【課題】小型のインフレータ及びエアバッグを用いても、乗員の拘束を確実に行う。
【解決手段】 衝突時、シートクッションＳｃに着座している乗員Ｍを保護するための拘束装置である。衝突時、高圧ガスを噴出するインフレータ１と、このインフレータ１から噴出される高圧ガスによって膨張展開するエアバッグ２と、このエアバッグ２の膨張展開時、エアバッグ２の展開位置を規定する複数のリング３ａ〜３ｆを備える。
【効果】 衝突時，エアバッグが膨張展開する際、エアバッグの展開位置を複数のリング３ａ〜３ｆによって規定するので、小型のインフレータ及びエアバッグで着座した乗員を効果的に拘束できる。 （もっと読む）

スクアブ（２）及びバックレスト（３）を備えた車両シート（１）は、子供用スクアブ（クッション）又はブースター（補助）クッション（４）を備えることがある。子供用スクアブ（４）を設ける場合、種々の可動式構成要素が設けられる。移動可能な第１の要素はガイド（１０）であり、シートベルト（７）の一部をガイドする。ガイド（１０）はシートの中心軸（８）に向かって内側に動く。他の可動式拘束要素としては、子供用スクアブ（４）にいる子供の胴体の一方の側に配置され、シートのバックレストから前方に移動する側部拘束手段（６２，６３）及び、ヘッドレストから前方に向かって動く頭部拘束手段（６４，６５）がある。 （もっと読む）

【課題】小型のインフレータ及びインフレータバッグを使用してコスト低減を図かる。また小型のインフレータ及びインフレータバッグを用いても、十分な腰部拘束を果たし得る腰部拘束装置を提供する。
【解決手段】車両衝突の際、着座した乗員を座席に拘束して保護する腰部拘束装置Ａであって、高圧ガスを噴出させるインフレータ７と、高圧ガスにより展開するインフレータバッグ６とを備え、インフレータバッグ６が搭載された底面板１と、その底面板１の前端部１ａに回動可能に取付けられインフレータバッグ展開時に立設される前面板２と、底面板１の後端部１ｂに回動可能に取付けられインフレータバッグ展開時に立設されるカバー板３とで、インフレータバッグ展開時にトライアングル形状の突出空間体１１が形成されるように構成した。 （もっと読む）

【課題】 大量ガスの排出制御を俊敏に行えるエアバックの圧力調整装置の提供を目的としている。
【解決手段】 可動ピン２０が下がって止め状態が解除され、付勢手段２７の付勢力により可動体１５は回り可動して行って、上がっている可動ピン２２にピン当たり突起３７が当たり可動体１５は停止して、この停止位置で受側排出口１８と可動体側排出口３２の重なり状態の完全シャッター開き状態となって、エアバック８のガスを排出して圧力を低下させる。決定された時間が経過すると、可動ピン２２は下がって止め状態が解除され、付勢手段２７の付勢力により可動体１５は回り可動して行って、固定止めピン２６にピン当たり突起３６が当たり可動体１５は停止し、受側排出口１８と可動体側排出口３２が非重なり状態の完全シャッター閉じ状態となる。 （もっと読む）

【課題】ガス漏れ防止や、連結配管と複数のインフレータバッグとの円滑な連結を確保することが可能であるとともに、部品構造が簡単で、コストダウンや良好な組み立て性も確保することが可能であって、インフレータからの高圧ガスを複数のインフレータバッグへ適切に分配供給することができる車両用シートクッションエアバッグ装置の配管構造を提供する。
【解決手段】一対のインフレータバック４のガス導入口５に連結端部７ａが挿入されるとともに、連結配管本体にインフレータが取り付けられ、ガスをインフレータバッグへ分配して供給する連結配管と、弾性素材でリング状に形成されて、インフレータバッグのガス導入口と連結配管の連結端部との間に配置され、連結端部の差し込み操作により外径寸法が増加されてガス導入口と連結端部との間に密着されるシールパッキン８とを備えた。 （もっと読む）

シートベルトプリテンショナ装置はプリテンショナ（７）と制御系（３〜６）とを含み、シートベルトに加えられる張力をプリテンショナ（７）によって制御する。制御系（３〜６）は操舵角の少なくとも増減率（δ’）に対応してプリテンショナ（７）を制御する。第１のプロセッサ（４）は、操舵角と車両の速度とから決定される、シートベルトに加えられる張力の所望のレベルを示す出力を行う。第２のプロセッサ（５）は、操舵角の増減率（δ’）と車両の速度（ｖ_ｘ）とから決定され、所望の張力レベルを示す、同様の出力を行う。セレクタ（６）は２つの張力レベルのうち、最も高いものを選択し、プリテンショナ（７）に適切な信号を送る。
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【課題】乗り心地の悪化を伴うことなく、インフレータバッグ装置の機能を十分に発揮可能な車両用シートを提供する。
【解決手段】乗員が着座するシートクッション１２と；当該シートクッションに緩衝性を付与するシートクッションばね２２と；当該シートクッションばねと上下方向に重ならずに配置される干渉部材と；圧縮された状態で収容されるインフレータバッグ２０と；これに膨張ガスを供給するインフレータとを備えている。前記インフレータバッグは、前記干渉部材を回避するように、当該干渉部材に対応する位置に凹部開口が形成されたバッグ本体と；前記バッグ本体と別部材で成形され、前記凹部開口を覆うように接合される付加部材とから成形される。そして、前記インフレータから供給されるガスによって前記インフレータバッグを膨張展開することにより、前記シートクッションに着座している乗員の腰部を拘束して前方移動を制限する機能を有する。 （もっと読む）

シートベルトプリテンショナ装置は、シートベルトに少なくとも２つの張力レベルを与えるように構成されたプリテンショナ（１７）と、プリテンショナ（１７）を制御する制御系（９〜１６）とを含む。制御系（９〜１６）は、車両（１）の現在または予想される動的状態に関する少なくとも１つの検知パラメータから導かれる少なくとも１つの車両スリップ関数を提供するように構成されている。制御系（９〜１６）は、制御系（９〜１６）が提供するスリップ関数の値に対応してプリテンショナ（１７）がシートベルトに与える張力レベルを選択するように構成されている。
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車両シート１はクッション２及び背もたれ３を含む。ヘッドレスト４は、背もたれに設けられている。ヘッドレスト４は、衝突が発生したときにヘッドレストを前方に移動させる機構７を備えている。ロッキング機構（９）は、ヘッドレストを固定し、所定の信号に応じてヘッドレストの前方移動を防止する。その信号は、所定の過酷さ以上の後方衝突の際に生成することができる。 （もっと読む）

【課題】 リクライニング時のシードバックの傾斜角度に関わらず、加速度センサを常に水平に保つことができるシートベルト装置を提供する。
【解決手段】 シートベルト装置１は、シートバック２に取付可能なシートベルトリトラクタ１０内に水平軸線回りに傾動可能に設けられ、水平方向の加速度を検出する加速度センサ１６と、加速度センサ１６によって検出される加速度に応じて、シートベルトの引出動作をロックするロック機構１７と、シートクッション３とシートバック２との間に配置され、シートバック２の傾動角度を検出し、且つ、傾動角度に応じた回転を出力可能な回転出力部５６を有する角度検出機構５０と、加速度センサ１６の姿勢を制御するため、角度検出機構５０の回転出力部５６の回転を加速度センサ１６に伝達可能なワイヤ７０と、シートバック２の傾動に連動して加速度センサ１６を水平に保つように、回転出力部５６に対するワイヤ７０の回転方向の位相を調整する角度調整機構６０と、を有する。 （もっと読む）