説明

独立行政法人港湾空港技術研究所により出願された特許

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【課題】注入材の圧入方法を改良して、静的圧入締固め工法における地盤改良効果を向上させる。
【解決手段】隣接する2本の注入管に対して、特殊注入ポンプから交互に注入材を圧送するようになっている。したがって、2本の注入管の中間領域に介在する地盤では、一方側の圧入による載荷と他方側の圧入による載荷を交互に受けることとなる。また、一方側の注入管のステップアップによる応力開放と、他方側の注入管のステップアップによる応力開放を、交互に受けることとなる。その結果、1本の注入管で圧入する場合と比較して、地盤の圧縮効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】遠心模型実験装置の回転アームに対して簡易且つ安価に動力を供給する。
【解決手段】遠心模型実験装置は、鉛直方向に立設される中心軸11と、中心軸11から水平方向且つ直線状に延びて形成される回転アーム21と、回転アーム21に傾動自在に設置され、回転アーム21が回転運動したときに重力加速度と遠心加速度の合成加速度の方向に振り上がるように構成されるプラットホーム31と、中心軸11に対して回転駆動力を及ぼす回転駆動源41とを備える。また、遠心模型実験装置は、オイルポンプ、ピニオンギア及びラックギアとから成る油圧発生機構51を備えており、回転アーム21に油圧を供給することができるようになっている。なお、オイルポンプを発電機や圧縮空気発生ポンプとすることによって、電力や圧縮空気を得ることもできる。 (もっと読む)


【課題】捨石マウンドを構築する際に、施工の途中で潮流等によって捨石が移動したり散乱したりすることなく、しかも、構築後に破損しにくいマウンドをもつ海上構造物の基礎構造を提供する。
【解決手段】地盤上に捨石を2段以上敷き並べた後その上面の周辺部にアスファルトを打設し、次いで、その上面に捨石を2段以上敷き並べた後その上面の周辺部にアスファルトを打設する工程を所定の高さまで繰り返して行うことによりマウンド内の水平方向及び垂直方向に水の流通が可能なマウンドをもつ基礎構造を構築する。 (もっと読む)


【課題】地震時に構造物の背面に造成された裏込め地盤に生じる動的な土圧および水圧を低減することができ、施工性に優れた裏込め地盤の耐震補強工法および構造を提供する。
【解決手段】構造物1の背面に沿うように形成された略同一粒径のゴムチップ5aと砕石5bとを混合した混合材5からなる緩衝層6に、地震により生じる裏込め地盤3の動的な土圧が受圧板8を介して伝わり、この緩衝層6が適度な空隙を有しつつゴムチップ5aの弾性変形により動的な土圧を吸収するとともに、空隙による優れた透水性により裏込め地盤3の水圧上昇を低減させて液状化現象を防止する。 (もっと読む)


【課題】地盤の隆起を抑制するとともに所望の改良効果を確保することを可能とした地盤改良方法を提案する。
【解決手段】所定の深度までボーリング孔を削孔する削孔工程S1と、このボーリング孔に細管を挿入する細管挿入工程S2と、この細管の先端から地盤に気泡を注入して予め改良対象の地盤を不飽和化する不飽和化工程S3と、ボーリング孔から固化材を注入して地盤に固結体を形成する固結体形成工程S4と、を含む地盤改良方法。 (もっと読む)


【課題】水上における重油等の浮流物質の回収を容易にして、重油等の流出事故による自然環境や地域経済に対する影響を低減するために、浮流物質の位置を検出して自動的に追跡して浮流物質の位置を検出すると共に、浮流物質の漂流水域の海象・気象データを検出し、これらのデータをリアルタイムで基地局に送信できる無人浮流物質監視用ブイ、浮流物質監視システム及び浮流物質監視方法を提供する。
【解決手段】無人浮流物質監視用ブイ(10)が浮流物質(Fo)がある水域に投入され、該水域で自動的に浮上と沈降を繰返し、水面下にある時に水面部分における浮流物質(Fo)の有無及び位置を検出し、検出後、検出した浮流物質(Fo)の位置に向かって浮上し、水面の浮流物質(Fo)領域内に浮上している時に位置情報、海象・気象データ等を基地局に送信する。 (もっと読む)


【課題】 所定観測位置において観測される津波波高に基づき津波波源を推定する方法、システム及びプログラム、並びに、所定観測位置において観測される津波波高に基づき津波波源を推定し、推定された津波波源に基づき津波波高を予測する方法、システム及びプログラムの提供。
【解決手段】 想定津波波源域が細分割されて設定された各小領域の所定の初期水位変動に対し、その各小領域の初期水位変動により2以上の所定の観測位置のそれぞれに生じる時系列波高変動が対応する観測位置応答関数、及び、前記各観測位置において観測された津波波高の時系列変動に基づき、前記各小領域の初期水位変動を求め、前記各小領域の所定の初期水位変動に対し、その各小領域の初期水位変動により所定の予測対象位置に生じる時系列波高変動が対応する予測位置応答関数、及び、前記の求められた各小領域の初期水位変動に基づき、前記予測対象位置の津波波高を予測する。 (もっと読む)


【課題】けん引式で土砂移送管を安定してかつ円滑に平行移動させることができるようにし、水底の堆積土砂を広範囲に除去する。
【解決手段】複数の土砂流入口11が配設された土砂移送管12と複数の水噴出口13が配設された給水管14とを並設してなる複合管10を水底の堆積土砂中に沈設し、土砂移送管12に搭載した吸引ポンプ19により管内に水流を起こすと共に、水噴出口13から水ジェットを噴出させ、土砂流入口11から土砂移送管12内に土砂を流入させ、前記水流に乗せて移送する水底土砂除去装置において、前記吸引ポンプ19を土砂移送管12の中央に配置して重量バランスを改善し、また、給水管14は土砂移送管12の上部側に配置して、該給水管から土砂移送管12内を貫通して下方へ延ばした枝管22の先端に前記水噴出口13を開口させて、けん引時に複合管10にかかる土砂抵抗を低減する。 (もっと読む)


【課題】簡単かつ均一に気泡の配置ができる液状化防止工法を提供することである。
【解決手段】液状化防止工法1は、砂層地盤2に、該砂層地盤2の温度よりも低い温度のガス溶存溶液3を注入して浸透させた後、該ガス溶存溶液3の温度の上昇にともなって溶存ガスを微少な気泡にすることである。 (もっと読む)


【課題】小規模で長周期波を好適に消波することができる長周期波低減対策構造物の提供。
【解決手段】海洋構造物の長周期波を受ける海側に面する前面壁に縦向きの通水口が開口し、該通水口の背後にこれと連通した遊水部を備えた長周期波低減対策構造物において、鋼矢板、鋼管矢板、又はコンクリート矢板によって上記前面壁を構築してなることを特徴とする長周期波低減対策構造物であり、桟橋、岸壁、護岸又は防波堤として好適な長周期波低減対策構造物。 (もっと読む)


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