説明

独立行政法人海上技術安全研究所により出願された特許

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【課題】本発明は、紫外レーザーに対する海水および流出油の各特性の差に着目して、海面における流出油の検出を上空からの紫外レーザーの照射と赤外線撮影とにより遠隔的に行えるようにした海上流出油リモートセンシング装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ヘリコプターHなどにより 流出油浮遊海面Wに向けて上空から紫外レーザーを照射する第1手段1と、同照射により温度上昇を生じた流出油Fの浮遊する海面Wに向けて赤外線撮影を行う第2手段2とが設けられるほか、測定位置を順次移動させながら海面上の流出油Fの2次元合成画像を求める第3手段3と、上記紫外レーザーをスポット状に照射する第4手段4と、同照射の直後における熱拡散速度を測定して流出油Fの粘性を推定する第5手段5とが設けられる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ミラー方式の全方位カメラが簡素な構造で広い視野を得られる点に着目し、同カメラを舷側部と桟橋との間で起伏可能に設けることにより、船体と桟橋との相対関係を容易に確認できるようにして、離着桟操船の安全性の向上を低コストで実現できるようにした離着桟操船用全方位カメラ設備を提供することを課題とする。
【解決手段】舷側部1の手摺り2に支持アーム3を介して着脱可能に装着された竪長のケーシング4の下部に、ヒンジ7を介し舷側外方へ振出し可能に支柱6が設けられて、同支柱6の上端にミラー方式の全方位カメラ8が設けられ、同カメラ8の視野8fを水平方向から下方向まで変えられるように、ケーシング4内のシリンダ装置5付きピストンロッド5aの下端部と支柱6の中間部とを連結してクランク機構を構成する連結ロッド9が設けられる。 (もっと読む)


【課題】破砕処理工程において破砕処理され、金属選別除去工程において金属が選別除去され、粉砕処理工程において粉砕処理され、発泡材選別除去工程において発泡材が選別除去され、一方、フィルム破砕処理工程において廃ポリエチレンフィルムは破砕処理され、混練固化処理工程において摩擦熱により溶融した廃ポリエチレンフィルムを結合材として固化処理され、燃料として再利用することができる。
【解決手段】FRP廃棄物Wを解体処理する解体処理工程S1と、破砕処理工程S2と、金属を選別除去処理する金属選別除去工程S3と、粉砕処理工程S4と、発泡材を選別除去処理する発泡材選別除去工程S5と、一方、廃ポリエチレンフィルムを破砕処理するフィルム破砕処理工程S7と、摩擦熱により溶融した廃ポリエチレンフィルムを結合材として固化処理する混練固化処理工程S8とを含んでなる。 (もっと読む)


【課題】模型船等の被測定物体について慣動半径を測定する際に、台座上の被測定物体の向きを容易に変換できるようにすることにより、慣動半径測定操作の大幅な簡略化を図れるようにした転動式慣動半径測定装置を提供する。
【解決手段】水平な支持面11aを具えるようにして基盤G上に固定されたベース部材11と、同ベース部材11上において左右に転動可能に支持されるように円弧状の転動面12aを有する転動子12を介して載置された被測定物体搭載用台座13とを備え、台座13の上面にはターンテーブル14を介して模型船Sのごとき被測定物体が搭載され、転動子12が転動して揺動する左右方向へ模型船Sの船長方向を整合させることにより、同模型船Sを船長方向に沿う鉛直面内で揺動させて同模型船Sの慣動半径が求められる。模型船Sの船体横方向の慣動半径を求める際には、ターンテーブル14を90度旋回させる操作が行われる。 (もっと読む)


【課題】航行中の船舶の船首部に到来する波浪の波頂と波底との間で船首における相対水位が順次変化することに着目し、船舶の船首相対水位を簡易な計測手段で時々刻々に計測することにより、所定時間経過後の船首相対水位を予測できるようにして、その予測情報に基づき、大規模な波浪衝撃を回避するための操船を自動的に行えるようにした舶用波浪衝撃回避システムを提供する。
【解決手段】船首相対水位計測手段により、計測された現時点までの船首相対水位の時系列波形3aに基づいて、所定時間経過後までの船首部における相対水位を予測時系列波形3bとして予測するための船首相対水位予測手段と、同予測手段により得られた予測時系列波形3bに対し不感帯3cを設定するための波浪衝撃荷重予測手段としてのフィルタとが船内コンピュータに設けられ、上記フィルタを経由した信号に基づいて推進器と舵との自動制御を行うコントローラが設けられる。 (もっと読む)


