説明

独立行政法人海上技術安全研究所により出願された特許

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【課題】比較的単純でかつ軽量な構造で、係留物の位置変化に対して大きな復元力を有し
、係留基体に係留した係留物における振れ回り運動を抑制することができる係留方法及び
係留システムを提供する。
【解決手段】三角形の頂点を形成する第1係留索結合部31aと第2係留索結合部31b
と係留物用連結部32とを有する係留用部材30を使用して、係留基体10に係留物20
を係留するための係留システムであって、前記第1係留索結合部31aと前記係留基体1
0との間、及び、前記第2係留索結合部31bと前記係留基体10との間をそれぞれ係留
索33a,33bで接続すると共に、前記係留物用連結部32に前記係留物20の係留物
側連結部21を連結して構成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、レーザー光による計測手段の採用により、水面の影響を受けることなく船体の喫水や傾斜角などを適切に計測できるようにし、ひいてはメタセンター高さについても正確に求めることができるようにした船体の喫水等計測装置を提供することを課題とする。
【解決手段】船体Sの中央部の横断面に沿い上甲板2上に設けられたベース部材1の外端部から、水中へ支持部材3が垂下されて、その下端部には、直下の水底までの距離を計測するレーザー式測距装置9と、船体Sの横傾斜状態での船体横断面にける船体中心線と平行にレーザー光を水底へ向け照射するレーザー光照射装置7とが設けられ、水底にはレーザー受光器10が設けられる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、航行中の船舶の上部構造物が受ける風圧抵抗を低減するとともに風力発電を行い、同時にバッテリーに蓄電を行うことにより、船内照明等の電源としての利用を図り、船舶の燃料消費を押さえるとともにCO2の発生を削減する省エネルギー手段としても利用できるようにした風力発電装置付き船舶を提供する。
【解決手段】船舶1の上部構造物2の前面の中央部に前部開口3を有するとともに、船体中心線に沿い同上部構造物2を後方へ通り抜けるように貫通して後端開口4を有する風路用ダクト5が形成され、同ダクト5の内部には、風力発電用の風車6が設けられ、また風車6により作動する発電機7が設けられて、発電された電力は図示しないバッテリーに蓄えられる。これにより、船内消費電力の一部を賄うことができ、さらに航行中に同上部構造物2の前面に受ける相対風の風圧抵抗が大幅に軽減されるようになり、同船舶の主機関の燃料消費量の節減に寄与することができる。 (もっと読む)


【課題】複雑な船舶の配船計画を効率よく作成し得る装置及び方法を提供すること。
【解決手段】港湾及び船舶の特性データを設定するデータ設定部と、船舶の動作を特定する遺伝子を組合せて染色体データを生成する染色体データ生成部と、染色体データ生成部により生成された染色体データを、遺伝的アルゴリズムに基づく演算を行うことにより進化させる演算を行う演算部とを備えた配船計画作成装置であって、染色体データ生成部は、遺伝子の集合の一部に、予め定めた遺伝子の組合せを注入した後に染色体データの生成を行う。 (もっと読む)


