説明

独立行政法人海上技術安全研究所により出願された特許

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【課題】流体管路のリフト弁に発電機を設置しやすくする。
【解決手段】流体管路1にその管路を開閉するリフト弁10を介設し、そのリフト弁10の弁体5の回転により発電機20を駆動させるようにした弁体回転発電装置において、前記弁体5を弁軸7の軸心周りに回転自在に設ける。前記弁体5の弁孔4側に前記弁軸7と同一軸心の弁体軸8を設けてその弁体軸8は前記弁体5と一体に回転可能とし、前記弁孔4の内側に、アーム14aを介して、前記弁体軸8を回転自在に支持するとともに前記軸心方向にガイドするガイド部9を設ける。そのガイド部9に発電用の電磁コイル21を、弁体軸8に永久磁石22を設けて前記発電機20を構成したので、弁体5は、弁軸7と弁体軸8及びガイド部9によってガイドされてその回転が安定し、発電機20は、弁孔4の内側にコンパクトに収めることができるので、弁箱内に発電機20を設置しやすい。 (もっと読む)


【課題】弁体回転発電装置の発電量を大きくする。
【解決手段】流体管路1にリフト弁10を介設し、そのリフト弁10の弁体5の回転により発電機20を駆動させるようにした弁体回転発電装置において、前記リフト弁10を、前記流体管路1の湾曲部に設けたものである。流体管路の湾曲部では、流体に生じる偏流は強いものとなり、弁体5は、その湾曲部の偏流の影響下に配置される。このため、弁体5に作用する流体圧がより不均一なものとなり、弁体5がより早い速度で回転するため、発電量を大きくできる。また、そのリフト弁10を流体管路1に介設した曲管Eの下流側に直結して設ければ、さらに発電量を大きくできる。また、その弁体5の外周に前記軸心周り外側に向く羽根23を設ければ、その弁体5の流体圧を受ける部分が外側に広がる。このため、弁体5の回転速度が高まり、さらに発電量を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】 チャンネルボックス内面の濡れ性を均一にし、液膜を均一にすることにより限界出力を向上させる。
【解決手段】 燃料棒3およびスペーサの側部外周を囲む筒状の金属製の沸騰水型原子炉用チャンネルボックス2であって、内面に、放射線により水の濡れ性が向上する皮膜11が形成されている。皮膜11は、チャンネルボックス2の上部内面にのみ形成されていて、プラズマ酸化、オートクレーブ、気中酸化などによって形成された酸化皮膜である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、本船上から救命艇が斜降して着水する際の衝撃を緩和することにより、搭乗者の安全を図れるようにした着水時緩衝型斜降式救命艇を提供することを課題とする。
【解決手段】本船1から艇首部3aを水面Wに向け斜め下方へ滑走して着水する救命艇3が、水面Wへ突入する艇首部3aの上方への跳ね上がりを減殺できるように、同艇首部3aには、両側方へ突出した左右一対のフィン4が設けられ、同フィン4の着水時における迎角は、同フィン4に下向きの揚力が発生するように設定されている。また艇首部3aの下部の横断面形状は、下方へゆくにしたがい艇幅を減少させるようにして、両舷側で直線状に形成される。 (もっと読む)


【課題】 放射線誘起表面活性触媒を含み、且つ優れた耐食性と耐応力腐食割れ性を有する機能性被覆を効率よく形成することのできる方法を提供すること。
【解決手段】 放射線照射雰囲気に曝される金属構造物を構成する基材の一部または全部に、放射線照射により腐食電位低下による防食効果を有する機能性被覆をプラズマ照射によって形成するに当たり、溶射すべき方向に伸びるプラズマ軸線の上流側に原料粉末投入口を備え、該軸線の周囲に等間隔で複数の溶射ガンが配置され、且つ各溶射ガンから投射されるプラズマが1点に収斂する様に配置された多電極プラズマ収斂型溶射装置を使用し、平均粒径が1〜20μmのセラミック粉末を溶射する。 (もっと読む)


