説明

石油資源開発株式会社により出願された特許

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【課題】フィッシャー・トロプシュ合成のスラリーから高活性な触媒粒子を、選択的に分離して、反応器にリサイクルさせる。
【解決手段】スラリー中に含まれる触媒を2段階で磁気分離し、第1の高勾配磁気分離工程により高い磁性の粒子を分離して、これは高活性であるので反応器にリサイクルし、第2の磁気分離では、低い磁性の粒子を分離して、これは系外に排出して、高活性な残留触媒を選択的にリサイクル可能となる。 (もっと読む)


【課題】FT合成粗油に含まれる残留触媒を回収、再使用するとともに、残留触媒を低減した合成油を取得するが、この触媒は微粉化しているので、合成の反応性状等に悪影響がある。
【解決手段】磁気分離工程を2段階分離工程とし、第1の液固分離工程で粒径の大きな触媒を回収、再使用し、第2の液固分離工程では微粉化した残留触媒を分離して、系外に排出し、かくして残留触媒が低減されたFT合成油が取得される。 (もっと読む)


【課題】FT合成粗油に含まれるワックス分は、これを分解してより軽質分として燃料油得率を向上させるのが有利であるが、FT合成粗油に含まれる磁性粒子がワックス分に濃縮され、ワックス分の水素化分解反応等に影響を及ぼす可能性がある。
【解決手段】ワックス留分に含まれる磁性粒子を高勾配磁気分離機により処理温度100〜450℃で分離除去する。 (もっと読む)


【課題】 水素分離工程からのオフガスを、再度、プロセス中に取り込んで原料として再利用し、原料原単位を上げることのできる新規な合成ガスの製造方法を提供する。
【解決手段】 合成ガス製造工程で製造される合成ガスを、フィッシャー・トロプシュ油製造工程に入る前の段階で一部分岐させて分岐ラインを形成し、当該分岐ラインが水素分離工程に至る前に、合成ガスを水性ガスシフト反応により水素濃度を高めるシフト工程を設け、シフト工程の後工程として設置される水素分離工程において分離された残存ガス(オフガス)を、合成ガス製造用原料として、前記合成ガス製造工程に循環使用するように構成する。 (もっと読む)


【課題】磁性が小さく活性の低いフィッシャー・トロプシュ合成の残渣触媒粒子を、選択的に分離し、系外へ排出するとともに、残渣の低減されたフィッシャー・トロプシュ合成粗油を取得する。
【解決手段】活性が低下した触媒は磁性が低下していることから、2段階で残留触媒を分離し、第1の高勾配磁気分離工程により高い磁性の粒子を分離して、これはリサイクルし、第2のろ過器による分離では、捕捉した磁性の低い粒子を系外に排出して、かくして活性の低下した触媒を選択的に除去して、反応効率を向上させると共に、残渣の低減された、清浄なフィッシャー・トロプシュ合成粗油を取得する。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ合成スラリーに含まれる残留金属粒子を磁気分離により残留金属粒子を除去するに際し、該残留金属粒子は酸化状態では磁性が弱くなる可能性がある。
【解決手段】磁気分離工程の前処理として、水素処理工程を別個に設けて、金属粒子を還元状態とし、かくして磁気分離工程の磁気分離効率を向上させる。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ合成粗油に含まれる磁性粒子の濃度を低減することで、磁気分離工程の洗浄効率の低下を抑制し、磁性粒子の分離効率を高めた、フィッシャー・トロプシュ合成粗油の製造方法を提供する。
【解決手段】反応器10で合成されたFT合成粗油は、磁気分離工程の前処理として別個に設けられた液固分離器20による液固分離手段で、触媒粒子等の固形分と、液体炭化水素を含んだ液体分とに分離して、続いて高勾配磁気分離器30で、液固分離器20で分離できなかった触媒粒子を含む液体分を磁気分離手段で触媒粒子等の固形分と液体炭化水素を含んだ液体分とに磁気分離する。 (もっと読む)


【課題】FT合成で得られたワックス留分を原料とする水素化分解工程において、水素化分解触媒の活性低下の原因となる物質が生成するのを抑制し、安定的な水素化分解工程の運転を可能とする、水素化分解工程の原料を貯蔵するワックス留分貯蔵タンクの管理方法を提供すること。
【解決手段】フィッシャートロプッシュ合成によって生成したワックス留分を水素化分解するまでの間貯蔵するタンクの管理方法であって、
前記タンク内を温度90〜130℃に維持するとともに、タンク内の雰囲気を不活性ガス雰囲気下に維持することを特徴とするワックス留分貯蔵タンクの管理方法。 (もっと読む)


【課題】GTLプロセスの改質工程に管式リフォーマーを用いる水蒸気改質法や炭酸ガス改質法を用いる場合における熱利用効率の改善を図る。
【解決手段】天然ガスから各種炭化水素油を製造する方法であって、天然ガスとスチーム及び/又は炭酸ガスとを、改質触媒を充填した管式リフォーマーを通して合成ガスに変換する合成ガス製造工程、製造された合成ガスをフィッシャー・トロプシュ反応させてフィッシャー・トロプシュ油を製造するフィッシャー・トロプシュ油製造工程、製造されたフィッシャー・トロプシュ油を水素化処理及び蒸留することにより各種炭化水素油を製造するアップグレーディング工程からなり、合成ガス製造工程で発生する余剰の熱を回収し、回収した熱をアップグレーディング工程における水素化処理及び/又は蒸留用の熱として利用することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】地盤沈下を発生させずに、埋蔵されている水溶性天然ガス及びヨウ素のほぼ全量を回収することができ、更に、採掘後の貯留層にCOを長期間漏洩することなく安定的に貯留することができる二酸化炭素溶解水による水溶性天然ガスの回収方法を提供する。
【解決手段】生産井5よりも構造下位に設けられた圧入井4から地層水2が存在する貯留層に、地層水2よりも高密度のCO溶解水3を圧入し、このCO溶解水3により地層水2を生産井5に向けて押し上げる。このとき、貯留層内の圧力が静水圧になるように、CO溶解水3の圧入量と地層水2の汲み上げ量とを調節する。次に、生産井5から汲み上げた地層水2を、水溶性天然ガス12とかん水13とに分離し、更に、かん水13からヨウ素を回収する。そして、ヨウ素回収後のかん水は、COを混合してCO溶解3水として再利用する。 (もっと読む)


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