説明

フタムラ化学株式会社により出願された特許

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【課題】多孔質の形成と酵素の担持固定を簡便化すると共に、目的に応じた構造体の設計も容易とし、さらに量産性にも優れた酵素固定多孔質構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】酵素10の凝集物からなる酵素粒子11、あるいは事後的に溶解除去が可能であるデンプン等の粒子体に酵素を付着させた酵素付着粒子を熱可塑性樹脂20に混入して所定形状の成形体25Aに成形した後、成形体内部に含まれる酵素粒子の部分、もしくは酵素付着粒子の粒子体を溶解除去して成形体内部に連通状の空洞部21を形成するとともに、酵素粒子の他の部分、または粒子体に付着させた酵素を空洞部内面24に担持固定させる。 (もっと読む)


【課題】糊化したデンプンに超音波を照射した後に、乾燥することで吸水性を発現させることができ、極めて容易に製造することができる。また、安全性が確立され安価に調達容易なデンプンを原料として、良好な吸水性を有し、使用後の廃棄処分等も容易に行うことができる吸水性処理デンプン及び前記吸水性処理デンプンよりなることを特徴とする食品用結着剤を提供する。
【解決手段】原料デンプンの糊化物に超音波を照射して乾燥した吸水性処理デンプンである。また、膨潤容積Vaが、3≦Va≦20を満たし、膨潤重量Waが、1.5≦Wa≦10を満たす。さらに、前記原料デンプンはコーンスターチである。加えて、前記吸水性処理デンプンよりなる食品用結着剤である。 (もっと読む)


【課題】紡糸に際し凝固用の多量の塩類を用いることなく、安価なデンプンを原料としたデンプン繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】ワキシーコーンスターチまたはもち米デンプン、あるいはワキシーコーンスターチまたはもち米デンプンの糊化物に超音波を照射して得た微分散デンプンを高アミロペクチン含有デンプンとして用い、このデンプンを水に分散しデンプン水分散液を得て、前記デンプン水分散液に1価アルコールを添加してゲル状物を相分離して、前記ゲル状物をモノフィラメントに紡糸する。 (もっと読む)


【課題】面状体でありながら気体、液体等の各種流体の流通性を獲得し、必要により構造体としての強度維持や、内部空洞により発揮される流体の流通性、並びに内部空洞に封入された封入物により得られる諸機能も備えた面状構造体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】有機高分子化合物からなるフィルム状物またはシート状物の面状体11の内部に中空管路20aを形成した面状構造体10Aであり、さらに面状体の内部に粒状空洞部を備え、併せて封入物を内包する。中空管路は長さ方向に揃うまたは分岐しており面状体の面方向に延びている。面状構造体の製造に際し、基材に事後的に溶解可能な管路予定被溶解物、必要により事後的に溶解可能な粒状被溶解物も含めて被溶解含有物とし、被溶解含有物を所定の面状成形体に成形した後、面状成形体に含まれる管路予定被溶解物を溶解する。 (もっと読む)


【課題】柔軟性、耐ブロッキングおよび粘着性に優れ、必要時に剥がし易く、広幅製品の生産性に適し、粘着付与剤の添加や粘着剤塗布を必要としないためクリーンな二軸延伸自己粘着性プロテクトフィルムを提供。
【解決手段】自己粘着層(X)/中間層(Y)/非粘着層(Z)の順に構成される少なくとも3層の積層フィルムにおいて、(Y)は、プロピレン単位を98〜99.9重量%の範囲で含むプロピレン−エチレンランダム共重合体成分(a1)60〜70重量%、およびプロピレン単位を70〜80重量%の範囲で含むプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体成分(a2)40〜30重量%からなる、プロピレン系樹脂組成物(A)30〜100重量%と、プロピレン単独重合体(B)70〜0重量%とからなリ、自己粘着層(X)は、水添スチレン系エラストマー(C)50〜75重量%とプロピレン系重合体(D)50〜25重量%と非粘着層(Z)からなる。 (もっと読む)


