説明

独立行政法人港湾空港技術研究所により出願された特許

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【課題】注入材の圧入方法を改良して、静的圧入締固め工法における地盤改良効果を向上させる。
【解決手段】特殊注入ポンプで注入材を圧送し、注入管1を介して地盤中に該注入材を圧入する。その際、特殊注入ポンプによる注入材の押し出しストロークと、次の押し出しストロークとの間にインターバルを空けるようにする。押し出しストロークの間は、第1のバルブ21は開弁し、第2のバルブ22は閉弁する。その結果、押し出しストロークの間、注入材に対する載荷が行われる。一方、インターバルの間は、第1のバルブ21は閉弁し、第2のバルブ22は開弁する。その結果、インターバルの間は、第2の管路12を介して圧力が開放され、注入材に対する除荷が行われる。載荷と除荷を繰り返しながら圧入すれば、連続載荷の場合に比して、地盤の圧縮効率が向上し、地盤の密度増大やK値増大が実現でき、また地盤隆起も抑制できる。 (もっと読む)


【課題】地震動が作用した後に来襲する津波をより忠実に再現した波を発生し得る実験装置や実験方法を提供する。
【解決手段】伝導モータ1により駆動され回転中心線A1のまわりに回転する支持体3と、断面形状が略樋状をなすとともに全体が円環状に形成され支持体3に取り付けられる模型水路部4を備え、模型水路部4の円対称中心線と回転軸2の回転中心線A1を合致させるようにして水平方向に回転させる地震津波実験装置101を用い、模型水路部4内に、凹部に水16が収容されて構成される模擬水域部と、模擬陸域部6を設け、地震津波実験装置101に、模擬水域部の水に波を発生させる造波装置を設けて、地震による津波を模擬した波を模擬水域部16に発生させる。 (もっと読む)


【課題】波浪の作用による人工干潟の移動・流出が低減されて長期的な安定性が得られるとともに、自然との共生および海域の景観を良好にする干潟防波堤を提供することである。
【解決手段】干潟防波堤1は、岸2から適宜離れた沖合に防波堤3が設置され、該防波堤3と岸2との間に防波堤側に向かって開口した湾曲潜堤4が設置され、該湾曲潜堤と防波堤とで囲まれた空間に干潟材5が投入されて干潟部6が形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】低コストで、短期間に圧密沈下の少ない安定な干潟地盤が形成され、かつ1/50以上の干潟勾配が容易に得られ、かつ浚渫粘性土の有効利用を可能とする人工干潟材料及び人工干潟造成方法の提供。
【解決手段】水底土を浚渫して得られた浚渫粘性土aに対して、浚渫粘性土にセメント等の固化材を混合して造粒した浚渫粘性土固化造粒物bを添加材として混合して人工干潟材料dとし、これを水底に撒き出して人工干潟材料堆積層を造成し、その表面を砂層で覆う。 (もっと読む)


【課題】含水率の高い化学物質等を安全かつ経済的に処理し無害化し得る装置及び方法を提供する。
【解決手段】水を含む被処理物質M1を収容する被処理物質容器1と、被処理物質容器1の中の圧力を減圧し、元の圧力まで戻す又は加圧することが可能な真空ポンプ5及び弁4を備えた減圧沸騰式キャビテーション型化学物質無害化装置101であって、被処理物質M1の中の水を減圧沸騰により蒸発させて水蒸気の気泡B1を発生させ、気泡B1が瞬間的に縮小又はつぶれる際の作用により被処理物質M1を分解して無害化する。 (もっと読む)


【課題】含水率の高い化学物質等を安全かつ経済的に処理し無害化し得る装置及び方法を提供する。
【解決手段】被処理水が循環する閉ループ管路の中間P4Aに攪拌式キャビテーション発生機構が配置される攪拌式キャビテーション型化学物質無害化装置であって、攪拌式キャビテーション発生機構には、回転軸41により回転し回転軸方向に間隙を配して設置され水流通過孔42a、43aを有する2つの回転板42、43の間に回転軸と平行となるようにワイヤー状部材44が複数設置され、回転軸41の回転に伴ってワイヤー状部材44が被処理水を攪拌して水蒸気の気泡を発生させ、気泡が瞬間的に縮小又はつぶれる際の作用により被処理物質を分解して無害化する。 (もっと読む)


【課題】含水率の高い化学物質等を安全かつ経済的に処理し無害化し得る装置及び方法を提供する。
【解決手段】被処理水が循環する閉ループ管路の中間にジェット式キャビテーション発生機構が配置されるジェット式キャビテーション型化学物質無害化装置であって、ジェット式キャビテーション発生機構には、被処理水を高圧なジェット水流とするジェットポンプと、多数の小孔を有する衝突板41〜43をジェットポンプの噴射側に配置し高圧ジェット水流が衝突板の小孔を通過する際に水蒸気の気泡を発生させ、気泡が瞬間的に縮小又はつぶれる際の作用により被処理物質を分解して無害化する。 (もっと読む)


【課題】 建設コストを増大させることなく、地震力に対する抵抗力を発揮して地震力を低減することができる耐震補強機能を有すると共に、新規に壁構造体を構築する場合のみならず、既存の壁構造体に工事を加えて改修する場合でも実施することができるような壁構造体及びその形成方法を提供する。
【解決手段】 重力式の壁体52と、壁体の背面側に施工される施工領域Eに下方から上方に所定高さずつ順次堆積される固化処理土58と、固化処理土中に所定高さずつ間隔をおいてほぼ水平方向に平面状に配置される複数の面状補強材32とを備え、複数の面状補強材の各端部が壁体の背面側35に連結されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】津波を検知した場合、迅速に且つ段階的に最適な津波警戒情報を提供し得る方法を提供する。
【解決手段】沖合海面計測器21により計測された海面変位データを津波解析センター23に送り、ここで波の周波数成分を抽出し、この抽出された周波数成分における波の高さが所定の閾値を超えたときに津波であると判断し、周波数成分の90度位相における波高から津波の大きさを予測し、これら判断および予測時点で、津波の発生および津波の大きさを津波情報として出力するようになし、さらに90度位相までの到達時間から津波の周期を予測し、この予測周期を津波情報として出力するようになし、そして上記出力された津波情報をデータ配信センター4を介して避難対象地域の自治体6などに提供するもので、住民に、迅速に且つ段階的に最適な津波警戒情報を発することができる。 (もっと読む)


【課題】 建設コストが低廉で、長周期波を効果的に消波することができる消波構造物を提供する。
【解決手段】 難透水性壁部1と、基礎マウンド2と、護岸函体3と、海波共振空間4を備え、海波共振空間4には、砕石等を積み上げて略ブロック状に形成され透水係数を1メートル/秒以下に設定するとともにその陸側の後端面5cを海波反射面1aの一部に密接させ、その海側の前部を基礎マウンド2の頂面2b3に急斜面状に接続させるようにして難透水性高床部5を配設し、難透水性高床部5の上端面5bでの水深値hdが0.5〜5メートルの範囲の適宜の値となるように設定し、海波共振空間4での水深を、基礎マウンド2の頂面2b3での水深Dから、位置P5付近での水深値hdへと急激に浅くなるようにした。 (もっと読む)


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