説明

ジャパンパイル株式会社により出願された特許

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【課題】耐震性の向上を図る杭頭縁切り構造において、比較的簡易な杭頭構造により地震の大きさに応じて杭頭に作用するせん断力を制御することができる杭頭構造を提供する。
【解決手段】基礎スラブ2底面と基礎杭1上面との間に、両者の少なくとも一方に水平に取り付けられる鋼板等の滑り板3と、両者の間の摩擦力を調整可能な摩擦調整材4(滑り板表面に塗布されるコーティング材やスリップ剤等の処理材5、砂などの縁切り材6)を設け、前記摩擦力を摩擦係数0.2〜0.5の範囲に調整することにより、上部構造物に作用する水平力が小さい中小地震時に剛接合として当該水平力を基礎杭1に伝達し、前記水平力が大きい大地震時に縁切りして基礎杭1に対して基礎スラブ2を水平移動させる。 (もっと読む)


【課題】 杭保持装置において、装置の高さを低く維持しつつ、先行杭の沈下防止及び杭を孔の中心に位置調整可能にする。
【解決手段】 1チューブに1本のピストンロッドを有する2本の油圧シリンダを、一方の油圧シリンダを前方へ、他方の油圧シリンダを後方へ向けてそれぞれ固定してチャック開閉兼前後駆動用複合油圧シリンダを形成し、その前方向きのピストンロッドを前部のチャック板に、後方向きのピストンロッドを後部のチャック板にそれぞれ連結し、それにより前方及び後方向きのピストンロッドの選択的進退により一対のチャック板の開閉、及び一対のチャック板の開又は閉状態での前後移動を行うようにし、
左右駆動用油圧シリンダを設けた、
杭保持装置。 (もっと読む)


【課題】簡便な手法で既製杭の埋設時における杭芯ずれを防止することにある。
【解決手段】流動状硬化性材料で満たされた杭孔20に既製杭21を埋設する際に、該既製杭21に回転力と押込み力とを伝達するためにその杭頭部に被着される回転キャップ1であって、外周に杭芯が杭孔中心から偏心するのを防止するための杭芯ずれ防止治具が設けられている。杭芯ずれ防止治具は、回転キャップ1の略同心円上に全体としてリング状をなすように配置された位置決め部材11と、この位置決め部材11を回転キャップ1に連結するための連結部材12とからなる。
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【課題】杭先端に拡大根固め球根を築造するための拡大ヘッド拡大掘削刃の拡縮開閉装置において、回転シャフトの回転を利用して拡大掘削刃を確実に開閉でき、出力の大きい開閉駆動源を不要とし、比較的簡単な開閉機構で開閉を可能とし、任意の径の拡大も可能とし、目視で開閉の確認ができるようにする。
【解決手段】回転シャフト4の上部に雄ねじシャフト部分30と雌ねじリング31とベースリング32からなる開閉操作治具20を設け、回転シャフト4に沿って上下移動可能・回転シャフトと共に回転可能な操作ロッド21を設け、正逆回転する回転シャフト4に対して雌ねじリング31の回転を回転停止手段35で停止させ、雄ねじシャフト部分30のねじ回転で雌ねじリング31を昇降させ、この雌ねじリング31の昇降で操作ロッド21を上下移動させて拡大掘削刃を拡縮開閉させる。 (もっと読む)


【課題】杭先端に拡大根固め球根を築造するための拡大ヘッド拡大掘削刃の拡縮開閉装置において、回転シャフトの回転を利用して拡大掘削刃を確実に開閉でき、出力の大きい開閉駆動源を不要とし、比較的簡単な開閉機構で開閉を可能とし、任意の径の拡大も可能とし、目視で開閉の確認ができるようにする。
【解決手段】回転シャフト4の上部に雌ねじ付き外リング32・雄ねじ付き内リング33からなる開閉操作治具20を設け、回転シャフト4に沿って上下移動可能・回転シャフトと共に回転可能な操作ロッド21を設け、正逆回転する回転シャフト4に対して外リング32の回転を回転停止手段34で停止させることで内リング33をねじ回転させつつ回転シャフト4に沿って昇降させ、この内リング33の昇降で操作ロッド21を上下移動させて拡大掘削刃を拡縮開閉させる。 (もっと読む)


【課題】アンボンド処理を実際の構造物に反映できるようにする。
【解決手段】本発明に係る設計方法は、杭、引張材及びコンクリートの仕様をそれぞれ設定し、杭頭接合部の許容曲げモーメントMaを算出し、そのときの杭頭回転角θjを、εを引張材のひずみ度として
θj=εLb/(Dp/2+rs−xno
Lb;曲げ引張側の引張材の埋込み長
Dp;杭の外径
s;引張材の配置半径
no;断面の圧縮縁から中立軸位置までの距離
で算出し、回転剛性Kθを算出し、発生曲げモーメントMθを算出し、Ma以下であるかどうかを判定する。 (もっと読む)


【課題】掘削に伴って土質試料を採取するに際し、実際の深度の土質試料を確実に採取することができるオーガー削孔装置における土質試料採取具を提供する。
【解決手段】回転軸部の外周にスパイラル翼22を有するオーガー削孔装置に設置される土質試料採取具であって、土質試料採取具1は、回転軸部21の外周かつスパイラル翼22の外径範囲内に設置され、回転軸部21の半径方向外方を向くように開口した土質試料の取り込み口4を有する採取ケース2と、縦向きの回転軸線の回りを回動して取り込み口4を開閉するとともに、開放時に先端部がスパイラル翼22の外径範囲外に突出する切削ブレード3とからなり、切削ブレード3は、回転軸部21の掘削方向回転時(a)に取り込み口4を閉鎖し、回転軸部21の掘削方向とは逆方向の回転時(b)に開放して掘削孔壁26の土砂を切削し、切削土砂を取り込み口4を経て採取ケース2内に取り込むようになっている。
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