説明

独立行政法人港湾空港技術研究所により出願された特許

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【課題】
表層部分に透水性上部地盤が存在する軟弱地盤を改良する透水性上部地盤下の軟弱地盤改良方法の提供。
【解決手段】
地表部分に存在する透水性上部地盤7と低部の透水性基層4との間に存在する軟弱地盤2に地表面からドレーン材10を挿入し、ドレーン材10は、透水性上部地盤深さより所定長さcだけ長い撤去部14と、撤去部14の下端に分離可能に連結された埋め捨て部とを備え、撤去部14に透水性上部地盤内の水の浸入を防止する不透水部50を備え、ドレーン材10をその埋め捨て部の下端を透水性基層4まで至らない所望の改良深さまで挿入させ、軟弱地盤2内の土壌間隙水をドレーン材10の上端を通して排水させることにより所望の地盤改良を行い、然る後ドレーン材の撤去部14を地表より除去する。 (もっと読む)


【課題】 地震時でも液状化を防止できかつ裏込土圧を軽減し得る抗土圧構造物裏込工法等を提供する。
【解決手段】 擁壁10の背後の裏込箇所の擁壁底板部上面10cに、透水性を有する不織布からなる樋状の第1チップ収容体11を設置して側面11bを擁壁の背後面10dに密接させ、廃タイヤを10〜60ミリメートルの範囲の外径寸法となるように裁断したゴムチップ17を第1チップ収容体11の中に頂部まで充填し、その背後に土を充填し転圧して第1裏込土とし、ゴムチップ17が充填された第1チップ収容体11の上面と第1裏込土の上面にわたってジオグリッド18を敷設する工程を繰り返し、擁壁10の裏込めを行う。 (もっと読む)


【課題】 老朽化または劣化等により桟橋として機能を満たさなくなった構造物を破砕することなく再利用する方法を提供する。
【解決手段】 桟橋1として機能を満たさなくなった構造物を再利用するに際して、桟橋1から鋼管杭2を切り離して、床版部5、梁部4及び杭頭部3からなる上部工10を撤去する工程と、撤去された上部工10を原状を維持した形態、あるいは新しい構造体または物体を付加した形態で、陸上、海洋または河川に設置して、新しい機能を有する新構造物を形成する工程とを特徴とする再利用方法を採用した。これにより、桟橋1を破砕せず再利用できるので、破砕の際の粉塵や騒音の発生がなく、環境に大きな負荷をかけることもない。 (もっと読む)


【課題】 裏込土を経済的に改良した液状化防止および吸出防止ができる構造物の背面における地盤改良構造を提供することである。
【解決手段】 構造物の背面における地盤改良構造1は、構造物の裏側に裏込土5を改良した固化体7が形成され、この固化体7は内側の未改良土8を外側の改良土9で覆ったものであり、前記固化体7は、構造物から裏側に向かって下り傾斜に形成された裏込石層4の傾斜面に沿った形状である。 (もっと読む)


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