説明

パナソニック液晶ディスプレイ株式会社により出願された特許

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【課題】IPS方式の液晶表示装置において、初期のDC残像が生じたあと、第2の残像が生じることを防止する。
【解決手段】配向膜113を上層配向膜1131と下層配向膜の2層構造とする。上層配向膜1131は光配向膜でありポリアミド酸エステルを前駆体として形成されている。下層配向膜1132は、上層配向膜1131よりも抵抗値が小さく、かつ、光導電特性も小さい。下層配向膜1132は、PMDAを原料とするポリアミド酸を前駆体として用いず、かつ、スルホン酸基またはカルボキシル基を含むポリアミド酸を前駆体として形成されている。これによって、画素において、光が照射された部分とされない部分における抵抗差が小さくなり、第2の残像の発生を防止することが出来る。 (もっと読む)


【課題】対向電極が平面ベタで形成され、層間絶縁膜を介して櫛歯状の画素電極が形成されたIPS方式液晶表示装置において、対向電極とその上に形成された層間絶縁膜が剥離することを防止する。
【解決手段】有機パッシベーション膜107の上に平面ベタで対向電極108が形成されている。対向電極108の上に層間絶縁膜109を形成する前に、プラズマアッシャー処理を行う。プラズマアッシャー処理によって有機パッシベーション膜107の表面が削れてオーバーハング部であるA部が形成される。プラズマアッシャー処理によって有機パッシベーション膜107の表面が削れるとともに、対向電極108の表面も粗面化されるので、層間絶縁膜109の有機パッシベーション膜107あるいは対向電極108との接触面積が増大し、接着力が上昇する。また、プラズマアッシャーによって対向電極108上のレジスト残りも除去されるので、層間絶縁膜109の接着力が増大する。 (もっと読む)


【課題】TFT基板と対向電極を有する液晶表示装置において、配向膜の膜厚むらに起因する輝度むらを防止する。
【解決手段】
TFT基板10および対向基板20の配向膜は、印刷版から配向膜材料をTFT基板10に転写するオフセット印刷によって形成される。オフセット印刷におけるオフセット印刷機の印刷版の回転方向は、TFT基板10においては、TFT基板10の長軸方向であり、対向基板においては、対向基板の短軸方向である。これによって、オフセット印刷において配向膜に膜厚むらが生じても、膜厚むらに起因する輝度むらを目立たなくすることが出来る。 (もっと読む)


【課題】層数およびフォト工程を減らしたIPS方式の液晶表示装置において、TFTの光電流によるOFF電流の増加を防止する。
【解決手段】ドレイン線104、TFTを構成するドレイン電極104、ソース電極105は、金属と半導体層103の積層構造となっている。ドレイン線104とドレイン電極104とは下層に形成された半導体層103とともに分断されており、この部分を画素電極106と同じ材料であるITOによって形成されたブロック導電膜107によって接続する。バックライトからの光によって発生した光電流は、ブロック導電膜107によって遮断され、TFTに光電流が流入することは無い。したがって、TFTのOFF電流を増大させることなく、フォト数の低減を行うことが出来る。 (もっと読む)


【課題】画素の開口率が大きくすることが可能なマルチドメイン方式の液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】
第1方向に並設される複数のゲート線と、第2方向に並設される複数のドレイン線と、複数のスリットが形成される第1電極と、前記第1電極と重畳して形成される面状の第2電極とを有する第1基板を備え、前記第1電極と前記第2電極との間の電界で液晶を駆動する液晶表示装置であって、前記ドレイン線と前記ゲート線とで囲まれる開口領域は、第1の傾斜角を有するスリットが形成される開口領域と、前記第1の傾斜角と異なる第2の傾斜角を有するスリットが形成される開口領域とからなり、前記第1の傾斜角と前記第2の傾斜角とのスリットが形成される開口領域とが前記第1方向に交互に形成されると共に、前記第1方向に隣接配置される開口領域の内で、前記ゲート線を介して対向配置される一対の前記第1領域と前記第2領域とにより、1つの画素が形成される液晶表示装置である。 (もっと読む)


【課題】画素の輝度のばらつきを低減することができる表示装置を提供すること。
【解決手段】2本の映像信号線DLと、2本の走査信号線GLとによって囲まれた領域A内に2つの画素D1,D2を有する表示装置1において、前記2本の映像信号線DLのうちの1本の映像信号線DLに接続する第1のダミー配線L1と、前記2本の映像信号線DLのうち前記第1のダミー配線L1とは別の映像信号線DLに接続する第2のダミー配線L2と、を有し、前記第1のダミー配線L1および前記第2のダミー配線L2は、前記領域Aの外形に沿って前記2つの画素D1,D2の間の位置まで延在するとともに、前記2つの画素D1,D2の間でそれぞれの端部E1,E2を近傍で対向させる位置までさらに延在する。 (もっと読む)


【課題】ドレイン線と画素電極との層間ずれに伴う寄生容量の変動を抑制し、画素間のLCD特性を安定させた表示装置を提供することである。
【解決手段】
第1の方向に延在し第2の方向に並設されるドレイン線と、前記第2の方向に延在しX前記第1の方向に並設されるゲート線と、前記ドレイン線と前記ゲート線とで囲まれる領域に形成される画素電極とを備える表示装置であって、前記ドレイン線と前記画素電極との間に形成され、前記ドレイン線の延在方向に伸延し、前記ドレイン線に近接する側が当該ドレイン線と所定距離離間して形成される第1の電極を有し、前記第1の電極は、前記ドレイン線と同層に形成され、前記画素電極側の辺縁部が当該画素電極に電気的に接続される表示装置である。 (もっと読む)


【課題】液晶パネルの歪みに起因する色むらの発生を抑えることのできる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置1は、液晶パネル2と、前記液晶パネル2の縁を取り囲む様に構成された支持フレーム4と、を備え、前記支持フレーム4の下辺部41には前記液晶パネル2の下縁2aが載せられる支持部41bが設けられており、前記液晶パネル2の下縁2aは前記支持部41bの上面に接着テープ45を用いて貼り付けられている。 (もっと読む)


【課題】基板切断時の不良を低減した液晶表示装置を提供する。
【解決手段】第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせるシール材と、前記第1の基板と前記第2の基板と前記シール材とで囲まれる液晶封入領域に封入された液晶とを有し、前記シール材は、前記液晶封入領域を構成する全周が閉じた環状の環状部と、それぞれ前記環状部と一体につながっており前記環状部の外側に配置された第1の延在部および第2の延在部とを有し、前記第1の延在部は、前記液晶表示パネルの第1の辺の切断端部まで延在し、前記第2の延在部は、前記第1の辺に対向する前記液晶表示パネルの第2の辺の切断端部まで延在し、前記第1の基板と前記第2の基板とが貼り合わされた状態において、前記第1の延在部のシール幅および前記第2の延在部のシール幅をW1とし、前記環状部のシール幅をW2としたとき、W2≦W1≦1.2W2である。 (もっと読む)


【課題】バックライトからの光がTFT基板端部から漏れて、画面周辺のコントラストを低下させること防止する。
【解決手段】シール部に黒色シール材30をTFT基板10の端部にまで形成し、TFT基板10の端部においてバックライトからの光を完全に遮断する。マザー基板から個々の液晶表示パネルを分離するスクライブ線15の部分には、切断部スペーサ70を表示領域の柱状スペーサ60と同じ材料で形成する。これによってスクライブ線15における黒色シール材30の厚さを小さくできるので、TFT基板100の端部にまで黒色シール材30を形成しても安定してスクライブすることが可能になる。 (もっと読む)


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