説明

国立循環器病センター総長により出願された特許

141 - 150 / 159


【課題】温和な条件でゲル粒子が製造され、生理活性物質の変質も防止されるドラッグデリバリシステム用ゲル粒子の製造方法と、この方法によって製造されたゲル粒子を提供する。
【解決手段】エオシン化ゼラチン等の可視光架橋物質と、還元糖などのハイドロゲンドナーと、生理活性物質とを親油性液体に添加して分散させ、次いで可視光を照射して分散粒子を光架橋させてゲル化させ、このゲル化粒子よりなるゲル粒子を得る。 (もっと読む)


本発明は、インスリン様成長因子−1(IGF−1)を使用する慢性重症心不全を処置するための新規方法に関する。より詳細には、本発明は、心臓移植以外に治療手段のない慢性重症心不全患者に、IGF−1を一定期間投与することによって、該患者における心血管の機能および症状を改善する方法に関する。1つの局面において、本発明は、慢性重症心不全患者における心血管の機能および症状を改善する方法を提供し、該方法は、該患者に治療有効量のIGF−1を一定期間投与する工程を包含し、該患者における心血管の機能および症状の改善がIGF−1処置の休止後において持続する。 (もっと読む)


【課題】温和な条件で人工赤血球が製造され、ヘモグロビンの変質も防止される人工赤血球の製造方法と、この方法によって製造された人工赤血球を提供する。
【解決手段】エオシン化ゼラチン等の可視光架橋物質と、還元糖などのハイドロゲンドナーと、ヘモグロビンとを親油性液体に添加して分散させ、次いで可視光を照射して分散粒子を光架橋させてゲル化させ、このゲル化粒子よりなる人工赤血球を得る。 (もっと読む)


核酸を凝集体とし、この凝集体の周囲にカチオン性ポリマーを含むベクターを配置させて核酸を酵素から保護することができるベクターを提供する。分岐鎖を有するポリマーよりなるベクター。好ましくはベンゼン環に対し3,4又は6分岐鎖が結合している。分岐鎖数は多いほど好ましい。分岐鎖はビニル系アクリル重合体が好ましい。このベクターは、ジチオカルバメート系化合物と分岐鎖用アクリルアミド系モノマーとを反応させることにより合成できる。
(もっと読む)


【課題】血管等の管腔内に挿入された状態でポリマーに緩みや皺が発生せず、しかも管腔内壁に密着させるための拡張量も少なくて済むステントと、その製造方法を提供する。
【解決手段】ステント1は、ステント本体10がポリマーフィルム2によって内外両周面が被覆されたものである。ステント本体10はニッケル・チタン合金等の形状記憶合金製であり、この形状記憶合金の変態温度は生体の体温よりも低い。ステント本体10を変態温度よりも低い温度で若干縮径させ、ポリマーフィルム2で被覆する。ステント1が変態温度よりも高温度におかれており、しかもバルーンによる強制的な拡張が施されていない状態にあっては、ステント1は、最大口径よりも若干小径の準最大口径となっている。 (もっと読む)


【課題】生体内へ埋入した人工物の周辺に形成される管状の組織体よりなり、血管との縫合が容易な人工血管を提供する。
【解決手段】棒状の人工物(マンドレル)1を用意すると共に、このマンドレル1の両端にスポンジ状の保形部材2を装着する。保形部材2付きのマンドレル1を生体内に埋入すると、マンドレル1及び保形部材2の外面に組織体3が付着する。なお、スポンジ状の保形部材2内にも組織体が入り込み、スポンジ状保形部材2の空孔の大部分ないし全てが組織体で埋まる。そこで、この埋入物を生体から取り出し、マンドレル1を引き抜く。これにより、組織体よりなり、両端に保形部材2が設けられた人工血管4が得られる。 (もっと読む)


【課題】微細な血管にステントを設置するために、細い口径のままでステントを装着できるステントデリバリーアッセンブリーを提供する事が本発明の課題である。
【解決手段】本発明は、カテーテル先端に第一線構造体を配置し、その第一線構造体へ装着した自己拡張型ステントの外周を極細径の第二線構造体で巻きつけた、新規なステントデリバリーアッセンブリーを提供するものである。上記の第二線構造体の先端は可溶性樹脂で第一線構造体へ固定されているのでステントの自己拡張は抑制されるが、電気または熱エネルギーを印加することにより可溶性樹脂は溶解し、ステントは開放されて自己拡張する。本発明のステントデリバリーアッセンブリーは、バルーンや鞘を使用しないために、ステントをマウントした際の径をステントの径に限りなく一致させることが可能であり、より細い血管へステントをデリバリーすることが可能となり、患部までの経路において血管壁の傷害を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】血管等の管腔内に挿入された状態でポリマーに緩みや皺が発生せず、しかも管腔内壁に密着させるための拡張量も少なくて済むステントを備えたステントデリバリシステムを提供する。
【解決手段】ステント1は、ステント本体10がポリマーフィルム2によって内外両周面が被覆されたものである。ステント本体10は変態温度が生体の体温よりも低い形状記憶合金製である。ステント1がバルーン40を介してカテーテル30の先端部に外嵌され、金属細線aが巻き付けられ、ステント本体の自己拡張力による拡径が阻止されている。ステント1を留置予定位置に送り込んだ後、金属細線a,bの接合部を通電により切断すると、細線aによる束縛が解除され、ステント1が最大口径よりも若干小径の準最大口径となる。そこで、バルーン40によってステント1を拡張させ、血管50の内周面に密着させる。 (もっと読む)


【課題】血管等の管腔内に挿入された状態でポリマーに緩みや皺が発生せず、しかも管腔内壁に密着させるための拡張量も少なくて済むステントを備えたステントデリバリシステムを提供する。
【解決手段】ステント1は、ステント本体10がポリマーフィルム2によって内外両周面が被覆されたものである。ステント本体10は変態温度が生体の体温よりも低い形状記憶合金製である。ステント1がバルーン40を介してカテーテル30の先端部に外嵌され、シース1内に挿入されている。ステント1をシース21から送り出すと、ステント1が最大口径よりも若干小径の準最大口径となる。バルーン40によってステント1を拡張させ、血管50の内周面に密着させる。 (もっと読む)


【課題】無菌保証され、患者へ即投与が可能な、非ウイルスベクターを使用した医薬組成物を提供する。
【解決手段】分子中にカチオン性ブロック鎖及び非イオン性ブロック鎖を有する高分子化合物と核酸を親水性溶液中で混合することで得られる医薬組成物であって、前記高分子化合物が、多官能性化合物を核とし該核から複数の高分子鎖が結合していることを特徴とする分子構造を利用したことで、無菌保証された状態で、生体内に直接投与が可能となった。生体内では多臓器で遺伝子の発現が確認され、遺伝子治療用の医薬組成物として有用であることが確認された。 (もっと読む)


141 - 150 / 159