説明

株式会社ビー・エム・エルにより出願された特許

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【課題】PCSK9の血液検体における検出を行う意義を明らかにして、臨床的な有用性を確立し、提供すること。
【解決手段】各段階のヒトPCSK9に結合するモノクローナル抗体を作出し、当該モノクローナル抗体に基づくPCSK9の検出系を用いて、血液検体中のPCSK9を定量することにより、家族性高コレステロール血症を含めた高コレステロール血症と動脈硬化の検出を行うことが可能であることを見出した。つまり、血液検体中のヒトPCSK9を当該成分に対する抗体を用いて定量し、当該定量値に基づいて家族性高コレステロール血症を含めた高コレステロール血症を検出する高コレステロール血症の検出方法を提供し、かつ、同様に血液検体におけるPCSK9の定量を行い、当該定量値を指標として動脈硬化を検出する動脈硬化の検出方法を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。 (もっと読む)


【課題】新たな動脈硬化のマーカーを見出し、これを用いた動脈硬化の判定手段を提供すること。
【解決手段】ヒト血液検体における可溶性ソルチリンを定量検出することにより、動脈硬化を判定することが可能であり、上記の課題を解決し得ることを見出した。この動脈硬化の判定は、動脈硬化の進行度の判定、動脈硬化性疾患の発症リスクの判定、動脈硬化性疾患の検出、及び、動脈硬化性疾患の治療効果の判定、からなる群から選ばれる1種以上を含む。 (もっと読む)


【課題】 試料中のヒトパピローマウイルス(HPV)の優勢型の効率的な判別方法を提供すること。
【解決手段】ヒトパピローマウイルスのリアルタイムPCR法による検出に際して用いる、遺伝子増幅産物量と熱サイクル数の関係を示す二次元チャート平面において、熱サイクル数の範囲毎に分割された平面領域を5〜10整数領域作成し、当該分割領域は、最小の熱サイクル数の範囲を示す領域と最大の熱サイクル数の範囲を示す領域に挟まれた平面領域が、3〜8整数領域に等分割されており、被験試料に異なる遺伝子型のヒトパピローマウイルスが存在する場合に、最小のCp値を与える遺伝子型のヒトパピローマウイルスが属する前記5〜10分割領域と、最大のCp値を与える当該5〜10分割領域同士が隣り合わない場合に、当該最小のCp値が属する分割領域に属する1種以上の遺伝子型のヒトパピローマウイルスを、他の遺伝子型のヒトパピローマウイルスに対して優勢型であると判定する、ヒトパピローマウイルスの相対定量方法、を提供することにより、上記の課題を解決することを見出した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、精神遅滞を伴う多発性奇形症候群の疾患について、ヒト染色体の増幅あるいは欠失の有無を解析しその原因を明らかにし、本疾患の判別法を提供することを課題とする発明である。
【解決手段】本発明は、ヒト染色体の3p26.1-3p25.3領域のヘミ接合体欠失を検出することにより、精神遅滞を伴う多発性奇形症候群を判別することを内容とし、好適には、当該3p26.1-3p25.3領域の一部を含む核酸と検体核酸とのハイブリダイゼーションにより、当該染色体領域のヘミ接合体欠失に基づいて発生するシグナルを検出することにより行われる。 (もっと読む)


【課題】カンプトテシン類の制癌剤に対する薬剤耐性癌細胞を検出可能な新たな遺伝子マーカー、かつ、当該マーカーを用いたカンプトテシン類の制癌剤に対する薬剤耐性癌細胞の効率的かつ網羅的な検出手段を提供する。
【解決手段】特に副作用が重篤で、癌患者に投与する頻度が高い制癌剤として、カンプトテシン類の薬剤耐性癌細胞株と親癌細胞株における遺伝子増幅または欠失を解析することにより、癌細胞の薬剤耐性獲得に関連する新たな遺伝子マーカーとして、ABCB6遺伝子、ABCB10遺伝子、ABCE1遺伝子、BCL2L2遺伝子、BCL2L10遺伝子、および、BCL2L1遺伝子からなる群のABCトランスポーター系遺伝子またはBCL2ファミリー遺伝子から選ばれる1種以上の遺伝子の増幅を検出することにより、当該被験癌細胞における、カンプトテシン類の制癌剤に対する薬剤耐性の獲得を検出し得る。 (もっと読む)


【課題】精神遅滞を伴う多発性奇形症候群の疾患について、ヒト染色体の増幅あるいは欠失の有無を解析しその原因を明らかにし、本疾患の判別法を提供する。
【解決手段】ヒト染色体の10q24.31-10q25.1の領域のヘミ接合体欠失を検出することにより、精神遅滞を伴う多発性奇形症候群を判別する方法。好適には、当該10q24.31-10q25.1の領域の一部を含む核酸と検体核酸とのハイブリダイゼーションにより、当該染色体領域のヘミ接合体欠失に基づいて発生するシグナルを検出することにより行われる。 (もっと読む)


【課題】牛肉の基となっている牛の品種を、実際に売られている牛肉を材料として効率的に鑑別する方法、殊に、生産量が多く、かつ、不当表示などの偽装工作の対象となる可能性が高い第一代交雑種やホルスタイン種の肉が、黒毛和種由来の肉として販売されているような場合、これを非黒毛和種由来の肉であると鑑別できる方法を提供する。
【解決手段】遺伝子多型のうち、1種以上の特定の多型マーカーを指標として、遺伝子増幅法により被験牛の遺伝子DNAを検出することにより、当該被験牛が黒毛和種か否か等を鑑別する方法。 (もっと読む)


【課題】癌に対する鋭敏性に優れた癌マーカーを見出し、これを基にした癌の検出方法と癌検出用キットを提供すること。
【解決手段】体液検体における、DLD(dihydrolipoamide dehydrogenase)の蛋白質の全部若しくは一部、あるいは、当該蛋白質の全部若しくは一部に対する抗体の検出を行い、当該蛋白質量あるいは抗体量に応じて増加する検出値が、標準の検出値よりも大きな値である場合、若しくは、標準では検出されないにもかかわらず検出された場合に、これらを被験者における癌の存在又は癌への進行の即時的な若しくは経時的な指標とする、癌の検出方法、並びに、本検出方法を行うための癌検出用キット、を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。 (もっと読む)


【課題】卵巣癌に対する鋭敏性に優れた自己抗体マーカーを見出し、これを基にした卵巣癌の検出方法と癌検出用キットを提供すること。
【解決手段】体液検体における、GDI、Ezrin、MVP、及び、PheRSからなる群から選ばれる1種又は2種以上の蛋白質の全部若しくは一部に対する抗体の検出を行い、当該抗体量に応じて増加する検出値が、標準の検出値よりも大きな値である場合、若しくは、標準では検出されないにもかかわらず検出された場合に、これらを被験者における卵巣癌の存在又は卵巣癌への進行の即時的な若しくは経時的な指標とする、卵巣癌の検出方法、並びに、本検出方法を行うための卵巣癌検出用キット、を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。 (もっと読む)


【課題】食道癌に対する、遺伝子レベルの新たな検出方法を提供すること。
【解決手段】食道上皮細胞における特定の103種類の遺伝子の変異、例えば、(1)当該遺伝子発現値の低値若しくは高値への偏り、(2)当該遺伝子のゲノムDNAのメチル化、又は、(3)当該遺伝子がコードする蛋白質レベルの低値若しくは高値への偏り、を指標として、当該食道上皮細胞の癌化を検出する、食道癌の検出方法を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。 (もっと読む)


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