説明

独立行政法人港湾空港技術研究所により出願された特許

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【課題】浮上用鋼管を上昇させるための空気を供給する給気装置の設備費を削減でき、かつ、供給する空気の量も少なくてすむ可動式防波堤を提供する。
【解決手段】浮上用本管6と各浮上用副管11とは連結手段7で連結されている。連結手段7は、中央部が浮上用本管6に固定され、両端部がそれぞれ浮上用副管11まで延設される連結材7aと、一端が連結材7aの端部に、他端が浮上用副管11の隔壁9cに接続され、浮上用副管11を懸吊するワイヤーロープ等の吊り具7bとから構成され、浮上用副管11は浮上用本管6に対して遊動自在に連結されている。浮上用本管6は、空気が密封された本管用空気室6bを上端部に有する。浮上用副管11は、空気が密封された副管用空気室11bを有するとともに、下端面及び上端面は開口されている。 (もっと読む)


【課題】経済的な液状化防止構造を提供すること。
【解決手段】非液状化層3の上に堆積した液状化層2に上面と下面とが開口した平面視格子状の浮き型格子壁体1を形成することにより、地盤の液状化を防止した液状化防止構造において、浮き型格子壁体1の格子の各辺を壁高tの0.4〜0.8倍にするとともに、浮き型格子壁体1を非液状化層3から浮かせた状態で形成するようにしたので、浮き型格子壁体1の壁高tを小さくでき、経済的な液状化防止構造を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】消波用開口率αを小さくすることができる簡易な機構を備えた可動式防波堤を提供する。
【解決手段】可動式防波堤1は、浮上鋼管6と隣接する浮上鋼管6との間に形成される隙間の湾外側に、その隙間の幅よりも大きい外径を有する筒体5を備える。筒体5は、接続具で懸吊されており、水平方向に遊動可能なので、荒天時において、湾外から湾内へ波浪が向かう押波時は、波浪の力で浮上鋼管6間に押し付けられて浮上鋼管6間の隙間を封鎖し、湾内への波浪の侵入を防止する、一方、湾内から湾外へ波が向かう引波時は、波の力で湾外側へ押し出されて、浮上鋼管6間の隙間を開放して湾外へ海水を排出する。 (もっと読む)


【課題】
必要な精度の方向スペクトル客観解析値を迅速に得る。
【解決手段】
分解能統一化装置(14、16)が、方向スペクトル推定装置(10)による方向スペクトル推定値、及び方向スペクトル解析装置(12)による方向スペクル解析値の分解能を統一する。誤差解析装置(22)が、推定値と解析値の誤差を複数の分解能に対して解析して、誤差が最小になる適正分解能を決定する。地点間相関演算装置(32)が、適正分解能の推定値と解析値の地点間相関から重み係数を決定する。実運用時、分解能調整装置(44、46)は、解析対象時刻の方向スペクトル推定値、及び解析対象時刻の方向スペクル解析値の分解能を適正分解能に調整する。修正装置(52)は、重み係数の下で、分解能を修正された推定値を分解能を修正された推定値と解析値の差値により修正する。 (もっと読む)


【課題】均質な根固め部を築造することが可能な鋼管杭およびその鋼管杭の施工方法を提供すること。
【解決手段】先端部の周方向に間隔をおいて複数の噴射ノズルを設置した鋼管杭1において、前記複数の噴射ノズルの内、少なくとも一つの噴射ノズルが鋼管杭内面に向かって噴射するように配置された内向き噴射ノズル2とされている鋼管杭1。さらには前記のような鋼管杭1を使用した鋼管杭の施工方法であって、バイブロハンマを用い、かつ鋼管杭貫入方向に噴射する噴射ノズル6および内向き噴射ノズル2の各噴射ノズルより高圧水を噴射して、鋼管杭1を所定の深度に貫入させた後、前記高圧水の噴射に代わって、前記各噴射ノズルから流動性固化材を噴射し、鋼管杭先端に流動性固化材を固化させた根固め部を築造する。 (もっと読む)


【課題】RTK法による計測データに異常値が発生した場合でも、その異常値を除去し得るGPSによる海面の変位計測装置を提供する。
【解決手段】基準局1と観測局2からの計測データによりRTK演算部11にて演算された海面位置データをデータ選択部15を介してデータ解析部17に入力し、波浪・潮位・津波を抽出する装置であって、観測局からの計測データにより単独測位方式に基づき変動成分を得る高精度変動検出法を用いて波浪成分を求めるPVD演算部12と、過去のデータに基づき決定された潮位予測式を用いて予測潮位を得る潮位予測部13と、上記海面位置データから波浪成分を減算し且つこの減算値に基づき海面位置データに異常が発生しているか否かを判断する異常判断部16とを具備し、異常があると判断した場合に、実測された海面位置データの代わりに、潮位予測部で予測された異常のない予測潮位をデータ選択部に入力するようにしたもの。 (もっと読む)


【課題】大型の施工設備が必要なく、低コストにて、かつ振動エネルギーの伝達効率に優れる既設小規模の地下構造物の周囲地盤の強化方法を提供する。
【解決手段】既設小規模の地下構造物の周囲地盤の強化方法であって、少なくとも構造物本体を備える地下構造物の頂部および/または内部に、起振機が設けられ、当該起振機の振動により地下構造物を振動媒体として振動させる既設小規模の地下構造物の周囲地盤の強化方法とする。 (もっと読む)


【課題】水の濁度や照度に左右されない水中作業、水中セキュリティのための監視等の濁水中や夜間においても水中視認をすることができる映像取得装置を安価に提供する。
【解決手段】方位方向に周波数の異なる超音波を送波する送波器と、位置が固定された固定レンズと、前記固定レンズとの相対距離を調整することができる可動レンズとを備えると共に、前記送波器から送波された超音波の対象物からの反射波を収束する音響レンズと、方位方向に細長い受波素子が鉛直方向に複数配列された受波器と、前記受波器から取得した反射波を信号処理する信号処理装置と、前記信号処理装置で得られた情報を表示する表示手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】確実に対象物を把持することができる掴み装置を提供する。
【解決手段】支持フレーム11と、多角形状の外周部材21と、前記外周部材21の略中心点を通過すると共に、前記外周部材21の各頂点を連結する対角部材22とにより網の目を構成する網状部材20と、一端が前記網状部材20の各頂点に連結し、他端が前記支持フレーム11に連結する棒状部材31と、を備える掴み装置1であって、前記棒状部材31が、柔軟性又は折れ曲がり可能な節の少なくともいずれか一方を有し、前記網状部材20は、前記対角部材22を互いに連結するとともに、前記対角部材22との連結部を滑動可能に案内する引込部材41を備え、前記支持フレーム11に形成された絞り口12から前記引込部材41を引くことにより網の目の大きさが絞り込まれる。 (もっと読む)


【課題】有害物質を吸収する層を非常に薄くすることができ、また従来の透水性シートのように比重が小さくなり過ぎず汚染底質への敷設を容易且つ確実にでき、更に覆砂する際に汚染底質の巻き上げを防止できる汚染物質拡散防止マットを提供する。
【解決手段】有害化学物質を含む汚染底質上に敷設される有害化学物質拡散防止マットを、2枚の透水性シート1,1間の略全体に、粒子状物質から成り全有機炭素濃度(TOC)が5mg/g以上である有害化学物質溶出抑制層2を四周に漏れ防止処理が施された状態で略均一な厚さに形成させて構成する。有害物質拡散防止層2の厚さは、0.5〜3.0cmが好ましい。 (もっと読む)


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