説明

パンパシフィック・カッパー株式会社により出願された特許

31 - 40 / 109


【課題】アノードの垂直性の矯正の自動化を図り、垂直性の矯正に要する時間を短縮できるようにしたアノードの垂直性矯正方法及び装置を提供する。
【解決手段】金属(銅)の電解精製に用いられるアノードの垂直性を矯正するアノードの垂直性矯正装置1は、アノードの垂直性に関するデータを測定する垂直性測定装置30、及びアノードの耳部2eが載置された耳受け部15をプレスすることにより電解槽に懸垂支持される耳部2eの裏面の角度を矯正する耳垂直プレス機10を備える。制御部40は、垂直性測定装置30による測定データに基づいて耳受け部15の角度を駆動機構20のパルスモータ21を駆動し、レバーアーム16を介して耳受け部15を回動させることにより、耳部2eは垂直性が矯正される角度になるように調整される。 (もっと読む)


【課題】通常ラインの稼働率を上げると共に作業性の改善を図れるようにしたラミネート品の剥ぎ取りシステム及び方法を提供する。
【解決手段】計画停電等に起因して発生したラミネート品のカソード板から電気銅を剥ぎ取る剥ぎ取りシステム1は、第一の移載機11、搬出コンベア15、リジェクトコンベア19、ラミネート品用剥取機27、第一,第二の移載ロボット21,24等が通常ラインBに隣接するラミネーション処理区域Aに設置されている。洗浄槽10からのラミネート品20は、第一の移載機11、リジェクトコンベア19、第一の移載ロボット21を経て剥取部16に到達し、この剥取部16によってステンレス板から電気銅が剥がされる。この電気銅は搬出コンベア15へ送られ、ステンレス板は第二の移載ロボット24、母板リジェクトコンベア23、第二の移載機18を経て配列コンベア17へ送られる。 (もっと読む)


【課題】銅製錬において転炉から排出されるスラグを製鉄原料に変換するためのシステムを提供する。
【解決手段】銅製錬過程で発生する転炉スラグの処理システムであって、転炉スラグ中に含まれる亜鉛分及び銅分を加熱還元するとともに、スラグ中に含まれるFe34をFeOまで加熱還元するための還元炉と、揮発した還元亜鉛を除去するために還元炉に設けられた排気手段と、還元銅をスラグから沈降分離するためのセットリング炉と、還元炉から排出されたスラグをセットリング炉へ移送するための溶体樋と、沈降分離した還元銅をセットリング炉から抜き取るための粗銅樋と、を備えたシステム。 (もっと読む)


【課題】高純度の廃酸石膏を低コストで製造する。
【解決手段】廃酸石膏の製造方法は、銅製錬において発生する硫酸を含んだ廃酸に水硫化ソーダを加え、酸化還元電位を20〜150mV(vs.SCE)に調整して硫化反応を行い、砒素を硫化物として除去する廃酸処理工程と、砒素の硫化物を除去した廃酸にアルカリを加えて中和反応を行うことで石膏を作製する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】鋼材を用いないことで、玉掛けワイヤの絡みを防止しながら、作業時の衝撃を吸収して船倉等に対する損傷等を抑制できるようにした玉掛けワイヤの絡み防止具、及び当該絡み防止具を用いて玉掛けワイヤの絡みを防止しながら、玉掛けを行う主索の軽量化及び長寿命化を図った荷役装置を提供する。
【解決手段】絡み防止具2は、本体20が弾性材料によって形成されており、第一,第二のワイヤ部41A,41Bを挿通するための4つの第一の貫通孔21A〜21Dと、フック1から吊下するための吊下部材3A,3Bを挿通するための4つの第二の貫通孔22A〜22Dを有して構成される。また、荷役装置は絡み防止具2を第一,第二のワイヤ部41A,41Bの途中に位置するようにして配置する。これにより、主索4が絡み付くのを防止する。 (もっと読む)


【課題】複数のアノードをフォークリフトで運搬する際に落下の危険が少なく、また、複数のアノードを斜めに傾けて置く場合にも耳部を押し曲げることを防止するためのフォークリフト用アタッチメントを提供する。
【解決手段】フォークリフトのフォークに装着するアノード搬送用アタッチメント10であって、略L字状に形成されたフォークの根元付近に着脱可能に装着するための開口部を備えた装着部11と、装着部11に隣接するようにして配置され、アノードの本体の上部側縁部の近傍に当接してフォークによってすくい上げた多数のアノードを傾斜させた状態で並置させるために前傾するようにして形成した傾斜面を有する当接部12とを備えてなる。 (もっと読む)


【課題】 排ガスダスト中に含まれる銅の回収装置において、排ガスダスト中から銅を効率よく回収することを課題とする。
【解決手段】 銅の回収方法は、銅製錬の転炉から排出される排気ガスが流動する第1煙道と、第1煙道の下流側に接続された第2煙道とを備える煙道において、第2煙道におけるガス流速を第1煙道におけるガス流速よりも低下させる。銅の回収装置は、銅製錬の転炉から排出される排気ガスが流動する第1煙道と、第1煙道の天井部に接続され、第1煙道の延伸方向よりも鉛直上方側に傾斜する1本以上の第2煙道と、を備え、1本以上の第2煙道の合計の断面積は、第1煙道の断面積よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】熱負荷により高温化するセットラ天井部を冷却する自溶炉の冷却構造体を提供する。
【解決手段】セットラ天井部60の形状をアーチ状とした自溶炉10において、前記セットラ天井部60のアーチ形状にあわせて、複数の水冷ジャケット71を配置して構成した自溶炉の冷却構造体70で、前記自溶炉の冷却構造体70は、前記セットラ天井部の形状にあわせて、配置される場所ごとにそれぞれの形状が異なる、また前記水冷ジャケットは、冷却水の流れる銅パイプを鋳込んであり、上下方向に稼働可能に吊下げ支持される。 (もっと読む)


【課題】銅電解液からのニッケル回収を省スペースで行う方法を提供する。
【解決手段】脱銅電解液を加熱濃縮し、その後冷却することにより粗硫酸ニッケルを析出させ、析出した粗硫酸ニッケルを固液分離することにより、脱銅電解液から粗硫酸ニッケルを回収する方法において、脱銅電解液の加熱濃縮を真空蒸発装置で実施することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】配管を開口することなしに、配管内のスケール付着状態を簡便に判定することができる検査方法を提供する。
【解決手段】配管周囲の雰囲気とは温度差のある流体用の配管内のスケール状態の検査方法であって、当該流体が流れているときに、検査のために配管を加熱又は冷却することなく、配管表面の温度分布を赤外線サーモグラフィで計測し、配管表面の温度分布により流体配管内のスケール状態を推定することを含む流体配管内のスケール状態の検査方法。 (もっと読む)


31 - 40 / 109