【課題】船舶の相互間における避航操船に際して、相互の意思疎通を十分に行い、コンピュータ画面上でも航過に伴う危険性の排除を確認できるようにして、衝突防止のための安全性を十分に向上させるようにした、船舶間の航行意思疎通支援装置を提供する。
【解決手段】洋上で遭遇した自船と相手船とが、衝突回避のための操船意思を表明できるように、表示器4の画面上に表示した自船の予定航路および回避操船の際に航過予定の相手船の船体の部位を特定し、操船意思情報として相手船へ送信するための操船情報送信手段を備えるとともに、一方の船舶から上記操船意思情報の送信を受けた他方の船舶が、上記操船意思情報の受信内容を上記表示器4上に表示し、かつ、画面上で了承または拒否の確認を行うべく各船舶に設けられた航行意思確認手段と、同航行意思確認手段による確認結果を相手船へ返信するための確認結果返信手段とが装備されている。 (もっと読む)


【課題】船舶の推進のためのプロペラを駆動する交流電動機が、航行中に減速時や潮流などの影響で発電機として駆動されることにより発生する交流電力を、直流電力に変換してキャパシタに蓄えておくことにより、この直流電力を再び交流電力に変換して、推進用交流電動機に供給したり、船内電力需要設備に利用できるようにしたりする舶用電気推進装置を提供する。
【解決手段】ディーゼルエンジン4により駆動される交流発電機5からの電力が、プロペラ2を駆動するための交流発電機3へ供給される。航行中にプロペラ2が水車として作動して交流電動機3に発電作用を行わせる際に生じた交流電力は、コンバータ10を介し直流電力に変換されてキャパシタ11に蓄えられる。キャパシタ11の直流電力は、第1インバータ12を介し推進用交流電動機3へ送られたり、第2インバータ14を介し船内電力需要設備15へ送られたりして省エネルギー効果に寄与する。 (もっと読む)


【課題】例えば銅管のような熱伝導率の高いヒータを用いることができるスターリングエンジンを提供すること。
【解決手段】本発明のスターリングエンジンは、ヒータ11と再生器50とクーラ60とを連通し、ヒータ11をディスプレーサピストン20の一方の空間に連通し、クーラ60をディスプレーサピストン20の他方の空間に連通し、ディスプレーサピストン20の外周を覆うシリンダ70と、シリンダ70の一方を覆うシリンダーヘッド71とを備え、ディスプレーサピストン20の動作によって作動ガスを一方の空間と他方の空間に流動させ、シリンダーヘッド71には、ヒータ11の端部を挿入する貫通孔74、75を備え、シリンダーヘッド71を、一方の空間を覆う第1の層72と、第1の層72の外部を覆う第2の層73とで構成し、ヒータ11の一方の空間に連通する端部11A、11Bを第1の層72と溶接又はロウ付けによって接続したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】良好な旋回循環流を形成可能な撹拌インペラ、この撹拌インペラを備えた水中撹拌装置、この撹拌インペラ又はこの水中撹拌装置を備えた水中撹拌曝気装置を提供することを課題とする。
【解決手段】複数の回転羽根15を備え、槽2内の被処理水3に浸漬するように配置されて上下方向の軸線回りに回転することにより被処理水3を撹拌し槽2内に上下方向の旋回循環流を形成するための撹拌インペラ5であって、当該撹拌インペラ5の回転羽根15の先端に、当該回転羽根15に対する水流上流側に向けて傾くウイングレット部を設ける。これにより、撹拌インペラ5の側方からの被処理水3の吸引を無くすことを可能とし、良好な旋回循環流を形成することを可能とする。 (もっと読む)


【課題】船底部の船体外板面における気泡噴出口から気泡を噴出するため船幅方向に設けられる局部的な気体室の配置を、船長方向に分散して行うとともに、各気体室を船幅方向にわたって複数の分室に分割することにより、船体の横揺れの際の各分室に対する高圧気体の供給を適切に行えるようにして、気泡発生用の高圧気体の供給の合理化を図りながら、航走時における船体の摩擦抵抗の低減を十分に行えるようにした装置を提供する。
【解決手段】船底部の幅方向にわたり船内に形成される気体室2が、船長方向に分散するように配設され、各気体室2は船底部の幅方向にわたって複数の分室2aに分割される。各分室2aに対応する船体外板部分1aには気泡噴出口が形成され、コンプレッサから供給される高圧気体の気泡を噴出する。船底外板に沿う気泡の分布の均一化のため、各分室2aへの高圧気体の供給は船体の横揺れセンサからの情報に基づいて制御される。 (もっと読む)


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