説明

住友電工ハードメタル株式会社により出願された特許

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【課題】耐摩耗性および潤滑性を高度に両立した表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備えるものであって、該被膜は、2以上の層を含み、該2以上の層のうち少なくとも一層は、MoNからなる第1化合物層であり、該第1化合物層は、基材側から厚み方向に非晶質領域と結晶質領域とをこの順に有し、非晶質領域は、非晶質からなり、結晶質領域は、六方晶構造からなり、第1化合物層の直下の層は、M1-xMoxy(0.01≦x≦0.3、0.95≦y≦1.05)からなる第2化合物層であり、Mは、Si、Cr、Al、Ti、Ta、Hf、およびVからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、第2化合物層は、立方晶構造を含む結晶構造からなり、かつ4200mgf/μm2以上の硬度を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性および潤滑性を高度に両立した表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備えるものであって、該被膜は、2以上の層を含み、該2以上の層のうち少なくとも一層は、NbNからなる第1化合物層であり、該第1化合物層は、基材側から厚み方向に非晶質領域と結晶質領域とをこの順に有し、非晶質領域は、非晶質からなり、結晶質領域は、六方晶構造からなり、第1化合物層の直下の層は、M1-xNbxy(0.01≦x≦0.3、0.95≦y≦1.05)からなる第2化合物層であり、Mは、Si、Cr、Al、Ti、Ta、Hf、およびVからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、第2化合物層は、立方晶構造を含む結晶構造からなり、かつ4200mgf/μm2以上の硬度を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】切削中に、ロウ材が液相を生成する温度を越える高温となっても、接合層の接合強度が低下することのない、高速切削やCVDコーティング処理等に適した切削工具として好適な接合体を提供する。
【解決手段】相互に異なる材料からなる複数の被接合材が、1000℃未満では液相を生成しない接合層により接合されており、被接合材が、超硬合金、サーメット、cBN、ダイヤモンド、鋼のいずれかである接合体。一方の被接合材1が、超硬合金、サーメット、鋼のいずれかであり、他方の被接合材3が、cBN、ダイヤモンドのいずれかである接合体。超硬合金、サーメット、鋼のいずれかからなる第1被接合材の一部にザグリが設けられ、ザグリに、cBN、ダイヤモンドのいずれかからなる第2被接合材が嵌め込まれており、第2被接合材近傍の第1被接合材が、集中的に加熱されて接合されている接合体。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、耐欠損性、および密着性を兼ね備えた被覆膜を表面に有する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備えるものであって、該被覆膜は、AlaTibSicdNからなるA層と、TieAlfSigMehNからなるB層とが交互に各2層以上積層された積層体を含み、A層およびB層はそれぞれ、20nm以下の層厚であり、刃先稜線部に形成された被覆膜の表面は、急峻な形状の凸部と、隣接する凸部の間の距離が2μm以上であって、かつその間をなだらかな曲面で結ぶ第1凹部と、隣接する凸部の距離が2μm未満であって、かつその間をなだらかな曲面で結ぶ第2凹部とが不規則に形成された凹凸を有するむしれ面であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ホウ素を含み耐酸化性が優れるとともに、機械的強度も優れ機械的な摩耗が生じにくいダイヤモンド多結晶体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】平均粒径が0.08〜80μmのダイヤモンド粒子の含有率がダイヤモンド粒子とマトリックスの合計に対し80〜99体積%であり、前記ダイヤモンド粒子の60〜95体積%がホウ素濃度3ppm以下の領域であり、マトリックスは、鉄族元素又は鉄族元素の炭化物を主構成成分とするとともに、CBN及びWCoB及び/又はBCを所定量含むことを特徴とするダイヤモンド多結晶体、及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】立方晶窒化硼素焼結体が工具母材から離脱することがないような、優れた接合強度を有する立方晶窒化硼素焼結体工具を提供する。
【解決手段】本発明の立方晶窒化硼素焼結体工具は、立方晶窒化硼素焼結体が接合層を介して工具母材に接合されたものであって、立方晶窒化硼素焼結体工具を切断したときの任意の切断面において、立方晶窒化硼素焼結体の表面に凹凸形状を有し、該凹凸形状の面積を上下に二等分し、かつ接合層と工具母材との接合面に平行な直線を基準線とし、基準線と凹凸形状の極大値との距離の最大値と、基準線と凹凸形状の極小値との距離の最大値との和をaとし、凹凸形状において、隣接する極大値間の基準線方向の距離の最大値をbとすると、aは、0.02mm以上0.2mm以下であり、bは、0.02mm以上1mm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐酸化性に優れ化学的摩耗が小さいとともに、機械的強度が高く、負荷の大きな応力を受けた場合でも劈開や機械的な摩耗が生じにくいダイヤモンド焼結体(多結晶ダイヤモンド)、及びその製造方法、用途を提供する。
【解決手段】平均粒径が0.08〜150μmであり、かつホウ素含有量よりも窒素含有量が大きいダイヤモンド粒子が焼結されてなるダイヤモンド領域、及び、非ダイヤモンド領域からなり、ダイヤモンド領域が80〜98体積%であり、ダイヤモンド粒子の表面は、15ppm以上、1000ppm以下のホウ素を含み、ホウ素含有率が3ppm以下の領域が、ダイヤモンド領域の60〜95体積%、及びダイヤモンド粒子間の結合部長さの10%以上を占め、所定比率の空隙を有することもあるダイヤモンド焼結体、その製造方法、このダイヤモンド焼結体を用いる工具、金型、ダイス、又は放電電極材料。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成によりマイクロレンズ透過光と周辺領域透過光との干渉を調整して、ピーク強度の低下やスポット形状の歪みを防止することができるレーザ用マイクロレンズを提供する。
【解決手段】レーザ光が透過し得る材質からなる基板上に少なくとも1つの回折型マイクロレンズが形成されている。前記マイクロレンズ及び当該マイクロレンズの周辺領域は、前記レーザ光を透過させる。前記マイクロレンズは、集光のためのレンズ位相分布とは別に、マイクロレンズを透過したレーザ光が、前記マイクロレンズの周辺領域を透過したレーザ光に対して一様な位相差を有するように、マイクロレンズ内で一定の位相段差Φを有する。前記マイクロレンズは、前記位相分布と位相段差Φとを合わせた断面構造を有する。 (もっと読む)


