説明

独立行政法人港湾空港技術研究所により出願された特許

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【課題】多大な費用をかけることなく、非液状化層の上に液状化層が堆積した地盤の液状化を抑制するまたは液状化による地盤変形を抑制する液状化対策構造を提供すること。
【解決手段】非液状化層1の上に液状化層2が堆積した地盤を適用対象とし、液状化層において非液状化層1から離隔した位置に地盤改良体3を構築した液状化対策構造において、非液状化層1に着底または根入れされ、かつ地盤改良体3が側面に当接する着底構造体4を構築したので、地震により非液状化層1が水平方向に変位した場合でも地盤改良体3との水平方向の変位差が小さくなる。したがって、非液状化層1と地盤改良体3との間の残置液状化層2Aのせん断ひずみが抑制され、液状化を抑制または液状化による地盤変形を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】積層ゴム型免震装置の水平方向の特性を殺すことなく、当該免震装置の鉛直方向(引っ張り方向)の弱点をカバーする。
【解決手段】走行装置2にクレーン構造物3を搭載したクレーン。走行装置2上又はクレーン構造物3に、積層ゴム型免震装置4と、クレーン構造物の浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段5と、作業時にクレーン構造物の水平方向の動きを拘束する拘束手段6と、地震発生時にクレーン構造物の拘束を解放する拘束解放手段18を設ける。 (もっと読む)


【課題】潜水士によらずに安全、高効率、水中の濁度に依存しない水中視認することができる超音波式水中映像取得装置を提供する。
【解決手段】方位方向に周波数の異なる超音波を送波する送波器と、前記送波器から送波された超音波の対象物からの反射波を受波する受波器と、前記対象物からの反射波の情報を三次元測定結果として処理する処理手段と、前記三次元測定結果を映像として表示する表示部を備える超音波式水中映像取得装置において、前記映像を任意の視点から表示することができるように、回転自在に表示することを可能とする映像処理手段を備える。 (もっと読む)


【課題】送波器に入力する電気信号の周波数を変更することによって送波ビームのステアリングを可能とする周波数掃引方式を適用し、目標からの反射音波を収束させる音響レンズを受波器の前面に備えた水中映像取得装置において、取得した音響画像が必ずしも明瞭ではなかった。また、音響画像の虚像やノイズの原因となる、副極、グレーティングローブの抑制について、水中映像取得装置の電子回路規模の小型化を考慮した設計がなされてなかった。
【解決手段】音響変換素子から送波された各超音波全てが合成される時間Lsinθi/ν以上のパルス幅を持った任意の周波数の送信信号を単数または複数個連結する水中映像取得装置により、達成できる。 (もっと読む)


【課題】浮上用鋼管を上昇させるために供給する圧縮空気の量が少なくてすむ可動式防波堤を提供する。
【解決手段】浮上用鋼管6は、本発明の特徴であって、内部に気体が充填された浮力タンク6dと、浮力タンク6dの上方に設けられた空気室6eと、浮力タンク6d内を貫通し、蓄圧タンク13から供給される圧縮空気を空気室6eに送給する貫通管19と、空気室6eの上側で、かつ、浮上用鋼管6内の上端部に設けられ、上面が開放された開放室6fとを備えている。 (もっと読む)


【課題】 ケーソン壁の前面に配置された消波ブロックの撤去や、上部コンクリートの撤去作業及び中詰材の抜き取り作業が必要ではなく、低コストで消波ブロック被覆式のケーソン式防波堤及び護岸に対して耐衝撃補強を行うことが可能な既設ケーソンの耐衝撃補強方法及び耐衝撃補強構造を提供する。
【解決手段】 既設ケーソン13の外側面を構成する鉄筋コンクリート壁(ケーソン壁15)の上方から、当該鉄筋コンクリート壁(ケーソン壁15)の内部下方へ向かって補強部材挿入孔80を穿孔する工程(b)と、補強部材挿入孔80内に、曲げ変形を抑制すると共に押し抜きせん断破壊に対する耐力を向上させるため補強部材100を挿入する工程(d)と、補強部材挿入孔80内に充填材(120)を充填する工程(e,f)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 ケーソン壁の前面に配置された消波ブロックの撤去や、上部コンクリートの撤去作業及び中詰材の抜き取り作業が必要ではなく、低コストで消波ブロック被覆式のケーソン式防波堤及び護岸に対して耐衝撃補強を行うことが可能な既設ケーソンの耐衝撃補強方法及び耐衝撃補強構造を提供する。
【解決手段】 既設のケーソン13の上部から、中詰材14が充填されたケーソン13の内部へ達する挿入孔120を穿孔する工程(a)と、挿入孔120内に噴射ノズル(注入管)140を挿入する工程(c)と、噴射ノズル140を回転させながら硬化材を噴射して中詰材14を攪拌することにより、所定範囲において中詰材14を補強し、曲げ変形を抑制すると共に押し抜きせん断破壊に対する耐力を向上させる工程(d,e,f)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】可動式防波堤の内部に搭載された機器と外部との間で、水中及び空気中で無線通信を可能にする。
【解決手段】可動式防波堤10は、外筒管11と、この外筒管11の内部に移動可能に配置されて、内部に供給される気体により浮力を発生して浮上可能な浮上管12とを有する。浮上管12の機械室CRには、制御機器21、蓄電池22及び通信機器24が配置される。浮上管12の蓋17には、電磁波を送受信可能な外側信号送受信部40が設けられ、また、水中には水中信号送受信部108が設けられ、陸上には陸上信号送受信部107が設けられる。通信機器24と監視・制御装置101とは、外側信号送受信部40と陸上信号送受信部107あるいは水中信号送受信部108とを介して通信可能に構成される。 (もっと読む)


【課題】船体の三次元位置及びロール,ピッチ,ヨウの6条件を把握することなく、高速運航下においても、海底形状を連続計測することができる超音波計測装置を提供する。
【解決手段】方位方向に周波数の異なる超音波を送波する送波器と、前記送波器から送波された超音波の対象物からの反射波を受波する受波器と、前記対象物からの反射波の情報を三次元計測結果として処理する処理手段とを備える超音波計測装置において、前記三次元計測結果を順次連結させる連結手段を含む。 (もっと読む)


【課題】超音波信号の掃引照射による三次元計測装置において、方位と距離の空間分解能を、同時に改善可能とする。
【解決手段】一次元配列振動子を、多数の部分口径に分割し、該部分口径ごとに駆動信号を印加して超音波信号を送信し、該送信信号が、目的物体により反射された信号を受信する構成において、部分口径の電極形状、駆動信号波形、駆動信号強度分布を新規に選定する事により、方位と距離の分解能を同時に改善可能とする。 (もっと読む)


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