説明

独立行政法人海上技術安全研究所により出願された特許

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【課題】互いに近接して水面に浮かべられた複数の浮体模型について、演算により容易に波浪中動揺応答関数を求められるようにした方法を提供する。
【解決手段】隣接して浮かぶ複数の浮体模型のうち、一方の浮体模型Aに外力により初期変位としての喫水の増加または傾斜を生じさせてから、同浮体模型Aを上記外力から瞬時に解放させるようにして、そのとき浮体模型Aの周りに生じる所要のP点方向の発散波η(t)を計測し、これをフーリエ変換することにより周波数ωの関数I(ω)として求めた後、浮体模型Aの波浪中動揺応答特性を示す関数MN(ω)を求める。


ここで、t:時間 ω:周波数


ここで、α:初期変位 ρ:密度 g:重力 ω:周波数 CN:復元力係数 K;波数 R:波を計測した点と浮体模型の重心 との距離 (もっと読む)


【課題】大量のバラスト水に対応でき、簡便に水生生物に対して効果的な死滅効果を得ることができるナノバブル発生装置及び方法を提供する。
【解決手段】酸素が溶存する水若しくは水溶液に超微細気泡(以下「ナノバブル」という)を発生させる方法や装置に関し、水酸基及び/又はOHラジカルラジカルを発生させるベータ線照射や、高圧水を噴射してナノバブルを発生させて、前記ナノバブルの界面に水酸基及び/又はOHラジカル配置させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、航行時に船底下面に沿い気泡流を後方へ流すための手段として、従来用いられていた多数の小孔を有する底板やメッシュなどによる気泡発生部を設けることなく、船首船底部における気体室の底板の無い底部開口から水中へ圧入され後方へ相対的に流れる気体と船底両側部に沿う気体保持板との相乗作用により、船体摩擦抵抗低減用の気泡流を船底外板の外面に沿い効率よく後方へ流せるようにした、船体摩擦抵抗低減装置を提供することを課題とする。
【解決手段】船首船底部において、下方へ気体を放出しうる気体室2aが船幅方向に列設されるとともに、同気体室2aへ気体流量制御部Dおよび配管3を介し接続された高圧気体供給源8を備え、気体室2aの内部が底板の無い底部開口を通じ水中へ開放されるとともに、配管3からの噴流を受けるバッルプレート16が気体室2a内に設けられる。 (もっと読む)


【課題】航行時の船体の摩擦抵抗を低減する。
【解決手段】船10の底板12に空気孔22を形成すると共にこの空気孔22に対して船体表面に間隔dをもって空気孔22を覆うように平坦な板材により形成された空気導出板24を取り付け、空気相当厚さTaが4mm以上で空気間隔比(Ta/d)が1.5以上となるよう空気量と空気導出板24の間隔dを調整して空気孔22に加圧空気を供給する。これにより、多量の気泡を放出することができ、船10の航行時の摩擦抵抗をより低減することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、航行時に船底下面に沿い多数の気泡を流すための気泡発生部を船首船底部に備えるとともに、上記気泡が船体の横揺れの際に船底面から側方へ逸脱するのを防止できるように配慮して、気泡発生用の高圧気体の供給の合理化を図りながら、航走時における船体の摩擦抵抗の低減を十分に行えるようにした装置を提供することを課題とする。
【解決手段】船首部において、船底部の船内に形成される気体室2が、船底部の幅方向にわたって複数の分室2aに分割され、各分室2aに対応する船体外板部分1aには気泡噴出口が形成されて、エア・コンプレッサ8から供給される高圧気体の気泡を噴出する。船底外板に沿う気泡の分布の均一化のため、各分室2aへの高圧気体の供給は船体の横揺れセンサからの情報に基づいて制御されるとともに、気泡が船体の横揺れに際して側方へ漏れるのを防止するため、左右一対の気泡保持板15が船底下面に突設される。 (もっと読む)