【課題】別途金属層の被覆作業が不要の上、金属との接合強度に優れるサーメットを提供する。
【解決手段】サーメット1は、Tiを主成分とする硬質相20と、NiおよびCoを含む金属結合相21とを具える。硬質相20が金属結合相21iに結合されてなる基部2と、基部2の表面に金属結合相21iの一部である金属結合相21oで構成される金属層3とを具える。金属層3は、CoよりもNiの含有量が多い。基部2の厚み方向の中央部における金属結合相21iは、NiよりもCoの含有量が多い。そうすることで、別途金属層の被覆作業が不要の上、金属との接合強度に優れるサーメットとすることができる。 (もっと読む)


【課題】切削工具材料を所定形状に切断する際に、切断面の表面が一様に平滑となり、安定した性能を有する切削工具を提供することができる切削工具の製造技術を提供する。
【解決手段】レーザとして、2つの直線偏光レーザをその偏光方向が直交するように合波したレーザを用いて、切削工具材料を切断する切削工具の製造方法。レーザとして、円偏光レーザを用いる切削工具の製造方法。レーザとして、ランダム偏光レーザを用いる切削工具の製造方法。前記製造方法により製造された切削工具。偏光方向が直交する2つの直線偏光レーザの合波レーザの発生手段と、合波レーザを前記切削工具材料に導く光学系とを備えている切削工具の製造装置。円偏光レーザの発生手段を備えている切削工具の製造装置。ランダム偏光レーザの発生手段を備えている切削工具の製造装置。 (もっと読む)


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