説明

独立行政法人海上技術安全研究所により出願された特許

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【課題】
熱流体を送気させる流動層の壁面に接触する粒子の数量を増やし、これによって熱伝達を行う粒子が流動層に接触する機会及び接触している時間を適度に増大させ、熱伝効率の向上を図る流動層装置及び流動層の流動方法を提供する。
【解決手段】
本願に係る熱伝達率を向上させる機能を備えた流動層装置は、加熱手段100と、この加熱手段により加熱される固体粒子70と、この固体粒子を搬送させるための気体を送る送気手段200と、該気体により搬送される該固体粒子70とこれを搬送する該気体の周囲に設けた外郭(ライザー部10)と、この外郭を重力方向に狭くなるように傾斜させて構成しさらにこの外郭に伝熱手段20−1を介在させて設けた及び/または該外郭内に伝熱手段20−2を傾斜させて設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】放射線に対する高い遮蔽能力をもち、かつ、コンクリートの亀裂に対する充填性、コンクリートに対する高い密着性をもち、常温で硬化する放射線遮蔽材を得ることができる。
【解決手段】この放射線遮蔽材は、硬化性樹脂原料、ラジカル開始剤、架橋剤、硬化促進剤、放射線遮蔽粉末が混合されて構成される。硬化性樹脂原料は、この放射線遮蔽材の主剤となり、かつ、含有する水素によって熱中性子線を減衰させる。このような水素含有率の高い樹脂原料として、(メタ)アクリル酸の長鎖脂肪族置換基をもつ反応性の樹脂原料(モノマー)がある。この中でも、コンクリート亀裂への充填性及びコンクリートへの密着性が高い材料として、メタクリル酸イソステアリルが特に好ましく用いられる。 (もっと読む)


【課題】主機関に悪影響を与えることなく、例えば船速の変化等を経時的に反映させた制御を行う噴出気体制御装置を実現すること。すなわち、ガスを取り出し過ぎて給気量が不足し、主機関の効率が低下したり、排気が悪化したり、また多すぎて同様なことが起こることを防ぐこと。
【解決手段】船舶1の推進動力を得る主機関10と、この主機関10の排気により駆動され前記主機関10に加圧気体を送気する過給機11と、この過給機11と前記主機関10の間から加圧気体及び/もしくは排気の一部を、給気バイパス管23、掃気バイパス管24、排気バイパス管25を通して取り出し、この取り出した加圧気体及び/もしくは排気を喫水線以下の船体近傍の気体噴出口40より噴出するとともに、前記加圧気体及び/もしくは排気の取り出し量を前記主機関10の熱負荷に関連した物理量と前記過給機特性に基づいて制御したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
バラスト水の加熱による微小生物処理に当たって、加熱に要するエネルギーが削減でき、処理装置のスペースが合理化できるバラスト水処理方法及びバラスト水処理装置を提供すること。
【解決手段】
本発明のバラスト水処理方法は、低温バラストタンク2aから排出される低温バラスト水を、バラスト水中の微小生物を熱処理する微小生物処理手段2bに供給し、この微小生物処理手段2bに高温バラストタンク2cから高温バラスト水を供給して所定温度で微小生物処理を行い、この微小生物処理後のバラスト水から熱回収を行って熱処理前の該低温バラスト水の昇温に役立てたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
作動させた時の作用力の差が僅少の被試験物を二つ使い、例えば、水中における塗膜の種類による摩擦抵抗の差や相違する表面状態の摩擦抵抗の差等を、微小な差として正しく評価できる作用力差測定方法及び作用力差測定装置並びに作用力差測定プログラムを提供する。
【解決手段】
平行に設置した2枚の試験用平板の抵抗と試験平板間のモーメント及び抵抗力を計測することで、精度良く抵抗の差を計測する装置とする。
具体的に、本発明の抵抗力差測定方法は、二つの被試験物を同時に同一条件で駆動し、該二つの被試験物に生ずるモーメント及び/または抵抗力を含む変化を計測し、少なくとも抵抗力差を評価したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】操船者の目視と表示画像との差異をなくして目視上の他船の同定を容易化することで、操船者の監視負担を軽減し、より安全な操船を可能とする。
【解決手段】目視認識支援装置1は、覆域海面の船舶の周囲環境、他船状況に関するレーダー情報を取得するレーダー装置と、レーダー情報の水平面表示する平面情報表示器11と、レーダー情報に基づき目視景観に重ねて重畳画像を表示する重畳画像表示器34と、水平方向に回動可能な架台部22と、架台部の回動を検出する回転角検出手段と、レーダー装置により取得されたレーダー情報から平面表示情報を得るとともに平面表示情報あるいはレーダー情報に光学幾何補正を加えて重畳表示情報を得る表示情報導出器と、得られた平面表示情報及び重畳表示情報に基づき、平面情報表示器及び重畳画像表示器に画像を回転角検出手段により検出される架台の回動に連動して表示する画像源器12とを具備する。 (もっと読む)