【課題】熱処理方式によるバラスト水の浄化処理システムを提供する。
【解決手段】熱処理方式により浄化処理された後の高温バラスト水と取水口21から汲み上げられた低温バラスト水とを熱交換するプレート式熱交換装置3と、前記プレート式熱交換装置3が低温バラスト水を加熱して得られる高温バラスト水の温度をプランクトンや殺菌の死滅時間だけ維持する高温維持装置5と、取水口21と前記プレート式熱交換装置3とを接続する取水ライン2と、前記プレート式熱交換装置3と高温維持装置5とを接続する入水ライン4及び出水ライン6と、そして前記プレート式熱交換装置3とバラストタンク8の注水口81とを接続する注水ライン7とから構成される熱回収型浄化処理システム1である。 (もっと読む)


【課題】 映像カメラを搭載した船体運動の影響を受けて、撮影した複数の隣接するフレームの映像の位置が一致しない揺動画像から、動く対象物をリアルタイムに自動抽出して認識する。
【解決手段】 所定の時間間隔で連続して撮影された連続画像を取り込むステップと、3枚の連続画像に遠景背景をモデルとしてテンプレートマッチング処理を行うステップと、テンプレートマッチング処理により得られたモデルの移動量や回転角度をフィードバックさせて3枚の連続画像の位置合わせを行うステップと、1枚目と2枚目、及び2枚目と3枚目の画像の組み合わせによりフレーム間差分処理を行い、得られた2つの差分画像の論理和を取り、動体を検出するステップと、検出された移動体に対してラベリング処理を行って、移動体個々を個別に認識するステップとからなる。 (もっと読む)


【課題】摺動損失を低減し、信頼性の高いスコッチ・ヨーク機構とするスターリングエンジンを提供すること。
【解決手段】本発明のスターリングエンジンは、ディスプレーサピストン20とパワーピストン30とを備え、ディスプレーサピストン20とパワーピストン30とをスコッチ・ヨーク機構50を介してクランクシャフト40に連結し、スコッチ・ヨーク機構50が、クランクシャフト40に偏心して取り付けられたクランクピン51aと、クランクピン51aのまわりに設けた軸受52aと、長溝53aを形成したヨーク54aとで構成され、軸受52aが長溝53a内を転がることでヨーク54aが往復動するもので、長溝53aの内周面にプレート56aを設け、プレート56aを軸受52aが摺動する面とし、プレート56aの軸受52aが摺動する面に、所定深さの摺動溝59をあらかじめ形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】タンク内の水−重油界面を良好に検出することができる水−油界面の検出方法を提案する。
【解決手段】この界面検出方法は、液体として水及び油が貯留されたタンクの外側から超音波を照射し、同タンクのタンク壁5と前記液体との界面で反射したエコーを調べることによって水−油界面を検出する方法である。本検出方法では、互いに離れて配置された発信側探触子及び受信側探触子を用い、該発信側探触子からタンク壁5に対して超音波を斜めに照射すると共に、前記タンク壁5と前記液体との界面で反射したエコーを前記受信側探触子で検出することにより、エコー強度の変化をみて水と油との界面を検出する。 (もっと読む)


【課題】バラスト水の再利用を目的として、新たなバラスト水の利用システムを構築するため、検討した。
【解決手段】船舶側給排水口11と、バラストタンク12と、船舶側給排水ライン13と、船舶側送水ポンプ14とから船舶側設備を構成し、施設側給排水口21と、施設側取水口25と、貯留タンク22と、施設側給排水ライン23と、施設側送水ポンプ24と、施設側取水ライン26と、浄化処理装置27とから施設側設備を構成し、前記施設側設備は、施設側給排水ライン23と施設側取水ライン26とを施設側迂回ラインにより接続し、そして前記施設側給排水ライン23、施設側取水ライン26及び施設側迂回ラインの接続関係を選択する施設側切換バルブを設けたバラスト水供給システムである。 (もっと読む)


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