説明

国立循環器病センター総長により出願された特許

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【課題】虚血性疾患に対する新規な血管新生促進治療薬を提供する。
【解決手段】1−ベンジル−4−[(5,6−ジメトキシ−1−インダノン)−2−イル]メチルピペリジン(ドネペジル)及び/又はその塩を含む虚血性疾患に対する血管新生促進治療薬。ドネペジルは血管内皮細胞、心筋細胞、骨格筋細胞に作用して、血管内皮増殖因子の発現を誘導し、血管新生を促進する。本発明による血管新生促進治療薬を用いた血管新生療法の場合、患部への直接的な投与以外に、経口投与、経血管投与が可能である。 (もっと読む)


【課題】滲出液の吸収能力が高く、透明性に優れ、良好な力学物性を有し、また形状自由性及び患部への装着性能に優れると共に、優れた創傷治癒効果を有する創傷被覆材を提供すること。
【解決手段】水溶性有機モノマーの重合体と、水膨潤性粘土鉱物とから構成される三次元網目構造を有する高分子ヒドロゲルを創傷被覆材として使用することにより、滲出液の吸収能力が高く、透明性に優れ、良好な力学物性、形状自由性及び優れた患部への装着性能を示すと共に、高い創傷治癒効果を有する創傷被覆材を実現できる。 (もっと読む)


【課題】生体皮下組織から細胞が容易に侵入、生着し、毛細血管が構築されることで皮下組織との癒着が頑強に得られ、その結果、創傷部を外界と隔絶し、治癒機転における細菌感染等の増悪因子を防御し、ダウングロースの進行を抑制し、トンネル感染を始めとする各種の感染トラブルの少ないカフ部材及びカフ部材ユニットを提供する。
【解決手段】カフ部材2は、フランジ部3と筒状部4とを有する。カフ部材2は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂で形成された、平均孔径10〜500μmで、見掛け密度が0.01〜0.5g/cmの、連通性のある多孔性三次元網状材料よりなる。フランジ部3の上面の外周縁と内周縁との間に凸条3tが周設されている。凸条3tの内側領域に対しパッド5が重ね合わされ、チューブ6が挿通される。 (もっと読む)


【課題】生体皮下組織から細胞が容易に侵入、生着し、毛細血管が構築されることで皮下組織との癒着が頑強に得られ、その結果、創傷部を外界と隔絶し、治癒機転における細菌感染等の増悪因子を防御し、ダウングロースの進行を抑制し、トンネル感染を始めとする各種の感染トラブルの少ないストマーを提供する。
【解決手段】ストマー1は、フランジ3とパッド5とを有する。ストマー1は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂で形成された、平均孔径10〜500μmで、見掛け密度が0.01〜0.5g/cmの、連通性のある多孔性三次元網状材料よりなる。フランジ3の上面の外周縁と内周縁との間に凸条3tが周設されている。凸条3tの内側領域に対しパッド5が重ね合わされ、接着される。 (もっと読む)


【課題】形成される組織体の厚みを飛躍的に厚くでき、しかも組織は成熟して毛細血管を含む血管を大量に新生させることができる組織体を提供する。
【解決手段】表面の少なくとも一部にピリジン誘導体を含有し、ピリジン誘導体を放出させるピリジン誘導体含有層が設けられている人工物を生体内へ埋入し、該人工物の周辺に組織体を形成させる。このピリジン誘導体としては、ニコチン、ニコチン酸、ニコチン酸エステル、及びニコチン酸アミドからなる群から選択される少なくとも1種が好適である。 (もっと読む)


【課題】血管新生作用を有するニコチン等のピリジン誘導体を皮下組織又は筋組織へ直接注入することができる血管新生材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともピリジン誘導体と感光基とを導入したゼラチン修飾体に光照射して架橋することにより形成されたゲルからなる血管新生材及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】大型化しても生体組織が深部にまで浸潤している人工組織と、この人工組織を製造するための生体埋込部材とを提供する。
【解決手段】連通性のある多孔質三次元網状構造の合成樹脂よりなる多孔体と、該多孔体に保持されたピリジン誘導体を含むゼラチンゲルとを有してなる生体埋込部材。この生体埋込部材を生体に埋め込み、器質化させる。 (もっと読む)


【課題】N,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に4個以上有する化合物をイニファターとしてスター型重合体を光照射リビング重合によって効率よく合成することができるスター型重合体の合成方法及びこの方法により製造されたスター型重合体よりなるベクターを提供する。
【解決手段】N,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に4個以上有する化合物をイニファターとする光照射リビング重合によるスター型重合体の合成方法であって、非極性溶媒中にモノマー及びイニファターを溶解させてなる原料溶液を調製する工程と、該原料溶液中に光を照射する第1の光照射工程と、光照射した溶液をアルコールで希釈する希釈工程と、希釈された溶液に光照射する第2の光照射工程とを有することを特徴とするスター型重合体の合成方法。この方法により製造されたベクター。 (もっと読む)


【課題】生体内へ埋入したマンドレルの周辺に形成される管状の組織体よりなる人工弁を有し、血管との縫合が容易な人工血管を提供する。
【解決手段】先端が三尖弁形状となっている棒状のマンドレル1をスポンジ状の円筒形骨格基材2に差し込む。骨格基材2付きのマンドレル1よりなるアッセンブリを生体内に埋入すると、マンドレル1及び骨格基材2の外面に組織体3が付着する。なお、スポンジ状の骨格基材2内にも組織体が入り込み、スポンジ状骨格基材2の空孔の大部分ないし全てが組織体で埋まる。そこで、このアッセンブリを生体から取り出し、マンドレル1を引き抜く。これにより、組織体よりなり、人工弁5が設けられた人工血管4が得られる。 (もっと読む)


【課題】人工弁付きのステントを提供する。
【解決手段】ステントは、ステント本体10の外周が、ポリマーフィルムで被覆され、さらにその外周が生体内で形成された結合組織体層によって被覆されたものである。棒状体の外周にステント本体を嵌合させるようにして装着してアッセンブリとし、このアッセンブリを生体に埋入し、アッセンブリの外周に結合組織体を形成する。この組織体付きアッセンブリを生体から取り出した後、棒状体を抜き、ステントが得られる。この組織体を切込加工することにより人工弁4が形成されている。 (もっと読む)


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