説明

独立行政法人海上技術安全研究所により出願された特許

151 - 160 / 185


【課題】 深度6000m程度の水圧にも耐えることのできる、薄型で光源面積の広い耐圧性発光装置を提供する。
【解決手段】 耐圧性発光装置1は、発光素子11群が二次元配列された回路基板10と、回路基板10の表面に当てられる透明な表耐圧板20と、回路基板10の裏面に当てられる裏耐圧板30とが、積層された構造である。表耐圧板20には、発光素子群の各々の素子11を収容する多数のドーム状凹部23が形成されている。また、表耐圧板20と裏耐圧板30は、Oリング50でシールされている。表耐圧板20の外面にかかる圧力は各ドーム状凹部23の周囲の支持部から回路基板10を介して裏耐圧板30に伝えられる。 (もっと読む)


【課題】難溶解性の試料の分散・溶解を短時間で簡易かつ確実に行うことができるようにした溶解装置を提供すること。
【解決手段】遠心分離機1と超音波発信器2とを組み合わせて構成されており、試料容器5を装着するようにした遠心分離機1に、試料容器5内の試料に遠心分離機1による遠心力と共に超音波を作用させるための超音波発信器2を配設する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、2つの電動機をバランスして制御し、より効率的に運転することができる舶用電気推進装置を提案することにある。
【解決手段】 2つのプロペラが相互に逆方向に回転する二重反転プロペラと、前記各プロペラを各々回転させる2つの電動機を有し、各電動機の回転速度を制御するための基準となる速度基準からトルク基準を演算し、各電動機を各々制御する舶用電気推進装置において、各電動機のトルクが等しくなるように、2つのトルク基準の差に基づいて、各速度基準のうちいずれか1つを修正するトルクバランス制御手段を具備することを特徴とする舶用電気推進装置。 (もっと読む)


【課題】本発明は、油水中の微細な油粒を、タンク内に圧縮充填された繊維材、好ましくは脱脂綿に流通させてから、さらに微小メッシュのフィルターを通過させることにより、排水中の油分濃度を十分に低減できるようにするとともに、メンテナンスの負担も軽減できるようにした油水分離装置を提供することを課題とする。
【解決手段】油分を含んだ被処理水Wが、第1前処理タンク1で粗粒化板6により油粒Bを分離されるとともに、さらに第2前処理タンク2で粗粒化フィルター7により油分の分離を施される。このようにして油分を粗分離された被処理水は、さらに第1タンク3における交換可能の油分吸着用カートリッジ3Aで微細の油分を除去され、ついで第2タンク4における微小メッシュ(0.1〜5ミクロン)のフィルターAにより超微細の油粒の除去を施される。 (もっと読む)


【課題】 船体のデッキプレートとロンジの接合部等、測定困難な箇所における隅肉溶接部の経年劣化後ののど厚値を簡便に高精度で測定することが可能な隅肉溶接ののど厚値測定方法及びのど厚値測定装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係るのど厚値測定装置10は、フェイズドアレイ探触子11と、フェイズドアレイ探傷器制御部15と、解析手段17で構成されている。本発明によれば、元板の表面(船体のデッキの上面側等)からフェイズドアレイ超音波計測し、隅肉溶接部の未溶着端と隅肉表面ラインとの間の距離を算出することで、のど厚値を測定することができる。そのため、船体のデッキプレートとロンジの接合部等、従来は測定困難とされていた溶接部について、腐食衰耗等の検査を楽に行える。 (もっと読む)


【課題】バラスト水から特に高比重異物を分離、除去する遠心分離型の濾過装置を提供する。
【解決手段】取水したバラスト水から汚泥をはじめとする高比重汚泥を分離、除去する遠心分離型の濾過装置1であって、円筒本体11は下方に入口管路12、上方に出口管路13を接続し、入口管路12から送り込んだバラスト水Wを側面111に沿って旋回させながら上昇させ、出口管路13から送り出すようにして、前記側面111にバラスト水Wの旋回方向に交差するスリット16を設け、汚泥をはじめとする高比重異物を、バラスト水Wと共に旋回することによる遠心力を利用し、前記スリット16から円筒本体11の外部に離脱させて、除去するバラスト水Wの濾過装置1である。 (もっと読む)