【課題】セルロース質又は澱粉質の活性炭原料を乾燥後に粉砕して粒径を制御した粉砕材料を用いることにより、吸着性能や脱離性能等の優れた特性を有する活性炭を得ることができる活性炭の製法を提供する。
【解決手段】セルロース質又は澱粉質の活性炭原料を乾燥し粒径0.1mm以下に粉砕して粉砕材料を得る粉砕工程と、前記粉砕材料と活性化成分とを混合し所定形状に圧縮成型して成型品を得る成型工程と、前記成型品を乾燥し焼成して焼成品を得る焼成工程と、前記焼成品を粉砕する粉砕工程とからなることを特徴とする。前記活性炭原料の粉砕工程における粉砕が、臼によるすりつぶしによってなされる場合や、前記成型工程における活性化成分が、塩化亜鉛よりなることがある。 (もっと読む)


【課題】包装用フィルムからなる包装体の被包装物と接する面側全体の滑り止め性を発現させることにより、包装体内の場所による滑り止め性能の偏りを受けることのなく、袋詰め品の生産効率上昇に寄与でき、しかも製造工程数の少ない滑り止め性を改善した包装用フィルムを提供する。
【解決手段】被包装物と接する内接触面11側となる内側表面層10と包装外面31となる外側表面層30とこれらの間の中間層20とを有する積層フィルム1Sであって、内側表面層は融点を135℃以下とするプロピレン−αオレフィンランダム共重合体50〜100重量%と水添スチレン系エラストマー0〜50重量%とからなり、かつ該内側表面層にはコロナ処理が施されていると共に、中間層は実質的に帯電防止剤を含有していないプロピレン単独共重合体からなる。 (もっと読む)


【課題】酸処理、加熱処理、または酵素処理等の既存の製法に依存することなく、比較的低廉に難消化性画分の割合が高められた難消化性処理デンプンを提供する。
【解決手段】原料デンプンの糊化物に超音波を照射して液状化したのちに乾燥したことを特徴とし、得られた難消化性処理デンプン中の難消化性画分が、重量比において前記原料デンプンの難消化性画分の少なくとも2倍以上に上昇しており、同じく得られた難消化性処理デンプン中の難消化性画分が、当該難消化性処理デンプンの少なくとも10重量%以上を占めている性質を有する難消化性処理デンプンである。 (もっと読む)


【課題】比較的安価かつ容易に成形でき、油分吸着のための吸油剤を用いることなく、構造体自体の特性により吸着した油分の保液性能に優れ、取り扱いの簡便な吸油性連通多孔質構造体を提供する。
【解決手段】内部が、事後的に水、酵素、有機溶媒に溶解可能な被除去物の溶解により形成された平均最大径を100μm以下とする粒状空洞部同士を連通させた連通多孔質体として構成され、当該連通多孔質体はポリオレフィン系樹脂、生分解性樹脂の樹脂基材の表面に粒状空洞部は開口する。さらに、粒状空洞部内に活性炭を吸着材として封入する。 (もっと読む)


【課題】柔軟性、透明性、耐ブロッキングおよび粘着性に優れ、必要時に剥がし易く、広幅製品の生産性に適し、クリーンかつ安価に製造することができる二軸延伸自己粘着性プロテクトフィルムを提供する。
【解決手段】自己粘着層/中間層/非粘着層の順に構成される少なくとも3層の積層フィルムであって、
中間層は、特定のプロピレン系樹脂組成物(A)50〜100重量%とプロピレン単独重合体(B)50〜0重量%とからなり、
自己粘着層は、水添スチレン系エラストマー(C)50〜70重量%と特定のプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(D)50〜30重量%とからなり、
非粘着層は、特定の要件を満たす成分であることを特徴とする二軸延伸自己粘着性プロテクトフィルムなどを提供した。 (もっと読む)


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