構造物の表面に視認性液を封入したマイクロカプセルを分散させた被覆層を形成しておき、該構造物に亀裂が生じた際にその亀裂が該被覆層に伝わって、それに伴って該被覆層中のマイクロカプセルが破壊され、該マイクロカプセルから流出した視認性液が被覆層中の亀裂を伝わって被覆層表面に達することで、該構造物の亀裂発生を検知できるようにした構造物の亀裂検査用被覆において、該マイクロカプセルを分散させた第一被覆上にマイクロカプセルを含まない少なくとも1層の第二被覆層を設けると共に、該第二被覆層が透明であって且つ該第一被覆層に亀裂が生じた場合にも亀裂を生じないだけの十分な柔軟性をもつ最外層を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、船尾のポッドプロペラにおけるポッド前端のプロペラへ流入する相対水流の均一化を図るため、同プロペラよりも前方における船体両側部の水流案内翼を、上記ポッドプロペラの状況に応じて制御できるようにした船尾水流案内翼付きポッドプロペラ船を提供することを課題とする。
【解決手段】船尾部1の船底下にポッドプロペラ3Aが設けられて、そのポッド3の前端にプロペラ4が装着されており、同プロペラ4の上半部と船尾船底部外面1aとの間の領域へ航行時の相対水流を案内できるように、プロペラ4よりも前方の船体両側部において、船内から船外下方へ突出した回動制御軸6に水流案内翼7が設けられる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、航行中に船尾に沿う水の流れが後方へ斜め上方に向かう点に着目して、船内の推進装置で駆動される船尾のプロペラのプロペラ軸を船尾後方へ斜めに上向くように設定するとともに、同プロペラと二重反転プロペラを構成するようにポッドプロペラを設けることにより、十分な推進効率が得られるようにした、ポッドプロペラ付き船舶を提供することを課題とする。
【解決手段】船尾部において、主機関としてのディーゼルエンジン1が、その主軸1aを後方へ上向くように設定されて、同主軸1aに接続されたプロペラ軸2aも後方へ上向くように設定されており、そのプロペラ2と二重反転プロペラを構成するプロペラ3を前端に備えたポッドプロペラ3Aが、鉛直軸線のまわりに旋回して舵取りを行えるように設けられている。 (もっと読む)


【課題】 鉄系の金属からなる構造部材の海水による腐食を十分に防止することができるとともに、環境にも優しい耐海水防食方法を提供する。
【解決手段】 本発明の耐海水防食方法においては、3Al・2SiOのセラミックスのパウダーを、アモルファス相が出る条件で鉄系金属部材表面に溶射する。そして、溶射皮膜中の貫通気孔にアモルファス相のネットワークを形成し、ネットワークにおいて鉄イオンを鉄酸化物として析出させる。鉄酸化物は皮膜中の貫通気孔をふさぎ、構造部材が海水と接触した場合に海水が直接に構造部材と接触しないため、鉄系の金属からなる構造部材が海水による腐食を防止できる。 (もっと読む)


【課題】複数のスターリングエンジンを多段化して、1台では回収しきれない熱量を、他のスターリングエンジンで有効に回収できる廃熱回収装置を提供する。
【解決手段】ディスプレーサピストン11A、11B、11Cとパワーピストン12A、12B、12Cとをクランクシャフト13A、13B、13Cに連結したスターリングエンジン10A、10B、10Cを複数個備え、それぞれのスターリングエンジンを多段に組み合わせ、廃熱などの熱源ガスを一方のスターリングエンジンから他方のスターリングエンジンに向けて順に通過させて加熱源として利用する廃熱回収装置であって、いずれか一つのスターリングエンジンにおけるディスプレーサピストンの行程容積とパワーピストンの行程容積との容積比を、他のスターリングエンジンにおけるディスプレーサピストンの行程容積とパワーピストンの行程容積との容積比と異ならせたことを特徴とする廃熱回収装置。 (もっと読む)


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