘導単位0.1mol%〜10mol%を含むプロピレンコポリマーであって、プロピレンコポリマー(i)とは異なるエチレン又は式:CH=CHZのα−オレフィンの含有量を有するプロピレンコポリマー0wt%〜90wt%を含む、方法。 (もっと読む)


エチレン又はエチレンとさらなる1-オレフィン類との重合方法。エチレンは、触媒
の存在下、気相反応器中で重合され、プロパン及び未重合エチレンを含む反応ガスは
再循環されて重合熱が取り除かれる。ポリマー粒子は、連続的に又は断続的に反応器
から排出され、ポリマー粒子は、付随して排出されるガスの主部から分離され、ポリ
マー粒子は脱ガスされ、ガスから同伴される微粒子が除かれる。第1分離ステージに
て、エチレンを含む低沸点留分又はさらなる1-オレフィン類又は4〜12個の炭素原子を
有するアルカン類を含む高沸点留分から分離される。プロパン留分は、第2分離ステ
ージにて分離され、このプロパン留分は、反応器から排出されたポリマー粒子を脱ガ
スするために用いられる。プロパン留分中のエチレンの割合は、総プロパン留分を基
準として1 mol%未満であり、プロパン留分中の1-オレフィン類及び4〜12個の炭素原子
を有するアルカン類の割合は4 mol%未満である。さらに、本プロセスを実施するため
の装置。この態様において、反応器からの高い熱放出、排出されたポリマー粒子の十
分な脱ガス及びポリマー粒子と一緒に排出された反応ガスの回収、さらにポリマー粒
子を脱ガスするために用いたガスの回収もまた可能である。
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シクロペンタジエニル系が少なくとも1つの架橋された供与体と少なくとも1つのアリールアルキル基とを有するモノシクロペンタジエニル錯体、またモノシクロペンタジエニル錯体のうちの少なくとも1つを含む触媒系、更にまた、それらを調製する方法、
オレフィンの重合または共重合用の触媒系の使用、触媒系の存在下でオレフィンを重合または共重合させることによるポリオレフィンを調製する方法、および関連シクロペンタジエニル系の調製。 (もっと読む)


本発明は、元素周期表の8族〜10族の遷移金属の少なくとも1種の錯体、少なくとも1種のアルミノキサンおよび少なくとも1種のホウ素化合物を互いに接触させることによって得ることができるオレフィン重合のための触媒系を調製する方法、その方法によって得ることができる触媒系、オレフィン重合のためのその触媒系の使用、およびこれらの触媒系が使用されるポリオレフィンを調製する方法に関する。 (もっと読む)


(a)プロピレン誘導単位10.0モル%〜79.0モル%;
(b)1−ブテン誘導単位89.5モル%〜20.5モル%;及び
(c)式:CH2=CHZ(式中、ZはC4〜C20アルキル基である)のα−オレフィンの誘導単位0.5モル%〜15モル%;
を含むプロピレンベースのターポリマー。 (もっと読む)


本発明は、多峰性モル質量分布を有するポリエチレン成形用組成物に関し、特に、電気又は情報伝送ケーブルの外部被覆に適している。この成形用組成物は、温度23℃で0.94〜0.95g/cm3の密度及び1.2〜2.1dg/分の範囲のMFI190/5を示す。当該組成物は、45〜55重量%の低分子量エチレンホモポリマーA、30〜40重量%の高分子量の、エチレンと4〜8個の炭素原子を有する別のオレフィンとのコポリマーB、及び10〜20重量%の超高分子量エチレンコポリマーCを示す。本発明は、0.2〜3cmの範囲の厚さの前記ポリエチレン成形用組成物の外部被覆を有する電気又は情報伝送ケーブルにも関する。 (もっと読む)


本発明は、多峰性モル質量分布を有し、鋼管上に保護被覆を形成するのに特に好適なポリエチレン成形組成物に関する。成形組成物は、23℃の温度において0.94〜0.95g/cm3の範囲の密度、及び1.2〜2.1dg/分の範囲のMFI190/5を有する。これは、低分子量エチレンホモポリマーA 45〜55重量%、エチレンと4〜8個の炭素原子を有する他のオレフィンとの高分子量コポリマーB 30〜40重量%、及び超高分子量エチレンコポリマーC 10〜20重量%を含む。 (もっと読む)


重合条件下、50℃〜90℃の範囲の温度において、1−ブテンとプロピレンとを、
(a)少なくとも1種のメタロセン化合物;
(b)アルモキサン、又はアルキルメタロセンカチオンを形成することのできる化合物;及び場合によっては、
(c)有機アルミニウム化合物;
を接触させることによって得られる触媒系の存在下で接触させることを含むアイソタクチックで結晶質又は結晶化可能な1−ブテン/プロピレンポリマーを得るための溶液重合方法であって、重合媒体が1−ブテンとプロピレンとの混合物からなり、液相中のプロピレンの含量が1重量%〜60重量%の範囲である方法。 (もっと読む)


少なくとも1種類の固体粒状触媒を、少なくとも部分的にガス状の媒質中における粒子の流動床(11)を含む反応器に計量添加する方法であって、触媒およびを規定の時間間隔で不連続的に少なくとも1つの計量添加地点(10)において流動床(11)に計量添加する方法。本発明によれば、それぞれの場合、計量添加地点(10)の周囲の流動床(11)内に粒子密度の低下した領域が形成されるように、まず流体流を反応器(5)に導入し、次いで触媒をこの領域へ計量添加する。実際に触媒を計量添加する前に液体流を予め導入する(”予備吹込み”)と、その結果、触媒は計量添加地点から出発して粒子密度が低下しているため流動床内へより有意に深く透過し、より良好に分散できる。
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気相流動床反応器(1)と、未重合オレフィンを含むリサイクルガス流を放出し且つ再循環させるための反応器に接続されたリサイクルガスライン(2)と、該反応器からの該リサイクルガス中に同伴された固体粒子を減少且つ沈殿させるために該リサイクルガスライン中に配置されたサイクロン(3)とを含む、オレフィン、特にエチレンを重合するための装置であって、該サイクロンが:実質的に垂直な中心軸を有していて、回転対称体に沿って壁が延在していて、そして中心軸に関して偏心的に配置されたサイクロン入口(4)が提供されている上部セクション(3a)と、該上部セクション(3a)に隣接していて、そして下方方向に向かって先細りになっている回転対称体に沿って壁が延在している中間セクション(3b)と、該中間セクション(3b)に隣接していて、そして回転対称体に沿って壁が延在している、該リサイクルガスから沈殿した該固体粒子を放出するための下部セクション(3c)と、粒子が除去されたリサイクルガスを放出するために、上部セクション中を下方方向に、適当ならば、中間セクション中を下方方向に実質的に軸対称的に延在しているチューブ(5)とを含む前記装置。本発明によると、該サイクロン中へと下方に延在している該チューブ(5)の下端から、該下方延在チューブ(5)の壁の仮想延長と該中間セクション(3b)の壁との交差点(6)までの距離hi対該下方延在チューブ(5)の直径diの比Hiが、3:1〜8:1であり、特に4:1〜7:1である。
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