説明

フタムラ化学株式会社により出願された特許

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【課題】連通多孔質体を用いることにより微生物の安価かつ簡便に保存と共に迅速かつ大量の培養も可能とする微生物の保存方法と、これに微生物を付着した微生物保存部材、さらに微生物保存用多孔質シート状物の製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂基材の内部に空洞部12同士が連通した連通多孔質体13を形成すると共に該樹脂基材の表面に空洞部が開口している多孔質シート状物10Aを多層化して多孔質多層構造体を形成し、多孔質多層構造体を微生物の懸濁液中に浸漬して多孔質多層構造体の空洞部内に微生物を付着させる微生物保存用多孔質シート状物であり、事後的に溶解可能な粒状被溶解物を樹脂材料に混入して所定のシート状物に成形し、この後に粒状被溶解物を溶解することによりシート状物の内部に空洞部を有する多孔質体を形成することによって製造する。 (もっと読む)


【課題】毒性物質の選択吸着性能及び吸着容量に優れた活性炭からなる経口投与用吸着剤の提供。
【解決手段】フェノール系樹脂を原料とする、平均細孔直径が1.8nm以上、細孔直径7.5〜15000nmの細孔容積が0.25mL/g以上、BET比表面積が1000〜3000m/g、平均粒径が20〜1000μm、かつ、充填密度が0.4〜0.6g/mLである活性炭からなる経口投与用吸着剤。 (もっと読む)


【課題】安価に入手でき、しかも量産に適した原料から製造可能な炭素固体酸を提供するとともに、当該炭素系固体酸の製造に好適な調製条件を満たす製造方法を提供する。併せて、濃硫酸や発煙硫酸を用いた反応よりも効率を高めた製造方法も提案する。
【解決手段】スルホン酸基が導入された以下に定義されるBET比表面積が3〜1600m2/gである多孔質炭素からなり、前記多孔質炭素のスルホン酸基量が、0.2mmol/g以上であり、三酸化硫黄または三酸化硫黄を含有したスルホ化剤をセルロース含有原料または植物系原料に接触させてスルホ化する。または、植物系原料に塩化亜鉛またはリン酸を含浸した後、予備炭化として加熱処理して得られたものを、さらに濃硫酸または発煙硫酸中、あるいは三酸化硫黄のガス中または液中でスルホ化として加熱処理する。 (もっと読む)


【課題】多孔質構造体における内部空間の大きさを制御してバイオリアクターの内外の物質移動を容易としながらも封入した生物体がバイオリアクターの反応系からその外部へ拡散することを低減した生物体封入バイオリアクター用構造物及び生物体封入バイオリアクター、並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】事後的に溶解可能な粒状物同士が当接する部位の最大口径を被封入生物体の体長よりも小とする第1被溶解物120と樹脂材料100とを混合して外側混合物を得て、事後的に溶解可能であると共に空間部104を形成するための空間部形成材料130の周囲を外側混合物により被覆して被包構造体101を形成し、被包構造体において第1被溶解物及び空間部形成材料を溶解することにより、第1被溶解物の除去に起因した多孔質空洞部103のさらに内側に空間部形成材料の除去に起因した空間部を備えた多孔質構造体106を形成する。 (もっと読む)


【課題】耐ブロッキングと粘着性に優れ、剥がし易く、広幅製品をクリーンかつ安価に製造できる二軸延伸自己粘着性プロテクトフィルムを提供する。
【解決手段】自己粘着層/中間層/非粘着層の順に構成される少なくとも3層の積層フィルムにおいて、下記(イ)〜(ホ)の要件を満たす二軸延伸自己粘着性プロテクトフィルム。(イ):中間層は、プロピレン系樹脂組成物とプロピレン単独重合体とからなる。(ロ):自己粘着層は、スチレン系エラストマー、プロピレン−α−オレフィンランダム共重合体および脂環族系炭化水素樹脂とからなる。(ハ):自己粘着層は、コロナ放電処理が施され、かつ粘着強度が0.01〜0.2N/25mmである。(ニ):非粘着層は、プロピレン単独重合体と密度が0.94g/cm以上のポリエチレンとの重合体組成物からなる。(ホ):非粘着層は、粗さ(Ra)が0.30μm以上、かつヘーズが30%以上である。 (もっと読む)


【課題】帯電防止性ポリエステル樹脂フィルムの製造に際し、フィルム自体の帯電防止性能を確保しつつ、静電印加キャスト法を適用して安定した製膜を可能とし、製造効率を向上できる帯電防止性ポリエステル樹脂フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】第1ポリエステル樹脂組成物と第2ポリエステル樹脂組成物のそれぞれを溶融押出しにより吐出しながら積層して少なくとも2層からなる積層体を形成し、電極55からの電圧印加により積層体を回転冷却体53に密着させてフィルム状に成形するポリエステル樹脂フィルムの製造方法であり、積層体において回転冷却体と密着する側に第1ポリエステル樹脂組成物よりなる非帯電防止層11を形成すると共に、電極と対向する側に第2ポリエステル樹脂組成物よりなる帯電防止層12を形成し、第2ポリエステル樹脂組成物に練り込み式の帯電防止剤を含有する。 (もっと読む)


【課題】降水量が多くなっても果実表面への水分の付着を極力抑制し、果実の不良の低減に寄与することができる果実上部を被覆するための取り付けが容易かつ耐久性を備えた果実保護笠のための果実保護笠用シートを提供する。
【解決手段】シート状物同士を重ね合わせて果実Fの上部を被覆するようにした果実保護笠用シートにおいて、当該シート状物は四角形もしくは円形であり、四角形のシート状物1Aの一辺の中間点13または円形のシート状物の外周上の点と当該シート状物の中心点11を結ぶ切込部12を有しており、このシート状物は、防水フィルムからなる表面層、再生セルロース由来の繊維状物の不織布からなる中間層、樹脂製帯状物の平織りの合成樹脂織布からなる裏面層を備え、低密度ポリエチレンの押出ラミネートにより積層化してなる。 (もっと読む)


【課題】温室内の保温効果を向上させて暖房に要する燃料消費量を減少させると共に、温室内の結露、作物の損傷も抑制可能な温室用保温シートを提供する。
【解決手段】再生セルロース由来の繊維状物からなる不織布12の両面に低密度ポリエチレン層13,13を押出ラミネート法により積層した積層シート11であって、不織布の目付量は20〜60g/m2であり、積層シートにおける波長800〜2600nmの赤外線分光吸収率が15%以上とする。また、積層シートの一面側に合成樹脂織布21の補強層20を貼り合わせる。 (もっと読む)


【課題】 透明性が損なわれること無く、ブリードによる被着体への汚染が低減され、帯電防止性能(特に表面抵抗率が1010Ω/sq.以下)が付与されたポリエステル樹脂組成物およびそれからなるポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 主たる繰り返し単位の90モル%以上がエチレンテレフタレートからなるポリステル重縮合体(A)と、少なくとも一成分として脂環式炭化水素基を有するモノマー成分を含有するポリエステル重縮合体(B)と、イオン液体(C)とを含有することを特徴とする帯電防止性樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】 水素発生源としてのアルミニウム微粒子の品質を損なうことなく長期間保存することができる技術を提供し、アルミニウム微粒子への水の供給量を制御することにより、所要量の水素を安定的に供給することができる技術を提供することである。
【解決手段】 本発明の水素発生材料は、アルミニウム又はアルミニウム合金の微粒子をガスバリア性水透過膜により包装したものである。好ましくは、本発明の水素発生材料のガスバリア性水透過膜は、ガスバリア性膜と水透過膜との複合体である。 (もっと読む)


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