【課題】 船首に設置された圧力計による計測値から船速を求めるとともに、圧力変動を解析することにより波浪特性を求める。
【解決手段】 a.模型船を用いた水槽試験又は理論計算により、喫水ごと及び流入角度ごとに、複数の圧力計の圧力計測値と流入角度とに関する複数の特性曲線を求め、b.実船の船首水面下の船体外板表面のほぼ船体中心線上の位置と、左右舷の船体中心線からほぼ等間隔となる位置とに複数の圧力計が配置された実船の圧力計測値と、水の密度と、複数の特性曲線とに基づいて対水船速を求め、c.圧力計の計測値に基づいて相対水位変動を求め、d.実船に配置された上下加速度計の出力に基づいて上下変位量を求め、上下変位量と、相対水位変動とに基づいて絶対水位変動を求め、e.絶対水位変動に基づいて出会波スペクトルを求め、f.出会波スペクトルと、対水船速と、別途求められた波出会角とに基づいて波スペクトルを求める。 (もっと読む)


【課題】被処理ガス中に含まれた除去成分を高効率で吸着除去できる吸着装置を提供する。
【解決手段】吸着塔A,B,C,Dに導入される被処理ガスの流路を、吸着処理の初期には吸着塔を直列(例えば吸着塔AからB)に接続する状態に切り換え、吸着処理の終期には下流側の吸着塔(例えば吸着塔B)のみに被処理ガスを流通させる状態に切り換えている。これにより、吸着処理の初期に高濃度の除去成分の大部分を吸着塔A内の吸着剤に吸着させ、吸着処理の終期における低濃度の除去成分を、吸着処理の初期に殆ど吸着していない吸着塔B内の吸着剤に吸着させることができる。このため、吸着塔内の吸着剤に一度吸着された除去成分が脱着して大気に放出されることを防ぐことができ、被処理ガス中に含まれた除去成分を高効率で吸着処理できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、係船中に急激な気象・海象の変化などを生じても、船舶の安全性を保持できるようにした係船管理支援システムを提供することを課題とする。
【解決手段】桟橋(または岸壁)1のボラードA〜Dに、船舶2が船上の係船用ウインチ3a,3bから繰出される係留索4a,4bを介し係留されて、第1検出手段5により係留索張力の検出が行われるようになっており、同船舶2の桟橋1に対する姿勢は、船上に装備された複数のカメラP,Q,Rによる桟橋1上の目標物(本実施例ではボラードB,D)の各映像位置の変化から桟橋1に対する船体の変化を検出する第2検出手段6で求められるようになっている。そして、船舶2のブリッジに配設されたモニター装置7に、船舶2の桟橋1に対する位置を表示する船体位置表示手段7aと、各ボラードA〜Dに掛け渡された係留索4a,4bの張力を表示する係留索張力表示手段7bとが設けられている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、船舶の運航において、出発港から目的港までの航路に沿う所要数の通過点ごとに同船舶の通過予定時刻を統計処理により補正して許容誤差内に納めることにより、目的港への到着時刻の定時性を維持できるようにした環境負荷低減型航海計画提供システムを提供することを課題とする。
【解決手段】気象海象予報により予測される船舶の風圧抵抗および波浪抵抗ならびに潮流抵抗を演算する第1演算手段4と、その演算結果に基づき予測される航路上の通過点における通過予定時刻を過去のデータに基づく統計処理により補正して、目的港へ許容誤差内の時刻に到着するための船速設定値および舵角設定値を演算する第2演算手段5とが設けられ、同第2演算手段5の演算結果に基づき、航海計画用制御系6から主機関制御手段2および操舵装置制御手段3へ適切な制御信号が送られるので、目的港への定時到着のほか、主機関の燃料消費率の改善ももたらされ、環境負荷の低減に寄与できる。 (もっと読む)


151 - 160 / 185