説明

独立行政法人海上技術安全研究所により出願された特許

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【課題】各種海水を取り扱う施設において、装置を分解することなく、ステンレス鋼部材に不動態被膜を修復又は維持できるようにする。
【解決手段】海水を冷却水とする機器、海水を移送するための配管、あるいは、海水を溜める貯留タンクなど、各種海水を取り扱う施設において、その取り扱う海水に、過酸化水素、過酢酸、酢酸の混合溶液を添加したことにより、その施設を使用しながら、その海水に触れる部分のステンレス鋼部材に不動態被膜を修復又は維持できるようにした。すなわち、海水が触れる部分のステンレス鋼部材を分解等することなく、不動態被膜を修復又は維持することができる。なお、海水に添加する上記混合溶液は、取り扱う海水の量に対して極微量であってよく、また、それを定期的に添加すれば、不動態被膜が良好に形成できることが確認できた。 (もっと読む)


【課題】脱硝触媒へ安定して還元剤を供給することができる。
【解決手段】内燃機関の排気ガスを通す排気ガス通路に設けた脱硝触媒に対して液状還元剤を噴射する構成において、排気ガス通路における脱硝触媒の上流側に設けられ、予め空気と混合させた液状還元剤を排気ガス通路内に噴射する噴射ノズル16であって、噴射ノズル16に接続され、外側を空気が通り、内側を液状還元剤が通る二重管である配管30を設ける。 (もっと読む)


【課題】
船舶の推進時にスケグ後部に生じる流れを有効利用し、船舶の推進性能を向上させること。
【解決手段】
二つのプロペラを備えた二軸双胴型船舶1において、二つの前記プロペラを駆動し前記二軸双胴型船舶を推進する推進手段210、220と、前記二軸双胴型船舶の船体に設けた二つのスケグ11,12を備え、二つの前記プロペラの駆動軸の中心を二つの前記スケグのセンター軸からそれぞれオフセット2A、2Bを持たせて位置設定する。スケグは、当該船舶の航行時にスケグ後方に向かって自然に生じる流れを回転流化するひねり形状になっており、この作り出された回転流を、最適位置に位置設定されたプロペラがカウンターフローとして翼面で多く捕らえることで、当該船舶の推進力が向上する。 (もっと読む)


【課題】塗膜の膜厚を、低コストで、非接触で正確に計測する。
【解決手段】カメラ(撮像部)13は、照明光12で照射された試料20の表面をカラー撮像する。この際、膜厚を計測する際には、位置(A)に設置され、照明光12の反射光14がこのカメラ13に直接入射しない構成とする。これにより、カメラ13が検出する光の大部分は、照明光12の試料20による散乱光15となる。パーソナルコンピュータ(制御部)16は、R信号、G信号、B信号の強度を、色相h、彩度s、明度vのHSV信号に変換する。パーソナルコンピュータ16は、この散乱光におけるh、s、vの値から塗膜22の膜厚tを算出する。 (もっと読む)


【課題】多種類の燃料に対応できる内燃機関の燃料噴射装置を提供する。
【解決手段】ディーゼル機関に、主、副、二つの燃料系を設ける。副燃料系は、燃料噴射期間の初期において主燃料系の噴射圧力より高い圧力で燃料を噴射し、主燃料系と副燃料系が一つの電気制御式燃料噴射弁26を共有し、電気制御式燃料噴射弁26の上流側で主燃料系と副燃料系を合流させる。 (もっと読む)


【課題】キャビテーションエロージョンに耐え得る、安価で資源枯渇性のない強化繊維の複合材料を用いた船用プロペラ翼を提供する。
【解決手段】船用プロペラの翼において、少なくとも、翼の表面をアラミド繊維のクロス材、あるいはアラミド繊維の一方向材を同じ軸方向又は異なる軸方向に向けて積層した表層材で構成し、前記表層材を芯材となる構造材に被覆する。構造材をカーボン繊維強化樹脂又はガラス繊維強化樹脂としてもよい。 (もっと読む)


【課題】耐キャビテーション・エロージョン性と海洋生物に対する防汚性の両特性を兼ね備え、それと共に海洋生物に対する防汚対策のためのコストが抑えられた船舶用プロペラを提供する。
【解決手段】船体を推進させる推進力を発生させるためのプロペラ本体3(4)の外表面5に、Ni:3重量%以下、Cr:25〜35重量%、W:4〜20重量%、Fe:3重量%以下、C:4重量%以下を含有し、残部:Co及び不可避的不純物よりなるCo基合金の組成を有する溶射皮膜6を成膜する。 (もっと読む)


【課題】CO貯留層からの漏洩があることを的確に判定する。
【解決手段】海上部30は、船舶に搭載されて測定者によって直接制御され、海中部20を遠隔操作する。海中部20は、漏洩COを検知すべき海中に投入される。気泡等103が存在すると判定された、あるいはPHが所定の値以下であった場合には、海中制御部22又は海上制御部32は、COが存在する可能性があると認識する。この場合、海中制御部22は、サンブリング部(試料採取部)24にこの部分の海水を採取させる。第1の分析部34では、CO成分が実際にこの中に存在するか否かが判定される。ここでCOが検出された場合には、第2の分析部35は、採取されたCOに対して質量分析を行い、その13C/12Cの存在比率(同位体比)を算出する。海上制御部32は、この同位体比が、ある所定の値以下であるか否かを判定する。 (もっと読む)


【課題】
見落としがなく、一定以上の進展亀裂は必ず検出できる進展亀裂検出方法、装置およびプログラムを提供すること。
【解決手段】
被検査物200に対し超音波220を入射する超音波発生手段10と、被検査物からの材料ノイズ230を受信する材料ノイズ受信手段20と、超音波発生手段10を所定の範囲で動かした場合の材料ノイズ受信手段で受信される材料ノイズを材料ノイズ情報として処理する材料ノイズ情報処理手段30と、この処理結果を初期材料ノイズ情報400−1として記録する記録手段40と、時間経過後に再び被検査物に対して同様な測定と処理を行って得られた経時後材料ノイズ情報400−2と記録手段から呼び出した初期材料ノイズ情報とを比較する材料ノイズ情報比較処理手段50と、この材料ノイズ情報比較処理手段の比較結果から進展亀裂に関する情報を得る進展亀裂情報判断手段60とを具備する。 (もっと読む)


【課題】
従来のバックボーン型分割弾性模型をベースとして、捩りモーメントを容易に、かつ、精度良く計測する構造体模型の捩りモーメント計測方法および捩りモーメント計測装置を提供すること。
【解決手段】
構造体模型を分割した複数の分割部を繋ぐバックボーン40a、40bに前記複数の分割部を固定治具50a、50b、50cで両端固定梁が形成されるように固定し、当該バックボーン40a、40bに4枚の捩りモーメント検出用歪ゲージ60i、60j、60k、60lを適切な箇所に貼付して設け、これら4枚の捩りモーメント検出用歪ゲージ60i、60j、60k、60lで組んだ捩りモーメント用ホイートストンブリッジ回路を利用して当該構造体模型に働く捩りモーメントを検出する。 (もっと読む)


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