【課題】沿岸から遠く離れた海域を航行している船舶から陸上の通信基地へ送信を行う際に、通信衛星を利用する場合に比べて安価に陸上基地への通信を行えるようにした船舶の対陸上基地通信システムを提供する。
【解決手段】沿岸Gに沿って航行する多数の船舶A〜Dが存在する場合、沿岸Gから遠く離れた船舶Aにおいて、自船よりも沿岸に近い海域を航行している他船の通信設備を中継手段として利用することにより、陸上の通信基地Kへの送信を通信衛星を利用することなく低コストで行えるようにするため、各船舶A〜Dの通信設備には、特定周波数による通信用送受波設備1aが付加される。この通信用送受波設備1aでは、特定周波数の通信用電波による特定信号が受信されると、この特定信号は自動的に増幅器で増幅されて、特定信号用発信器を介し陸側へのみ向けて自動的に発信される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、タンカーにおける各タンクに洗浄装置を設けて洗浄作業の簡易化を図るとともに、洗浄水の消費量を極力少なくして、廃液処理のコスト低減を図れるようにしたタンカー用少水量型タンク洗浄装置を提供することを課題とする。
【解決手段】タンカーの上甲板1の下方におけるタンクTの内面を洗浄するための洗浄機Kが、常時は上甲板1上の格納庫2内に格納され、使用時にはトルクヒンジ機構3を介し上甲板開口部5を通過するように回動して、図示のようにノズル管8aが上方へ向くようにセットされる。ケミカルタンカーでは、ノズル管8aの口径が2.5〜3.5mmとされ、洗浄水供給用軸管6の回転角速度が20〜50度/秒とされて、鉛直面に沿うノズル管8aの回動は軸管6の1回転ごとに1〜3度のピッチ角とされる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、洋上に浮かぶ浮体上において、発電用の風車を支持するタワーを昇降可能に設けることにより、強風時には同タワーの主要部を水中へ降下させて、上記風車の強風時の待避を容易に行えるようにした洋上風力発電設備を提供することを課題とする。【解決手段】浮体1に対しタワー2が昇降可能に設けられて、同タワー2の頂部に発電用風車5が装着されており、強風時やメンテナンスの際には、風車5のブレードの姿勢を2ブレード型では水平にした状態で、タワー2の下端の浮力タンク6に注水することにより、同タワー2の主要部を水中へ没入させるとともに、上記ブレードを降下させて浮体1上の支持台で受けるように構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、油水分離タンク内を水が通過するようにして水を循環させる循環水パイプを備え、同循環水パイプに、高粘性油分を含む被処理液を挿入するための分岐パイプを設けることにより、上記油水分離タンクへの被処理液の移送を長い距離でも支障なく行えるようにした高粘性油回収装置を提供することを課題とする。
【解決手段】沈船内に残留する油分や海上流出油などの高粘性の被処理液Lが、真空ポンプ6で負圧とされる被処理液回収タンク7内に貯留され、ついで同タンク7からコンプレッサー8で加圧されることにより循環水パイプ20内へ分岐管21を介して挿入される。循環水パイプ20に挿入された被処理液Lは、同パイプ20内で水により包まれるようにして流通抵抗を減少させながら長い距離でも支障なく油水分離タンク3へ送り込まれ、同タンク3で分離された油分は、回収油貯留タンク13を経由して、回収油容器17により搬出される。 (もっと読む)


【課題】特定の港へ定期的に入港する船舶のための操船に際し、上記船舶の過去における入港時の操船記録を含む航海記録データベースから、現在の気象海象状態での入港用操船の類似記録を検索し、その類似記録を利用して、上記港の桟橋までの予定航路を演算しモニターに示すことにより、上記特定の港における着桟までの操船を能率よく安全に行えるようにした入港用操船支援システムを提供する。
【解決手段】特定の港への船舶の入港時に種々の風向,風力および波高に対応して行われた過去の入港用操船の記録を含む航海記録データベース3と気象海象予報受信手段4とを用いて類似記録検索手段5により現在の状況に類似した操船記録を求め、第1設定手段6により入港のための直近の通過点などが設定されるとともに、第2設定手段7で減速の度合が設定され、ついで予定航路演算手段8で求められた着桟のための予定航路がモニターMに表示される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、航行中に船側に沿う相対的な水の流れの表面に多数の泡が生じていることに着目し、同じ泡の船体に対する相対的な後方への動きから、簡便な手段により船舶の対水速度を計測できるようにした舶用対水速度計測装置を提供することを課題とする。【解決手段】船側面に沿う外水境界層の影響を受けないように、船舶1から側方へ張り出したアーム3の先端部に、下方の水面Wへ向けて装着されたカメラ4と、同カメラ4により水面Wに浮かぶ泡Bを所要時間間隔で撮影するためのシャッター操作手段4aとが設けられるとともに、カメラ4と水面Wとの距離を計測する測距手段5が設けられる。同じ泡Bの複数の撮影データの相互比較と測距手段5の計測データとに基づき、船側に沿う泡の上記所要時間間隔における相対的移動距離を求めて、これにより船舶の対水速度が演算される。 (もっと読む)


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