【課題】波浪中抵抗増加低減を最適化することが可能な船舶の形状設計方法及び船舶並びにプログラムを提供する。
【解決手段】ブラントネス係数と反射波に基づく抵抗増加係数の関係を設定する相互関係設定ステップ1801と、船体形状から算出されるブラントネス係数値を前記相互関係ステップ1801の設定に当てはめ抵抗増加係数値を求める抵抗増加係数値算出ステップ1803と、前記船体形状を変え前記ブラントネス係数値を修正する修正ステップ1804と、修正された修正ブラントネス係数値を前記相互関係ステップ1801の設定に当てはめ修正抵抗増加係数値を求める修正抵抗増加係数値算出ステップ1806と、求められた修正抵抗増加係数値と前記抵抗増加係数値算出ステップ1803で求められた前記抵抗増加係数値を比較し、抵抗増加係数値が小さい方のブラントネス係数値を示す船体形状を選択する選択ステップ1808を備える。 (もっと読む)


【課題】構造物の使用条件(たとえば設置海域や係留)や利活用目的に合った構想構築を行い、基本設計や基本特性分析を通じ、安全性等の基本的項目、経済性等の副次的項目の各面で最適な構造物の構想を合理的かつ迅速に抽出できるようにする。
【解決手段】使用条件や利活用目的に合った最適な構造物を設計するシステムにおいて、少なくとも構造物の使用条件と利活用目的が入力される目標設定部10と、この目標設定部10の設定に従って前記構造物の構想を構築する構想構築部20と、この構想構築部20の構想構築結果に従って前記構造物の基本設計及び/もしくは基本特性分析を行う設計・分析部30と、この設計・分析部30の基本設計結果および/もしくは基本特性分析結果に応じて前記目標設定部10で設定された前記構造物の前記使用条件に対する基本評価を行うための基本評価部40(さらに、副次評価部50を含む)を備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】防錆のための再塗装や、設備の定期的な交換を行うことなく、防錆効果を維持する。
【解決手段】 海水を取り扱う施設Fで用いられ海水wに触れる金属部材の表面に、オゾンを含有する海水w’を当てることによって、その金属部材の表面に酸化被膜を形成する金属部材の防錆方法を採用した。海水を取り扱う施設Fの送水管23の途中にオゾン発生装置25を設け、そのオゾン発生装置25により前記送水管23の中の海水wにオゾンを含有させるようにする。このオゾンを含有する海水w’が、金属製の送水管23や冷却水タンク26等に当たることによりその表面に酸化被膜が形成され、防錆効果を発揮する。 (もっと読む)


【課題】
船舶の航行状況や船舶状況によって有効に摩擦抵抗を低減するとともに、プロペラ手段に対する気泡の巻き込みを防止してプロペラ手段の効率の低下を防止し、正味の摩擦力の低減効果を向上させた、船舶における気泡巻き込み防止装置を提供する。
【解決手段】
船舶1と、この船舶1の少なくとも船底3に気泡を噴出する空気噴出口21、22、23、24、25と、この空気噴出口21、22、23、24、25に空気を送気するブロワー10、11、12、13、14と、船舶1の船体4の船尾9に設けたプロペラ80と、空気噴出口21、22、23、24、25の後方の船尾側の少なくとも船底3にプロペラ80への気泡の巻き込みを防止する巻き込み防止構造としての略V字型マウンド190を設けて構成する。 (もっと読む)


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